
今日から2泊3日で福岡~山口方面へ。
福岡空港へ向かう関西空港の第二ターミナルへやってきました。
時刻は朝6:00。まだ旅行支援キャンペーンが始まっていない時期でしたが、そこそこの人出です。
とりあえず搭乗手続きだけすませて朝ごはんを買いにコンビニへ。

のんびりターミナル内のベンチで朝ごはんを食べてたら、なんとなく人のざわめきが多くなってきました。ふと見てみると保安検査場へむかう列がえらい行列になってます。
飛行機の出発時刻の7時までまだ45分以上ありましたが、急いで列に並びます。

思いのほか早く保安検査場を抜けれましたが、その後ほどなく搭乗開始のアナウンスが。
すっかり見慣れた色の飛行機に乗り込みます。

福岡空港までは1時間と少しのあっという間のフライト。
5年前に来た時は改装工事中だったので、その時と比べて随分綺麗で明るく、そして広く感じます。

空港からレンタカーを予約していたので、その案内を探して歩いていたのですが全く見当たりません。インフォメーションカウンターで訪ねてみると、レンタカーの受付は空港の外にあるとのこと。立て看板でも置いてほしいところです。

教えられた出口から外にでました。良い天気です。

外に出てあるくこと3分。見つかりました。

今回は3人での旅行なので、車種指定でヤリスにしました。
一番安いプランを申し込んで、ボロボロの車だったら3人乗せて走るのつらいですからね。
レンタルしたヤリスはハイブッリドではないけれど、特に動力性能に不満もなく、燃費も20km/ℓ以上走ってくれて、良い選択でした。

福岡空港から高速を走る事1時間と少し。
休憩もかねて関門海峡の九州側にある「めかりPA」に立ち寄ってみます。

九州側から関門橋と一緒に本州側を眺めてみると、泳いで渡れる・・・とまでは言いませんがかなり近い。
人や自転車は地下通路を徒歩で渡るというのも納得。

北九州側の景色です。
日本海と太平洋を結ぶ海峡で捕れる魚は美味しいでしょうか。

売店で美味しそうな「かきの種」を発見しましたが、5袋入りとサイズが大きいので、後ろ髪をひかれながらスルー。

まだ10時半ですが気持ちはすでに「唐戸市場」で食べる海の幸へ。
・・・・が、この日は日曜日。
週末、祝日は「活きいき馬関街」と呼ばれる市場みたいなものが開催されていて、寿司バトルと言われるほど、豊富な店が立ち並び、かなり活気を呈するようです。
そんな日に偶然立ち寄る事になったのは、ラッキーでもあり、またアンラッキーなことでもありました。
不慣れな場所のため、一度駐車場入り口を間違ったのが運のつき。
そこで入っていればまだ比較的空いていてそのまま駐車場に入れたものを、引き返そうとしてもあちこち一方通行で、大きく迂回しなければ戻れず、そんなことをしているうちに、迷う前に走った道が、戻ってきたときにはすでに混んでいて、車がほとんど進まなくなっていたのです。焦ります。本当に焦ります。
ようやく市場の敷地内にまで入る事ができましたが、もうすでに唐戸市場の駐車場は満車のようでなかなか進みません。
そんな時、嫁さんが反対方向に曲がれば隣の商業施設「カモンワーフ」の駐車場に行けるんじゃないかと言い出しました。このまま列に並んでいてもいつ駐車場に入れるか分からないですし、カモンワーフ方向は空いていたので、とりあえず向かう事にします。辿り着いてみると開業時間前だった「カモンワーフ」の駐車場はまだいくつか空きがあり、無事駐車することができました。
嫁さんのナイスプレイ!

当たりまえですが、馬関街の中も激込み。
そんななかで美味しそうな店をリサーチします。

ここでとにかく「のどぐろ」の炙り握りが美味しそうだった店で、お寿司を購入。
その向かいの店では骨なしのフグのから揚げをゲットしました。

馬関街にはイートインスペースがないので、外にでて食べる場所を探します。

ですがあちこちピクニック状態で、なかなか適当な場所が見つかりません。

なんとかスペースを確保して、下関の海の幸を頂きます。
・・・・・・う、美味い!!
今まで色々美味しいと言われる場所でお寿司を食べてきましたが、自分の口にはこの下関のお寿司が一番うまし!!!
フグのから揚げもなんでこんなに旨いのか。
決して安くはないですが、それでも店で同じネタを食べるよりははるかに安い。
ここのお寿司は本当に最高でした。

食べ終わった後は駐車した隣の「カモンワーフ」へ。

どんな店があるのか冷やかしで眺めてから次の目的地へ向かいます。

秋吉展望台にやってきました。

ここはカルストで有名なとこですね。
10年ほど前はここを車で走り抜けただけなので、今回は歩いて探訪してみます。

ボランティアガイドの方の話をしばらく聞いてから、のんびりと散策してきました。

10年前に秋吉鍾乳洞で食べて美味しかった「夏ミカンソフト」。
ここでもやっぱり売ってました。そんでやっぱり食べてしまうんですね。

歩き回った後は、車窓からの観光です。
嫁さんと運転を変わってもらって、写真を撮る事に集中。

今回走って気づいたのですが、秋吉台を車で走るなら南下するルートの方が楽しめます。今回は下関から北上するルートだったので、進行方向よりも振り向いた景色の方がダイナミックでした。

さて次の目的地「別府弁天池」へやってきました。

限りなく透き通った湧き水で有名なトコらしいです。
神社の境内にあり、けっこう観光客が来ていました。確かに水の透明度は抜群です。

さらに北上すること30分。日本海側までやってきました。
ここで日本海に浮かぶ青海島(本土とは橋で繋がってはいますが)周辺の観光遊覧船に乗ります。

こんな感じでいろいろ周遊コースがあるのですが・・・・

この日は外洋が荒れ気味だということで、「観音洞コース」と呼ばれる約60分のショートコースのみの運行でした。

ピンク色のクジラかイルカを模した船に乗り込みます。

ではでは行ってみましょう。

島の南側の内海はまだ穏やかな波でしたが・・・・

外洋にでた途端に波が荒くなりました。

よくある穴の開いた奇岩があったり
そんな景色を眺めながら30分ほどすると

二つの洞門が開いた岩が見えてきました。

どうやら左側のやや大きめの洞門に船で入っていくようです。

洞門に入り込んだところで、デッキにでてみると意外なほどの迫力。
デッキからは写真がうまく撮れなかったので、船室から撮ってみます。

なかなか楽しいクルージングでした。
船を降りたら、潮吹きのパフォーマンス。これでこの船はクジラだと認定。

その後は船乗り場と併設されている道の駅「センザキッチン」で、土産物の下見をして

この日の宿、長門湯本温泉にある「山村別館せせらぎ亭 しぇふず」へ。

夕食まで1時間ほど時間があったので、温泉街を流れる深川川沿いを散策してみました。

宿泊する宿は温泉街の入口近くで、周辺には廃業したホテルなどがあって寂れた雰囲気なのですが、そこから奥に歩いてゆくと整備された歩道になり、最近建てられたばかりのような施設が目に入ってきます。
ここは温泉施設の「恩湯広場」。

もう少し進むとあの星野リゾートがプロデュースする高級旅館「界」がありました。
この辺りは星野リゾートが整備した一帯のようです。

川床で喫茶ができるところがあったり(もう閉まってましたが)

足湯があるようです。

6時前で流石に肌寒くなってきていたので、浸かってみました。
気持ちいいです🎵

少し薄暗くなってきてライトアップされた「竹林の階段」。
日曜の夕方のせいかそれほど人も多くなく、ゆったりとした気持ちで散策を終えて、いよいよ楽しみの夕食です。

最近旅行に行っても、ビジネスホテルに泊まって、夕食は外に食べに行く事が多かったので、「旅館の夕食」は久しぶりです。
「しぇふず」の名前のとおり、満足の夕食でした。