妻と休日が重なったので
梅雨の合間に山梨県東部の山へ登って来ました。
えぇ、標高1297m、低山です。
以前から、この山の名称が気にはなっていました。
『二十六夜山(にじゅうろくやさん)』
同名の山が他にもあるので、都留市のこの山は道志二十六夜山とも呼ばれています。
名前の由来は月の出を待つ二十六夜待ちという江戸時代の行事に由来があるそうです。
かつて村人たちは山頂で飲食などを共にしながら月が出るのを待って
道志山塊から上がる月を拝む行事をしていました。
この行事は旧暦の正月と7月26日の夜に行われていたそうです。
今回この山を選んだきっかけは、この記事を読んだことでした。
前回の登山の投稿は、昨年の 3月
午前中には下山して
温泉に浸かった後は昼食と一緒に吞み(ノンアルですよw)
買い物をして、夕方には帰宅するという
我が家の低山登山ルールがあるので、朝4時に出発です。
中央高速を下り、談合坂SAで朝食を摂りました。
すき家の和食定食、身体を動かす日の朝は和食に限ります。
これは中央高速を使う登山時のルーティーンですね。
大月JCTで富士五湖方面へ。
南へ、というか富士山の方向へ向かっているので
この道は富士山が目に入り、テンションが上がります。
すぐの都留ICで下りました。
コンビニで飲物や軽食、行動食を手に入れて
都留市街から走行10分程でしょうか
下山後の入湯を前提の第二駐車場へ停めて準備に掛かります。
そうそう、長者ケ岳で駄目になった登山靴は新調しています。
もちろん keen !
トレッキングポールは、ずっと mont-bell の伸縮するものを使っています。
軽くて丈夫で折りたためられ、長さを微調整できる、最高です。
Tの字になっていて、実は一度通り過ぎました〜
登山道を遮るように、倒木が何本も横たわっていました。
登山道は、あまり整備されていません。
しばらく歩き、沢を対岸へ渡ります。
ここで休憩。
このチェアも折りたためて携帯に便利です。
山中では腰掛けるところさえない状況というのは、よくありますから。
妻の機嫌、ここまではよかったのに...
ルートに表記されている 『かっちゃ石』 というのは、巨大な岩石です。
この隙間で雨風を凌いでいたのでしょうか...
枝を支えるふうに置くのは、お約束ですね。
岩の隙間からの湧き水、冷たくて美味しかったです。
飲むとパワーアップするかも⁉
(それは「超神水」ww)
最後の急登はキツかった...
妻は終わらない急登の先をトレッキングポールで指し示し
先行する私に無言のプレッシャーを与えてきました...
山の選択は自分なので...
登頂
えぇ、妻を先に通しましたよ...
暑さと妻への対応で、結構疲れが...
今回は火器を持参せず、氷を入れたマグボトルを。
麓のコンビニで購入したアイスコーヒーを注いでいただきました。
戸沢というのは、車を停めた辺りの住所です。
この山の頂上へのルート
反対方向の今倉山と赤岩のピークを通って来る方がメジャーです。
下りでは休憩を取らなかったように思います。
終わりが見えて来て、妻の足取りも軽いですね。
車が見えて来ました。
下山後すぐに温泉、いいですねぇ。
駐車場に到着
良い道具があると安心ですし、身体も楽に感じます。
登りはなんと、登山者に遭うことはありませんでした。
頂上で、今倉山から入って赤岩を経由して来た男性と一緒になりました。
下りは男性と女性の方に、すれ違いでそれぞれ挨拶を交わしたのみ。
この数日前は連日で大雨でしたので
登山道が落ち葉や枝で覆われるのは仕方がないにしても
倒木はどうかな、と思ってしまいます。
画像にあった登山道を遮る倒木は、上側を平面にして凸凹にカットしてあり
滑らないように加工はしてくれていました。
それでも乗り越えて、ですからね。
同じ状況ですが、輪切りに切り取って
隙間を通れるようにしてある倒木もありました。
ルートが曖昧なポイントが多くあり、表示が必要なところになかったりと
自分たちのような初めての登山者には、少々不親切に感じられました。
メインのルートではなく、登山者も少ないのは理解できますが
公式に紹介しているルートですからね。
登山は自己責任だと思っています。
しかし低山とはいえ、冬季ですが遭難死亡事故のあった山ですから
関係者には、もう少し頑張ってもらいたいものです。
温泉に入って、館内の食堂で二人とも冷たい蕎麦をいただきました。
妻も、もう機嫌がよいようです。よかった、よかった。
入湯料はJAF割引有
野菜と土産を調達しました。
いつもは帰りのSAかPAで食す妻のジェラードですが
今回は高速での帰りに寄らずに、ここで食べてしまうとのこと。
桃とバニラ味
この頃から、上りの中央高速があんなことになっているとは
知る由もなく...
当日、18日(日)の中央高速下りは大渋滞...
大月ICから乗ったのですが、ちょうど悪いタイミングだったようで
談合坂SAの前くらいから表示や情報が始まる始末で
事故が続き、他に旧車の故障も重なったとのこと。
次の上野原ICで下りて(ここまでで軽く2時間) 道志道へ入り
再度、相模湖を渡って20号線合流
大垂水峠を抜けて高尾山裏から都内へ入りました。
行きは家を4時に出て、朝食や買物へ寄っても 6時には駐車場へ着いたのですが
帰りは14時に道の駅を出て、23区西端の自宅へ戻ったのが
何と 20時、6時間も掛かりました。
3倍ですね、これでもましな方だったようですよ。
日曜の日帰りでこれは、一週間が辛くなりますね。
ということで、一週間遅れの投稿になったわけです。
愚痴と言い訳なんですけれどね... www
Posted at 2023/06/25 19:58:31 | |
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