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ブリスターのブログ一覧

2024年03月19日 イイね!

ベトナム紀行5日目 ~五行山パワースポット参り~

ベトナム旅行も今日が最終日
といってもダナン空港20:30分発の便に搭乗予定なので、ホテルに迎えが来るのが17:30分。
まだまだ時間があるので、五行山へと向かいます。



チケットを購入して



エレベーターで昇ってゆくのですが・・・・



平日にも関わらず、思っていたより行列ができていました。



五行山とは「グエン朝」第2代皇帝ミンマン帝が名付けた、5つの山の総称で、古代中国で生まれた自然哲学「陰陽五行説」もとに、金・木・水、火、土の要素の名が付けられているそうな。
昇っているのは「水山(Thuy Son)」と名付けられた山で、写真の山が残り4つの山という事らしい。
ですがそもそも4つの山に認識できないので、当然どれがどの山か分かりません。



エレベレータを降りて最初に現れたのはサーロイ塔(Xa Loi Tower)
7層の内部の階段を上がると真っ白いお釈迦様が祀られているそうですが、この後の行程を考えて、ここは昇らず外から眺めるだけにしてスルーします。



さらに進むと下方にリンウン寺(Linh Ung Pagoda)が見えます。
これも綺麗な建物ですが、少し下って見学するということは、帰りは少し登らないといけなくなるのが自然の法則。ここも眺めるだけにしてとりあえずスルーします。



少し下ってたくさん登るの繰り返し。
下った分、登る距離が増えるのも自然の法則。



登った分、目的地に近づくのも自然の法則。頑張れ、オレ。



なんか見えてきました。



登りの階段が見えないだけで嬉しくなります。



ホアギエム洞窟の入口です。



観音像が彫られています。
目的のフィエン・コン洞窟はこの先のはず。



さらに先へ進むと急に広場が目に入ってきました。フィエン・コン洞窟です。



まさに五行山最高のパワースポットという売り文句がぴったりの場所。



パワーチャージしてきました。


帰路は(道を間違えてしまったので)行きにスルーしたリンウン寺(Linh Ung Pagoda)へ。



立派な建物(という以外の感想が思いつかない)です。

グラブアプリで帰りのタクシーを呼んだのですが、五行山周辺はタクシーで溢れかえっていて、来ているはずのタクシーがなかなか見つけられません。しばらくウロウロしてたら運転手さんも探してくれていたようで、無事乗車できました。



ランチタイムにちょうど良い時間だったので、目星をつけていた店の近くで降ろしてもらいました。


今日のランチはフォー。ベトナムに来たら1度は食べとかないといけません。
ついでに気になっていたトウモロコシジュースが売っていたのでそれも注文。
飲んでみたら感想は、ミルク感の強い冷製トウモロコシポタージュでした。



近くにある店で土産物を物色。この店は日本人の女の子が多かったです。



適当なものが見つからなかったので、初日に両替をした店へ。
ここでお土産を買い込んでホテルに戻ります。
ホテルのチェックアウトを送迎時間の17時30分まで伸ばして部屋で休憩。



ベトナム最後の夕食はハノイ空港でバーガーキングを。
海外旅行も終わりに近づくころには大抵、エビフライかハンバーガーを食べたくなるんですね。



帰りは定刻どおり出発。ベトナム満喫しました。
Posted at 2024/07/09 12:03:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2024年03月18日 イイね!

ベトナム紀行4日目 ~ホイアン満喫の1日~


今回の旅行で宿泊している、アラカルトダナンビーチホテル。



その名のとおり、ビーチ沿いに建つホテルです。



道を挟んだ向かいがすぐ海になっていて近くのビーチまでは徒歩1分。



ビーチレジャーを楽しむつもりは全くないのですが、せっかく近くに泊まっているのだから、ということで朝食後散歩がてら出かけてみました。



夜は賑やかな感じなのですが、朝は人影もまばら。



なかなか気持ち良い散歩でした。

今日はフリー行動の日なので、ホイアンで1日過ごす予定です。
タクシー使って個人で行こうと考えてたのですが、ホイアンで演っている舞台のチケット購入を現地のガイドさんに頼んだところ、チケット購入だけでなく1日ガイドを提案されました。送迎とディナー込みで提示された金額は、個人でホイアンに行く場合と比較してもちろん高かったのですが、帰りのタクシーを捕まえる必要がなかったり、夕食の店を探す心配もなかったりといった「安心」を考えて、結局ガイドを頼むことにしました。



ということで、昨日に引き続きホイアンにやってきました。
最初に訪れたのは、有名なバインミーの店「バイン・ミー・フーン」。



1階はテイクアウト専門。おそらくサブウェイのような注文方法だと思われます。



我々はイートインだったので2階に案内されました。



メニュー表です。
初めての店で、おそらく今日しか食べられないとなると、お勧め王道の一品を注文するしかありません。そしてそのお勧め王道なメニューはやはり「ミックス」です。



ランチのタイミングだったので店内は非常に混雑していましたが、注文してから10分ほどで運ばれてきました。
初日に空港で食べたものより安くて旨い!このミックスで200円ほど。
使われているバゲットも見た目と違って柔らかく、中の具材と一緒に食べやすくなっています。
写真だとサイズ感が分かりにくいですが、なかなかのボリュームで男性でも1本で十分満足できます。本当は別の種類をもう1本食べたかったのですが、すっかり満腹になってしまい諦めました。



ドリンクはパイナップルジュースと、ベトナムに来てから非常に気に入っているグアバジュース。
レストランに準備してあるベトナムのフルーツジュースは、どれもストレート果汁100%、というか、もしかしたら生果物を注文うけてから絞ってるんじゃないかと思うくらい、新鮮で美味いしいです。



食後は昼のホイアンの街を散策します。



最初に連れて行ってくれたのはホイアン市場。



ハン市場をこじんまりさせたような場所でした。



バッチャン焼きのお土産を探しましたが、適当なものはみつからず。



ホイアン市場を抜けたところは、ローカルな屋台。



一度食べてみたいと思っていたシュガーアップルが売られていました。
よほど買おうかと思ったのですが、このあと半日以上歩きまわる事を考えて断念。



もうすこし先に進むとド派手なピンク色の建物が目に入ってきました。
福建会館です。



ここは寺院でもあり、ホイアン在住の華僑の人たちの集会所でもあるそうです。
〇〇県民会みたいな感じでしょうか。



海難事故から守ってくれると言い伝えられている、道教の中では最高神の「天后聖母」が祭られています。



貿易陶磁博物館。昔の日本家屋のような趣です。



当時の民家をほぼ現状維持しているということで、中庭などは、日本と中国、ベトナムの建築様式が混ざったもの。京都の長屋みたいな感じです。
日本とホイアンが交易していた資料や、当時造られていた陶器などが展示されていました。



ホイアンの街並みの保存に尽力した人と説明をうけましたが、誰か忘れました。



ホイアンの街並みの特徴といえばランタン。



建物の黄色い外壁。



そしてブーゲンビリア。
この3つのアイテムがホイアンの街並みを特徴づけてます。



特にこのブーゲンビリアはどの建物にも生い茂っていて、最初は「綺麗だな~」となんとなく眺めていたのですが、そのうちに不思議に思い始めました。

道はすべて舗装されているのにいったいどこから生えてんの?



どうみても土のある場所から生えているように見えません。



そこで枝から幹へと追ってゆくと・・・



各戸にある、こんなちいさなスペースから生い茂っていました。

ブーゲンビリアの花の色は色々あるようなのですが、ホイアンで咲いていた花の色はベルベット系の色ばかりでした。建物の黄色い外壁と合わせるように花の色を決めているのかもしれません。
ランタンが灯された夜のホイアンの街はとても幻想的で美しいですが、昼間にみる建物の黄色の外壁と、ブーゲンビリアのベルベットの花と生い茂る緑の葉のコントラストもとても綺麗でした。
ブーゲンビリアは鑑賞だけでなく、日陰をつくるのにも役立っていますね。



歩き疲れたタイミングでガイドさんが案内してくれたのは、「ホイアン伝統芸能会館」とでもいう場所。



ここで20分ほどの演目を観劇します。
疲れた体を休めるのにはちょうど良い場所です。



会館内では演目中は撮影禁止と書かれていたので、ネットから拾った画像を。
ここ有料なんですが、内容は正直いってお金を払って見るほどの価値はないかぁという感じ。



このあと夕食まではガイドさんと別れてブラブラします。
喉が渇いたのでカフェに入りました。



日本にも普通にありそうなシャレオツな店内。



店内は空いていて、窓からホイアンの街をながめて過ごします。



ココナッツの生ジュースを頼んだのですが、正直美味しくはなかったです。



夕方にガイドさんと合流して夕食の店へ連れて行ってもらいます。
ダオティエンレストラン。
ホイアンの中心部からすこし離れた場所にあるトゥボン川沿いの店です。


半戸外の作りになっていて、夕方になると川から吹いてくる風が心地よかったです。



トゥボン川を航行する小型ボートを眺めながらの夕食を楽しみます。



昨日食べた店よりも高級チックでした。
充分美味しいのですが、バインミーの方が旨いと思ってしまう自分が悲しい。



川の向こう側にこれから向かうホイアンインプレッションテーマパークのある中州が見えます。




レストランから15分ほどで到着。



まさに夜のテーマパークという感じ。



中はホイアンの街並みを再現しています。



これはどうも日本橋のイメージで作られた橋のようです。



ここで行われる「ホイアンメモリーズ」を見るためにチケットを購入してもらったのでした。



なかなかの盛況ぶりです。
指定席を頼んでいたのですが、どうも自由席を予約してくれたらしく、少し焦りながら列に並びます。



無事席を確保できて一安心。
目の前の舞台でどんなパフォーマンスが繰り広げられるのでしょうか。

正直、前回のベトナム旅行も含めてこれまでベトナムで鑑賞した舞台はどれもレベルが低く個人の趣味でやっている学芸会レベルのようなものばかりでした。

しかしここは舞台の広さをみて期待が高まります。
4000円以上のチケット料金払ってるというのもありますが・・・・。


始まりました。

・・・結論、この舞台はホイアンに行ったら絶対見るべきです。
舞台装置の仕掛けといい、演出といい素晴らしかったです。
内容はホイアンの歴史を現したものと聞いていたのでより楽しむことができましたが、ストーリーを知らなくても十分堪能できます。

こうして大満足のホイアンで過ごした長い1日は終わりました。
Posted at 2024/07/08 17:18:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2024年03月17日 イイね!

ベトナム紀行 3日目 ~ミーソン聖域からホイアンへ~


今日は朝からハン市場へ。
ベトナムのタクシーではこの位置に仏像を鎮座させてる人が多いです。



ハン市場へ到着。



赤信号の時間が表示されていることに信号待ちをしていて気づきました。
これは精神衛生上、大変良いアイデアだと思います。



雑貨巡りが目的・・・・らしいです。



中は吹き抜けになっていて、実に広い。



1階は食料品と雑貨売り場。実に東南アジアを感じる陳列具合です。
他に肉や魚を売っていたり、食事のできる市場エリアもあります。
その周辺のエスニックな臭いはなかなか強烈。



2階は衣類やバッグが売られています。
ここで働いてる人たちは食事をしていたり、その子供が走り回って遊んでいたりで、その緩い雰囲気が外国感を感じさせます。



ここ、頭皮マッサージの店じゃないですし、マッサージされている人はおそらく客でもありません。
理髪店のようでしたが、多分そこで働いてる家族です。
ストレスなさそうな職場で羨ましい。



結局何も買わずに市場エリアを抜けて外へ。
次の目的地に向かいます。



ハン市場から歩くこと5分と少し、通称ダナン大聖堂、本名コンガ教会に到着。
このファンシーな色使いはテーマパークの張りぼて建物にも見えますが、れっきとした教会だそうです。



ダナンの観光場所のひとつであることと、近くまできたので来てみました。
中に入ってみると外の喧騒とはうらはらに、思いのほか静かで涼しく落ち着く場所でした。
少し休憩してからランチへ向かいます。



今日のランチはコムガ-アーハイ。



ベトナムのフライドチキンです。メニューは他にも茹で鳥もあるようでした。
この一皿で約300円くらい。味はベトナムちっくなスパイスが使われているわけではなく、普通のフライドチキンですが美味しかったです。



一度ホテルに帰ってから、午後からはオプショナルツアーでミーソン遺跡へ。



途中までは電動カートで連れて行ってくれます。



狭い道ですが、なかなかの速度で走ってくれました。



電動カートで目的地まではいけないようで、途中からは徒歩で向かいます。



売店なんかもあるようで、ココナッツジュースを売ってました。



歩くこと15分。目的地に到着しました。チャンパ王国のつくったミーソン遺跡。



ネットに書かれていたことをそのまま書くと、
「ミーソン遺跡は4~13世紀にこの地を支配したチャンパ王国が、王と一体化したシヴァ神を祀るために建築された特別な場所です。
チャンパ王国歴代の王達が残したヒンドゥの神々を祀る宗教彫刻や祠堂、祭壇が建ち並び、凛とした神聖な空気が漂います。」
という事ですが、建物が崩れているのは年月が経って風化したからではなく、ベトナム戦争による空爆で破壊されたと聞いて、非常に残念に思いました。



接着剤を使わずに作られた頑丈な強度を持つ煉瓦造りの建築技術は、現在の科学でも解明できないロストテクノロジーだという事です。



見学が終わるとチャム族の伝統的な舞踊「アプサラダンス」を鑑賞。
・・・・ですが疲れてしまって半分寝てました。
個人的には、それほど興味を惹かれる内容ではありませんでした。



ミーソン遺跡を後にして、ホイアンへと向かいます。
途中トゥポン川にかかる橋を渡るのですが、その橋幅の狭さがハンパない!
完全にクルマ同士はすれ違うことができない幅しかありません。
しかも一方通行ではないので、向こうから対向車両がやってきます。
一番近いルートだとは思いますが、よくこんな場所通る気になると感心。



夕方、ホイアンに到着。



最初にシルク工房に案内されました。



ここではシルクの服や、シルク刺繍のデザイン画などが販売されています。
写真の人たちは壁に掛かっている刺繍画(写真をシルク刺繍で表現)を縫っている縫子さんたち。
どれも芸術作品と呼んでもいい出来栄えですが、お値段もそれに見合った価格です。



シルク工房を出た後は、夕闇が深まってきたホイアンの街をぶらぶら散策します。



ランタンが灯されて幻想的な雰囲気です。



ブーゲンビリアの花とランタンのコラボは実に綺麗でした。

さて、ホイアンの観光場所のひとつ、来遠橋、別名「日本橋」。
16世紀にこの地に憧れ、朱印船貿易によって移り住み、日本人街を形成した先人たちによって架けられたこの橋は、今では有名な観光スポットとなっているそうです。さっそく見に行ってみると・・・・


なんとまだ改修中でした。
事前に調べた時は改修期間は2022年~2023年の1年間で、まだ改修中とは探した限りではどこにも書いてなかったのに・・・



改修中でなければこんな姿にお目にかかれたんですが・・・・
(画像はネットから拝借)



一応中に入って改修作業の様子をみることはできました。



夜になり、涼しくなってきたこともあってか人が増えてきています。



ホイアンは旧市街と新市街がトゥボン川を挟んで向かい合っています。
こちらは旧市街からみた新市街。
トゥボン川を小船がのんびりといった風情で行き交っていました。



多国籍な観光客が目につきます。



露天商売もあります。



今日の夕食はSakura HOIAN - Restaurant & Bar(サクラホイアンレストランバー)。サクラという日本名がついてますが、中華料理の店です。
旧市街のど真ん中、トゥボン川沿いに建つ歴史ある建物で、その雰囲気にワクワクしてきます。



揚げワンタンにホワイトローズ(蒸しエビ餃子)



(多分)麺料理のカオラウ。伊勢うどんに影響をうけてできた料理らしい。
確かに甘辛い味と麺の食感が似ています。・・・・あまり好きじゃないけど。

後から調べたら、これホイアンの三大名物料理みたいです。



食事の後は灯籠流し体験を。



夜のホイアンの街はライトアップされて、本当に綺麗です。



旧市街と新市街をつなぐアンホイ橋。



そのアンホイ橋を渡って新市街のナイトマーケットに行ってみました。



新市街は旧市街とは雰囲気がかなり違いますが、それでも歴史のありそうな建物があります。



ナイトマーケットは初日に行った、ソンチャーナイトマーケットをこじんまりさせた雰囲気でした。


旅の思い出に、屋台でアイスクリームを注文。



そないに美味しいもんではなかったです。



なごり惜しいですが、そろそろ帰らねばなりません。



朱印船が飾られているホイアン入口まで歩いてゆきます。


今日はこれでおしまい。
明日は昼からホイアンまでいって、たっぷりホイアンの街を満喫したいと思います。
Posted at 2024/07/04 15:53:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2024年03月16日 イイね!

ベトナム紀行 2日目 ~フエの世界遺産へ~


朝食はホテルのモーニングで。
広く清潔で気持ちの良い朝食会場。座席数も多いので場所の確保もそれほど困る事はなし。



外の景色を眺めることのできる窓際の席を確保。




品数も多く充実のいくモーニング。オムレツはその場で調理してくれます。



この日はオプショナルツアーに参加。朝8時30分にホテルを出発します。
7名でのツアーでしたが、広めのバンだったので2時間の移動も快適でした。



汚れ防止のためだとは思うのですが、ベトナムでは天井に透明の厚手のビニールを貼り付けているクルマが多いです。送迎車は全て貼り付けていました。



途中、藤井聡太7冠の棋聖戦五番勝負の第1局の対局場になった「ダナン三日月」の横を通過。
ホテルの前に富士山とおぼしきオブジェが。



途中トイレ休憩。場所はランコー湾付近?綺麗な景色でした。



2時間の移動でフエ王朝のひとつ、カイディン帝廟に到着。



それでは見学開始です。



カイディン皇帝の陵墓として建設されました
・・・・という事らしいですが、その前に階段を登らねばなりません。



カイディン帝廟の起工は1920年
カイディン帝(啓定帝)はベトナム阮朝第12代皇帝で、フランスの擁立を得て1916年〜1925年まで即位しました
・・・・・ということらしいですが、やはりさらに登らねばなりません。



カイディン帝は1922年のマルセイユ博覧会で渡仏するとフランスの建造物に感動し、帰国後1920年に起工していたカイディン帝廟にもフランス様式を取り入れ始め、帝廟を完成させる為1923年には増税を行い、国民の大反対を受けながら1931年に完成。そのためグエン王朝の皇帝のなかでも「最も嫌われている皇帝」と言われている、とネットで拾った情報に書いてありました。
結局その豪華さからベトナム初の世界遺産となり、今は観光収入で当時の増税分を回収しているのですから、何が幸いするかわかりません。
・・・・ということですが、最終目的地はさらに上。
どこの国も城や王朝は高い場所にありますね。



ようやく目の前までたどり着きました。それでは中に入ってみます。



確かに増税してまでつくっただけあって豪華絢爛。



この辺の模様は、アジアの様々な国から集められた陶器や瓶の欠片が装飾として用いられていて、中には日本語が書かれた破片もあったりします。



もっとも豪華といわれている啓成殿。確かにギンギンギラギラで見た目にとても派手な部屋。
ここ寝室らしいんですがおちつかないなぁ。


カイディン帝廟の前の広場には、一人ひとりすべて顔が違うという多くの石像が配置されていました。


そんな感じでカイディン帝廟の見学は終了。
途中ベトナムでは珍しく列車の通過で踏切まち。



次はドラゴンボートに乗ってフォン川を渡っていきます。



乗船中は船の持ち主にお土産を勧められてきますが、これからまだしばらく歩き回るタイミングで勧められても・・・・、と皆が思っているのではないでしょうか。



30分ほどで次の目的地、ティエンムー寺院に到着。



1601年に建立された色々言い伝えのある、別名「天女の寺」と呼ばれる由緒正しき慈仁塔(トゥニャン塔)という名の禅寺らしいです。
「3代ティエウチー帝が1845年に建てたもので、高さ21mある八角形七層の塔は仏教で悟りを意味する蓮を象っている」というネットに書かれています。



奥に進むと意外と広いことに驚き。



いきなり場違いなモノが展示されていたので不思議だったのですが、ガイドさんの説明を聞いて納得。
ティック・クアン・ドックという名の僧侶が、当時(1963年)のベトナム政権が仏教徒を弾圧していたため、抗議のためにフエからホーチミンまで運転していった車が、この水色のオースチンA95だそうです。
このブログを書くために帰国してから調べて色々当時の状況が分かってきましたが、本当は見学前に調べるほうが賢明ですね。



「小高い丘の上に位置するこの古刹から眺めるフォン川の風景がひときわ美しく、叙情的な古都フエの穏やかな佇まいを感じる事が出来ます」、というのが売りのひとつのようですが、たしかに眺めはよろしい。



見学中ガイドさんからはぐれてしまい、一瞬迷子状態になってあせりました。



今日の料理は宮廷料理。
グエン王朝時代に歴代皇帝が食べていた料理を模したものということです。


イータオ・ガーデンという店ですが、立派な入口ですね。



中に入ってみても生い茂った森の中にあちこち建物があって、これで一つの敷地とは思えません。



敷地内には1,300平米の庭園があり、山や川がグエン朝の風水に基づいて配置されている
・・・・ということをこのブログを書くにあたって調べて初めて知りました。



ここは王朝時代の役人の家だったようです。
手入れの行き届いた庭は歩き回っているだけで楽しいです。



食事はこちらの建物でいただきます。



室内もシックで落ち着いた雰囲気。



これは「ネム コン(Nem công)」という料理
小さな揚げ春巻きを、鳳凰の羽に見立てているとのこと。



これは日本でいうところの「かまぼこ」です。



これはなんだったか。



このメニューの中のどれかですね。
どのメニユーも美味しかったですが、それよりも見た目にこだわっているような料理でした。
いまでいう「映え」る料理ですね。



食事の後はベトナム最後の王朝、グエン朝王宮へと向かいます。
ここでガイドの方から聞いて印象に残った話。
当時清国の属国だったグエン王朝は、清から「越南」という国名を名乗るように言われ、それが今の「ベトナム」という国名の由来になっているそうです。
へぇ~。
ちなみにこの建物は王朝に入るためのただの「門」です。



当時の王朝の中心部だった紫禁城は戦火でやられて今はもうありませんが、それを囲むように設計された回廊は、朱の柱殿に黄金細工の装飾が施されていて実に鮮やか。



建中殿(キエンチュン宮殿)が向こうに見えます。
グエン王朝の最後の2人の皇帝である、Khai DinhとBao Daiの居住地兼仕事場として1921年に建設・・・ということらしいですが、建物自体は2023年(1年前)に再建されたばかりの新築。



とはいえその装飾の細かさや、建物の色使いは素晴らしいの一言。
アジアとヨーロッパの建築様式を取り入れた総床面積を1000㎡を持つ王宮内でもひと際目立つ豪華な建物です。



中の調度品も高級感溢れてました。



太平楼にやってきました。
こちらも建中殿にくらべると色使いが落ち着いた感じですが、なかなか立派な入口です。



こちらは書斎として使われていたようで、入口以外はわりと地味。



帰りは宿泊しているホテルまで送迎してくれるのですが、自分たちは夕食を予約しているレストラン近くのホテルで降ろしてもらいました。
予約の時間までしばしロビーで休憩です。



ここはダナン湾からほど近いハン川沿いの港街。夕暮れどきの雰囲気が良い感じです。



こんな感じのツルを伸ばす植物で頭上を覆う植栽がところどころ目につきます。



歩くこと10分。今宵の夕食は「マダム・ラン」で頂きます。
人気店ということで、日本からネットで予約を試みたのですが、どうもうまくいかず、ベトナムに到着してからガイドの方に予約してもらいました。



それでは入店します。



店内は半屋外になっていて、とても良い雰囲気です。
ただ案内された場所が室内の道路脇の席だったのが残念でした。



これは炭火焼きのチキン。



ワタリガニの釜飯。



マンゴーのサラダ。



えーと、何の料理か忘れました。



食べ方が判らなかったので、店員さんに教えて貰って食べた料理です。
このほかに飲み物を三人分頼んで日本円で4000円くらいだったと思います。
料理も一品が思いがけずボリューミーで、財布に優しく、お腹が満たされた夕食でした。



その後はいったんホテルに帰ったあとロン橋へ。



目的はこの火を噴くアトラクションの見学。
この距離でも火を噴いた瞬間、顔が熱く感じます。ついでにガスの臭いも。



水も吹きます。橋から見ている人たちはレインコート着てました。

という事でこの日は終わり。
帰りは一斉に人が帰るので近くではタクシーが捕まらず、少し離れた場所でようやく捕まえる事ができました。
Posted at 2024/07/04 11:18:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2024年03月15日 イイね!

ベトナム紀行 1日目 ~ダナンへ出発~


5年ぶりに関西空港の第一ターミナルへやってきました。



第二ターミナルのピーチ航空ばかり利用していたので、倉庫に毛が生えた程度の第二ターミナルと比べて第一ターミナルはやはりゴージャス。
旅行気分もあがります。



第一ターミナルにやってきたのは海外に行くため
行き先はほぼ20年ぶりとなるベトナム。目的地はダナン・ホイアンです。



ハノイでトランジットしてダナンに向かうのですが、ハノイまでは約6時間。
機内映画にオッペンハイマーがあったので視聴しようとしたら、字幕に日本語がありません。


さすがに内容がわからないままでは楽しめる映画ではないので、一度見た事もあり、字幕がなくても楽しめそうな「パシフィック・リム」で時間つぶし。



昼食はグリルチキン。この機内食の味わいも久しぶりです。



ハノイ空港に到着しました。



ここでスマホのSIMを海外用のeSIMに切り替えます。
最初はポケットWi-Fiをレンタルするつもりだったのですが、これまでの経験からポケットWi-Fiは繋がらない場所がけっこうあったり、二人分のeSIMの方がポケットWi-Fiを1台レンタルするより安かったことから、こちらにしました。
実際使ってみた感想はベトナムでは郊外でも繋がらなかったことはなく、非常にストレスなく使う事ができました。容量は8日間で6GBですが、ホテルやレストランでは現地のWi-Fiが使えたりするので、3GBも使わなかったように思います。



入国手続きを済ませたら国際線から国内線のターミナルを結ぶシャトルバスに乗ります。しかし申し込んだ旅行会社の資料に書かれている場所には、停留所がありません。焦って右往左往していたのですが、嫁さんがハノイ空港のシャトルバス乗り場の場所が書かれていた誰かのブログを見つけていたので、それを読んで無事停留所を発見できました。



ハノイ空港の国内線で搭乗手続きをします。
ここからダナンまでは飛行時間1時間30分ほどなのですが。。。。



なんと搭乗予定の便にディレイ表示がでてます。



予定時刻通りならあと1時間ほどで出発なのですが、さらに1時間は遅れそうな気配だったので、バインミーを食べて時間つぶしをしました。



やはり1時間ほど遅れて搭乗。



ダナン空港に到着した頃には日も暮れかかってきていました。



旅行会社の現地スタッフの方がホテルまで送迎。



日本を出発して8時間以上。ようやくホテルに到着しました。
ホテルのウェルカムドリンクを飲んで一息つきます。



今回一部屋3人で予約したのですが、簡単なキッチンのついたコンドミニアムのような部屋でした。
ホテルというよりマンションのリビングのようです。



ベッドルームは2部屋ありました。



お腹もすいたので、タクシーを呼んで食事に向かいます。



東南アジアでは「グラブ」というタクシーの配車アプリが便利との情報があったので、事前にインストールしておきました。
実際使ってみるとこれが本当に便利!
現在地と目的地を入力するだけで、料金が表示され、一番近くにいるタクシーがやってきます。クレジットカードを登録しておけば降車時にお金を払う手間もいらないので、ぼったくりされる心配がないのが非常に心強い。
ベトナムは公共交通機関があまり充実していない分、タクシーが捕まりやすく、呼んでからはほとんど5分程度でやってきてくれます。しかもアプリの地図上で乗車予定のタクシーがどのあたりまできているのかもわかるので、いつくるか把握できて、時間がかかる場合も安心です。



道中ドラゴンゲートブリッジを発見。
週末は口から火を噴くアトラクションをやっているそうなので、明日の夜にみにいく予定の橋です。


今夜の夕食はソン・チャー・ナイトマーケットで。



並んでいる串料理。どれも美味しそうです。



この中から適当に選んで



焼いてもらいます。



出来上がった料理は甘辛いタレにつけていただきます。
ひさしぶりのベトナム料理を堪能してこの日は終わり。
Posted at 2024/07/02 11:20:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記

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