
スキーに行った友人のビッグホーンです。
→その記事:
かぐらスキー4月(フォトアルバム)
クロカン四駆というのは、日本では90年前後に非常に流行りましたが、やはりパジェロやランドクルーザーが主流でしたね。
その中にあっていすゞのビックホーンは異彩を放っていました。
以前、ホンダのクーペに乗っていて、スキー用に四駆がほしいと思って購入検討したことがあります。
2台持ちとなるわけで、ランクルやパジェロと同格のビッグホーンは手が届かず、サーフになりましたが、思えば独身時代は余裕がありました。
いすゞは今も大手のトラックメーカですが、当時販売店は乗用車を併売・整備する造りなので、販売員も整備のつなぎ作業服を着て対応、みたいな店も多かったんですよ。
で、ビックホーンの中身ですが、新型になってもいつまでも垢抜けなくて、高級感や便利さの演出が足りず、武骨なトラックの印象が残っていました。
ミューやビークロスといった一見おしゃれな四駆もありましたが、内装はビッグホーンと同じ小型トラックでした(笑)
でも、こういったモデルはそこが良かったですね。
パジェロの記事でも書きましたが、クロカン四駆モデルは日本車の中では頑丈なだけでなく、多少古くなっても、また汚れてもみすぼらしく見えない迫力みたいなものがあります。
走行性能で言えば、決していいものではなく、走破性能も常人でこれを必要な人はまれで、販売数の大半は過剰投資と思います。
でもこういったモデルにしかない価値観があり、長く乗るなら有りな選択だと思います。
このビッグホーンは、昨年までアウトバックに乗っていた友人が中古車を探す中で一目ぼれして手に入れたもので、まだ7万キロしか走っていないそう。
アウディで7万というと、そろそろ値がつかなくなるころでしょうが、この手のモデルではようやく慣らしが終わったというところでしょうか(笑)
しかも珍しいガソリンエンジンモデル。都内も走れます。
よく車のことがわからないからプラドにした、という事はあり得るでしょうが、今ビッグホーンに乗る人は間違いなくこの車に乗る意思がありますね。
ごくたまにビッグホーンを見かけますが、みなよく手入れされている感じの車ばかりです。
当時四駆選びで検討していたマツダのプロシードマービーという車種もありました。
マービーはホイールベースが3mもあり、スキーが2m前後の時代に車内に積みやすく、ほしかったのですが、今は目にすることは途絶えました。
消滅した車を目にするのが楽しいのはなぜでしょうか。
クロカン四駆は燃費も悪く環境にも経済にも好評価されないかもしれませんが、長く乗れる車に惚れて長く乗る、というのは、人にとっても道具にとっても幸せなことと思います。
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Posted at 2015/04/30 08:15:23 | |
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