今度こそ完了

S13用アームから新品のニスモブッシュを抜き取り、もとのZ32用アームに移植。
今までのように冶具をボルトでねじ込んで抜こうとしても、バーナーで炙ろうが、ラスペネかけようがびくともしません。ボルトは曲がるしねじ山はナメるし、固着がすごいようです。
ならばとバーナーでインナーを焼いて抜き取り、皮をタガネで切りながら抜き取りましたが、その時ハウジングに傷が付いたので、やすりと400番のパーパーで均しましたが、傷は多少残りました。
新品のブッシュは冶具ですんなり抜くことができ、いざZ32のアームに圧入しようとするも、あと３ミリというところから入っていきません。
メガネの上に乗って体重掛けてもびくともしません。強引に入れようとしたら、ボルト３本がねじ切れました。
あと３ミリなのに・・・
一旦ブッシュを抜いてみたところ、ハウジングの傷がブッシュ表面をひっかいて滑らかに滑らない状態でした。
本来ツルツルなハウジングの傷の均しが足りないようなので、更にハウジングとブッシュをペーパーがけして均し、やっと圧入できました。
表面を極力滑らかにすることが如何に重要かわかりました。
取り付けの際、ボルト、ナットは新品を使用しました。

KTSのメンバーカラーを取り付け、アライメント調整しました。
デフの音がダイレクトに伝わるので、走行時の音は少し大きくなりました。
メンバーカラーとブッシュがニスモになったことで、乗り心地は硬くなりました。
好みはありますが、不快な硬さではなく、全体がシャキっとしてサスの動きがわかる感じです。
普段はショック減衰を一段戻してもいいかもしれません。
色々コメントしましたが、これからブッシュ交換にチャレンジする人の参考になればと思います。