今夜のF1アブダビGPで
世界中を巡って、22戦に渡った
2022年のシーズンが終わります。
昨夜は予選がありました。今年の流れが
そのまま予選順位に反映したかのような結果となりました。
TOP3チームが6位まで独占
その後ろはノリス、オコン、ベッテル(やっぱり凄い)、リカルド(10位→グリッド13)、アロンソと
実力者やチャンピオン経験者が続き
その後ろに角田裕毅(12位→グリッド11)ですから、あのマシンで大したものです。
昨年は決勝レースで4位だったこのコース
やはり相性が良いみたいですので期待できますね。
2日前の18日(金)
Good News がありました。
【画像加工済】
F1アブダビGPのアクションがスタートする前日17日(木)の夜
全20名のF1ドライバーが集まってディナーを囲み
セバスチャン・ベッテルを送別したそうです。
4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは
今日のレースを最後にF1界から引退します。
【画像加工済】
19名の中には、自身もシートを喪失する者もいるわけですが
それだけ、ベッテルが皆から好かれていることの証なのだろうと思われます。
このディナーを計画したのはルイス・ハミルトンであることを明らかにしたそうです。
全ての費用をルイスが持ったとか...
いや、レーシング・スーツを身に付けていないF1ドライバーの集合写真は珍しい。
GPDAはキミ・ライコネンが長年加入しなかったりとか
いろいろ確執があるのでしょうが、皆さん良い表情をしていますよね。
そして、同じく今夜25時から
日本代表には頑張って欲しい。
前回、ベスト16でベルギーに逆転負けした悔しさを晴らしてもらいたい。
自分が応援している国が、あと2つあります。
初出場は開催国カタールのみ、あとは複数回出場する国ばかりですが
長い時間を経てカムバックして来た国2つがそれです。
1ヵ国目はカナダ。
9大会36年振り2回目の出場です。
前回の出場は1986年、メキシコで開催された13回目のW杯で初出場でした。
参加国は24ヵ国で、北中米は1枠の時代。
メキシコが開催枠で予選から外れたことが大きく、米国もまだ常連ではなく、
北中米カリブ海予選の1次2次リーグと勝点を積み上げて本大会出場となりました。
本大会はアルゼンチンが決勝で西ドイツを3対2で下し
2回目の世界王者となりました。
マラドーナがイングランド戦(因縁)で見せた
『神の手ゴール』や『5人抜きゴール』が有名ですね。
カナダ代表はグループリーグでソ連・フランス・ハンガリーと組み合わさり
0勝3敗、0得点5失点で敗退しました。
今大会の北中米カリブ海予選では
メキシコや米国が入っているシード5ヵ国外の3国の1国として
最終3次予選に挑みました。
FIFAランクでは、8ヵ国中7番目です。
ホーム&アウェー14試合で8勝4分2敗
勝点でメキシコと並びましたが得失点差で見事な1位通過となりました。
今大会は1986年大会のリベンジとして
まず初得点、そして初勝点が期待されますね。
グループリーグはベルギー・クロアチア・モロッコとの組み合わせです。
アルフォンソ・デイビスがいますね、バイエルンの。
所属チームでは左SBですが
代表チームでは高めのポジションに入り
抜群のスピードと破壊力を見せます。
ブンデス史上最速って、どれだけ速いんでしょう...
伊東や三苫と競争させたい!
もう1ヵ国は、ウェールズ。
実に16大会64年振りで今回最長、こちらも2度目の出場です。
前回の出場は1958年、スウェーデンで開催された6回目のW杯ですね。
参加国は16ヵ国の時代。
アジア・アフリカ枠は1ヵ国でしたが、スーダンがイスラエルとの対戦を拒否した為、
イスラエルが一旦は代表となりました。
しかし、1度も試合をせずに予選通過というのはFIFAでも問題視されたとのことで
欧州予選各組2位の中から抽選(!)されたウェールズとの
大陸間プレーオフが開催されることとなり
ウェールズがこれを制して本大会出場を決めたのです。
国際情勢がスポーツに影響を及ぼすことは21世紀の現代でも変わっていませんね...
各組2位の中にはウェールズと同じく2勝2敗であったり2勝1分1敗の国も複数ありましたし
3勝1敗で敗退したポーランドもある中での抽選は、現在では首を傾げたくなりますが
当時ルールを決めていなかったのなら、最も平等で公平な結果だとも言えそうです。
チャンスは平等に、ということなのでしょう。
結果、ホーム・ネイションズ4協会が
(イングランド、北アイルランド、スコットランド、ウェールズ)
揃って本大会出場権を得た唯一の大会なのです。
何か裏がありそうな話ではありますが...
決勝でブラジルがスウェーデンを5対2で破り
史上4ヶ国目の優勝国となった大会です。
この大会で当時17歳のペレが世界の舞台にデビューを果たしました。
最近、映画にもなりましたよね。
ウェールズ代表はグループリーグでスウェーデン・ハンガリー・メキシコと組み合い
0勝0敗3分、2得点2失点でハンガリーと同勝点
ハンガリーは1勝1分1敗、6得点3失点でしたが
勝利の勝点が2点の時代ですからね。
得失点差でもハンガリーが上なのですが、ルールでプレーオフです
何とグループリーグで!
これを2-1で制して、グループリーグ突破、ベスト8です。
サッカーのルールや決まりごとって、こうして積み上げられてきたのでしょう。
決勝トーナメントでは優勝したブラジルに当たってしまい
ペレの一撃により 0-1で敗退しました。
今大会の欧州予選では、ベルギー・チェコ・エストニア・ベラルーシと同組
2位で通過しプレーオフへ。
プレーオフではオーストリアと準決勝
スコットランドとウクライナとの勝者と決勝のステージとなりました。
ロシアが入った別組では対戦拒否が起き(当然ですが)
最終的にロシアは排除されました。
64年経っても、世界は何も変わっていません。
ぜひ動画を観てください。
ウクライナ代表のプレーを見ていると胸が熱くなります。
フットボールって、本当に生き方そのものです...
今大会は噓偽りのない、実力での出場となりました。
グループリーグはイングランド・USA・イランとの組み合わせです。
何といっても、ギャレス・ベイルがいますね。
レアル・マドリーは戦力外になり、今はMLSに在籍なのかな。
絶対的なエースでキャプテンです。
念願だったW杯に出られてよかったです、この選手は...
ウェールズに敗れたウクライナの戦いも。
ウクライナ代表チームの思いを背負って、ウェールズには活躍してもらいたいです。
取り敢えず、今夜はF1最終戦を楽しんで
そして、水曜23日は初戦のドイツ戦を全力で応援して
グループリーグ突破を願うことにします。
ハイプレスでボールを奪取して、ゲーゲンプレスを搔い潜ってビルドアップ
そのままゴール前へ持ち込む...
くさび役の大迫を外したのは、その戦い方故なのでしょう。
ぜひ見せてもらいましょう、ドイツのマークが外れ続ける様を。
初出場とか、何十年振りとかの出場とかに弱いんですよ、自分...
甲子園は故郷の出場校よりも
そのような学校に応援に熱が入って涙する、とかね。
あぁ、また寝不足な日が続きそうで... 実に楽しいです。
Posted at 2022/11/20 10:03:31 | |
トラックバック(0) |
SPORTS | スポーツ