エンジン再始動への道
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
ヤフオクで落札したSR(161000円)を受け取りに、愛車サンバーとともに愛知・渥美半島へ
不動車、タンクキャップ開かない、走行182kmっていう不思議な状態の車両を、ロープで縛りまくる
キレイといえばキレイだが、錆も結構目立つ
なんでも、廃業した農家から農機具を買い取る業者が、このバイクも乗らないから持ってって〜と買取り、ヤフオクへ出品となったらしい
ともあれ、納屋に9年間眠っていたSR400(ほぼ無走行)との付き合いが始まった(2019.5.18)
この時は簡単に直ると思っていたし、念願のSRを手に入れて上機嫌だったなぁ
2
自宅へ着く前に、馴染みのヤマハへ持っていくと、まさかの先月で廃業(今の時代バイク屋はキツイって言ってた)してた
仕方ないので、従兄弟のバイク屋へ寄ってハナシをすると...「なんでそんなの買っちゃったの💦」と
従兄弟曰く、
タンクキャップ開かないのは、タンク内のガソリンが腐ってタンクを錆させて固着してるから
付随して、ガソリンの通り道は全て侵されている可能性がある
この作業に慣れてないと大変だぜー
と、脅されて帰宅
とにかく、フェールタンクを降ろして作業開始
3
タンクキャップが開かない
従兄弟の言うとおり、ラスペネ(WAKOSの)吹いて放置して、クリクリとネジるも...2週間やっても変化なし
最後はタンクキャップの鍵穴の上端と下端にドリルを一発ずつぶち込んで、マイナスドライバーで思い切りひねったら開いた
久しぶりに感動した
で中を確認すると、、、サビ
それ以上にヒドイのが腐ったガソリン
出るわ出るわ、脂ぎった泥のような猛烈に臭いヤツ
これの掃除に2週間費やすことに
なお手が猛烈に汚れるため、写真は撮れず
4
タンクの掃除を終え、サビ取り剤(AZ MOrs-001)を入れて放置
その間に、燃料ポンプを開けると
恐怖を覚えるほど汚れて臭い
これもキャブクリーナーで吹いて掃除
燃料ポンプのケースもサビ取り
その後動作確認したら、結局作動せず⤵︎
新品に交換することに
燃料ポンプAssy(24000円)
5
タンクの錆取りが引き続く中、エンジンオイル交換と、クラッチの確認
従兄弟のバイク屋曰く、
何年もエンジンかけてないSRのクラッチは、オイル切れしてる可能性高いから、一度バラしてオイルを塗った方がいい
最悪、クラッチ握ってもクラッチが切れないことがおる
とのコトで、クラッチ板を外してオイルを塗って戻す
もちろんガスケットも交換
6
サビ取り完了
エアーをぶち込んで強制乾燥
全て組み込んで、、、祈る気持ちでキック
エンジンは虚しく沈黙を続ける
7
やはりココもか?
と、インジェクションを疑う
従兄弟はキャブクリーナーとかで、掃除すれば復活するかもと言うし、ヤマハの人はそんな事では復活しないと...人によって判断が別れるもんなんだな
結局、トラブルの解決の為にはインジェクションを新品にして、問題を1つづつクリアにできると考えた
インジェクション(10000円)
8
再び祈りながらキック
沈黙
今度は燃料ポンプの音もしない
何故だ、、、キルスイッチが切れる
再び祈りながらキック
やったー!!!
9年ぶりの鼓動が蘇った
またも感動する
しかしまだまだ苦難は終わらない
つづく
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