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ブリスターのブログ一覧

2024年03月16日 イイね!

ベトナム紀行 2日目 ~フエの世界遺産へ~


朝食はホテルのモーニングで。
広く清潔で気持ちの良い朝食会場。座席数も多いので場所の確保もそれほど困る事はなし。



外の景色を眺めることのできる窓際の席を確保。




品数も多く充実のいくモーニング。オムレツはその場で調理してくれます。



この日はオプショナルツアーに参加。朝8時30分にホテルを出発します。
7名でのツアーでしたが、広めのバンだったので2時間の移動も快適でした。



汚れ防止のためだとは思うのですが、ベトナムでは天井に透明の厚手のビニールを貼り付けているクルマが多いです。送迎車は全て貼り付けていました。



途中、藤井聡太7冠の棋聖戦五番勝負の第1局の対局場になった「ダナン三日月」の横を通過。
ホテルの前に富士山とおぼしきオブジェが。



途中トイレ休憩。場所はランコー湾付近?綺麗な景色でした。



2時間の移動でフエ王朝のひとつ、カイディン帝廟に到着。



それでは見学開始です。



カイディン皇帝の陵墓として建設されました
・・・・という事らしいですが、その前に階段を登らねばなりません。



カイディン帝廟の起工は1920年
カイディン帝(啓定帝)はベトナム阮朝第12代皇帝で、フランスの擁立を得て1916年〜1925年まで即位しました
・・・・・ということらしいですが、やはりさらに登らねばなりません。



カイディン帝は1922年のマルセイユ博覧会で渡仏するとフランスの建造物に感動し、帰国後1920年に起工していたカイディン帝廟にもフランス様式を取り入れ始め、帝廟を完成させる為1923年には増税を行い、国民の大反対を受けながら1931年に完成。そのためグエン王朝の皇帝のなかでも「最も嫌われている皇帝」と言われている、とネットで拾った情報に書いてありました。
結局その豪華さからベトナム初の世界遺産となり、今は観光収入で当時の増税分を回収しているのですから、何が幸いするかわかりません。
・・・・ということですが、最終目的地はさらに上。
どこの国も城や王朝は高い場所にありますね。



ようやく目の前までたどり着きました。それでは中に入ってみます。



確かに増税してまでつくっただけあって豪華絢爛。



この辺の模様は、アジアの様々な国から集められた陶器や瓶の欠片が装飾として用いられていて、中には日本語が書かれた破片もあったりします。



もっとも豪華といわれている啓成殿。確かにギンギンギラギラで見た目にとても派手な部屋。
ここ寝室らしいんですがおちつかないなぁ。


カイディン帝廟の前の広場には、一人ひとりすべて顔が違うという多くの石像が配置されていました。


そんな感じでカイディン帝廟の見学は終了。
途中ベトナムでは珍しく列車の通過で踏切まち。



次はドラゴンボートに乗ってフォン川を渡っていきます。



乗船中は船の持ち主にお土産を勧められてきますが、これからまだしばらく歩き回るタイミングで勧められても・・・・、と皆が思っているのではないでしょうか。



30分ほどで次の目的地、ティエンムー寺院に到着。



1601年に建立された色々言い伝えのある、別名「天女の寺」と呼ばれる由緒正しき慈仁塔(トゥニャン塔)という名の禅寺らしいです。
「3代ティエウチー帝が1845年に建てたもので、高さ21mある八角形七層の塔は仏教で悟りを意味する蓮を象っている」というネットに書かれています。



奥に進むと意外と広いことに驚き。



いきなり場違いなモノが展示されていたので不思議だったのですが、ガイドさんの説明を聞いて納得。
ティック・クアン・ドックという名の僧侶が、当時(1963年)のベトナム政権が仏教徒を弾圧していたため、抗議のためにフエからホーチミンまで運転していった車が、この水色のオースチンA95だそうです。
このブログを書くために帰国してから調べて色々当時の状況が分かってきましたが、本当は見学前に調べるほうが賢明ですね。



「小高い丘の上に位置するこの古刹から眺めるフォン川の風景がひときわ美しく、叙情的な古都フエの穏やかな佇まいを感じる事が出来ます」、というのが売りのひとつのようですが、たしかに眺めはよろしい。



見学中ガイドさんからはぐれてしまい、一瞬迷子状態になってあせりました。



今日の料理は宮廷料理。
グエン王朝時代に歴代皇帝が食べていた料理を模したものということです。


イータオ・ガーデンという店ですが、立派な入口ですね。



中に入ってみても生い茂った森の中にあちこち建物があって、これで一つの敷地とは思えません。



敷地内には1,300平米の庭園があり、山や川がグエン朝の風水に基づいて配置されている
・・・・ということをこのブログを書くにあたって調べて初めて知りました。



ここは王朝時代の役人の家だったようです。
手入れの行き届いた庭は歩き回っているだけで楽しいです。



食事はこちらの建物でいただきます。



室内もシックで落ち着いた雰囲気。



これは「ネム コン(Nem công)」という料理
小さな揚げ春巻きを、鳳凰の羽に見立てているとのこと。



これは日本でいうところの「かまぼこ」です。



これはなんだったか。



このメニューの中のどれかですね。
どのメニユーも美味しかったですが、それよりも見た目にこだわっているような料理でした。
いまでいう「映え」る料理ですね。



食事の後はベトナム最後の王朝、グエン朝王宮へと向かいます。
ここでガイドの方から聞いて印象に残った話。
当時清国の属国だったグエン王朝は、清から「越南」という国名を名乗るように言われ、それが今の「ベトナム」という国名の由来になっているそうです。
へぇ~。
ちなみにこの建物は王朝に入るためのただの「門」です。



当時の王朝の中心部だった紫禁城は戦火でやられて今はもうありませんが、それを囲むように設計された回廊は、朱の柱殿に黄金細工の装飾が施されていて実に鮮やか。



建中殿(キエンチュン宮殿)が向こうに見えます。
グエン王朝の最後の2人の皇帝である、Khai DinhとBao Daiの居住地兼仕事場として1921年に建設・・・ということらしいですが、建物自体は2023年(1年前)に再建されたばかりの新築。



とはいえその装飾の細かさや、建物の色使いは素晴らしいの一言。
アジアとヨーロッパの建築様式を取り入れた総床面積を1000㎡を持つ王宮内でもひと際目立つ豪華な建物です。



中の調度品も高級感溢れてました。



太平楼にやってきました。
こちらも建中殿にくらべると色使いが落ち着いた感じですが、なかなか立派な入口です。



こちらは書斎として使われていたようで、入口以外はわりと地味。



帰りは宿泊しているホテルまで送迎してくれるのですが、自分たちは夕食を予約しているレストラン近くのホテルで降ろしてもらいました。
予約の時間までしばしロビーで休憩です。



ここはダナン湾からほど近いハン川沿いの港街。夕暮れどきの雰囲気が良い感じです。



こんな感じのツルを伸ばす植物で頭上を覆う植栽がところどころ目につきます。



歩くこと10分。今宵の夕食は「マダム・ラン」で頂きます。
人気店ということで、日本からネットで予約を試みたのですが、どうもうまくいかず、ベトナムに到着してからガイドの方に予約してもらいました。



それでは入店します。



店内は半屋外になっていて、とても良い雰囲気です。
ただ案内された場所が室内の道路脇の席だったのが残念でした。



これは炭火焼きのチキン。



ワタリガニの釜飯。



マンゴーのサラダ。



えーと、何の料理か忘れました。



食べ方が判らなかったので、店員さんに教えて貰って食べた料理です。
このほかに飲み物を三人分頼んで日本円で4000円くらいだったと思います。
料理も一品が思いがけずボリューミーで、財布に優しく、お腹が満たされた夕食でした。



その後はいったんホテルに帰ったあとロン橋へ。



目的はこの火を噴くアトラクションの見学。
この距離でも火を噴いた瞬間、顔が熱く感じます。ついでにガスの臭いも。



水も吹きます。橋から見ている人たちはレインコート着てました。

という事でこの日は終わり。
帰りは一斉に人が帰るので近くではタクシーが捕まらず、少し離れた場所でようやく捕まえる事ができました。
Posted at 2024/07/04 11:18:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2024年03月15日 イイね!

ベトナム紀行 1日目 ~ダナンへ出発~


5年ぶりに関西空港の第一ターミナルへやってきました。



第二ターミナルのピーチ航空ばかり利用していたので、倉庫に毛が生えた程度の第二ターミナルと比べて第一ターミナルはやはりゴージャス。
旅行気分もあがります。



第一ターミナルにやってきたのは海外に行くため
行き先はほぼ20年ぶりとなるベトナム。目的地はダナン・ホイアンです。



ハノイでトランジットしてダナンに向かうのですが、ハノイまでは約6時間。
機内映画にオッペンハイマーがあったので視聴しようとしたら、字幕に日本語がありません。


さすがに内容がわからないままでは楽しめる映画ではないので、一度見た事もあり、字幕がなくても楽しめそうな「パシフィック・リム」で時間つぶし。



昼食はグリルチキン。この機内食の味わいも久しぶりです。



ハノイ空港に到着しました。



ここでスマホのSIMを海外用のeSIMに切り替えます。
最初はポケットWi-Fiをレンタルするつもりだったのですが、これまでの経験からポケットWi-Fiは繋がらない場所がけっこうあったり、二人分のeSIMの方がポケットWi-Fiを1台レンタルするより安かったことから、こちらにしました。
実際使ってみた感想はベトナムでは郊外でも繋がらなかったことはなく、非常にストレスなく使う事ができました。容量は8日間で6GBですが、ホテルやレストランでは現地のWi-Fiが使えたりするので、3GBも使わなかったように思います。



入国手続きを済ませたら国際線から国内線のターミナルを結ぶシャトルバスに乗ります。しかし申し込んだ旅行会社の資料に書かれている場所には、停留所がありません。焦って右往左往していたのですが、嫁さんがハノイ空港のシャトルバス乗り場の場所が書かれていた誰かのブログを見つけていたので、それを読んで無事停留所を発見できました。



ハノイ空港の国内線で搭乗手続きをします。
ここからダナンまでは飛行時間1時間30分ほどなのですが。。。。



なんと搭乗予定の便にディレイ表示がでてます。



予定時刻通りならあと1時間ほどで出発なのですが、さらに1時間は遅れそうな気配だったので、バインミーを食べて時間つぶしをしました。



やはり1時間ほど遅れて搭乗。



ダナン空港に到着した頃には日も暮れかかってきていました。



旅行会社の現地スタッフの方がホテルまで送迎。



日本を出発して8時間以上。ようやくホテルに到着しました。
ホテルのウェルカムドリンクを飲んで一息つきます。



今回一部屋3人で予約したのですが、簡単なキッチンのついたコンドミニアムのような部屋でした。
ホテルというよりマンションのリビングのようです。



ベッドルームは2部屋ありました。



お腹もすいたので、タクシーを呼んで食事に向かいます。



東南アジアでは「グラブ」というタクシーの配車アプリが便利との情報があったので、事前にインストールしておきました。
実際使ってみるとこれが本当に便利!
現在地と目的地を入力するだけで、料金が表示され、一番近くにいるタクシーがやってきます。クレジットカードを登録しておけば降車時にお金を払う手間もいらないので、ぼったくりされる心配がないのが非常に心強い。
ベトナムは公共交通機関があまり充実していない分、タクシーが捕まりやすく、呼んでからはほとんど5分程度でやってきてくれます。しかもアプリの地図上で乗車予定のタクシーがどのあたりまできているのかもわかるので、いつくるか把握できて、時間がかかる場合も安心です。



道中ドラゴンゲートブリッジを発見。
週末は口から火を噴くアトラクションをやっているそうなので、明日の夜にみにいく予定の橋です。


今夜の夕食はソン・チャー・ナイトマーケットで。



並んでいる串料理。どれも美味しそうです。



この中から適当に選んで



焼いてもらいます。



出来上がった料理は甘辛いタレにつけていただきます。
ひさしぶりのベトナム料理を堪能してこの日は終わり。
Posted at 2024/07/02 11:20:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2023年04月16日 イイね!

仙台~山形~福島紀行 VoL4 ~松島リベンジ~

さて旅行も最終日。
事前の天気予報ではこの日も雨模様だったのですが、奇跡的に晴れてくれました!
喜び勇んでやってきたのは五大堂へと渡る「すかし橋」。


~からの五大堂へ


ここから眺める景色はもちろん松島。

思い起こす事15年前。
初めて東北に行った時にみた松島は「吹きすさぶ強風と、荒れ狂う波」の迫力満点の姿を見せてくれたのです。その当時の画像がこれ。


それがこの日はこんな景色を見せてくれました。

なんと晴れた穏やかな景色なのでしょう。

15年振りに松島リベンジをはたして、ようやく納得できました。
小腹がすいたので名物の笹かまぼこでも食べてみますか


ここで笹かまぼこの手焼き体験ができるようです。


炭火で焼いたかまぼこはこんがりと香ばしく美味でした。

そこから車で「西行戻しの松公園」へ。


ここは高台から松島を見渡す事ができます。


手前の緑の木々は全部桜なんですね。
満開の時にきていれば桜と松島の見事なコラボがみれたんでしょう。残念。



遅咲きの桜だけが少し散らずに残っていました。

この日は直前まで雨予報だったので、行き先は全く決めていませんでした。
ネット情報でちょうど桜が見頃を迎えていると書かれていた鹽竈神社へ行ってみます。




しだれ桜がお出迎え。



神社と同じ名前をつけられた桜が咲き誇っています。



唐門脇の桜も満開です。



拝殿との見事なマッチング。



「西行戻しの松公園」の桜はほぼ散っていたのに、車で15分ほど離れただけのここでは満開でした。



さて、お昼ご飯のために仙台市内へ。



やってきたのはとら。さんに教えてもらった牛タン専門店「閣」です。
ここの牛タンは柔らかくて本当に美味しいです。
タタキがランチタイムになかったのが残念だけど、十分満足できました。



そのあと近くの土産物店で夕食用にお弁当を買って空港に向かったのでした。

いや~過去2回の東北は台風や大雨にやられて散々だったけど、今回ようやく東北を十分楽しむ事ができました!


Posted at 2023/06/01 11:24:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2023年04月15日 イイね!

仙台~山形~福島紀行 VoL 3 ~雨のウルトラマン~


2日目の朝、予報どおり外は雨がぱらついていました。


とりあえず今日最初の目的地、宿泊場所の会津若松駅からほど近い飯盛山へ。
「山」と名前がつくだけあって、入口正面には見上げるように階段が昇っています。
朝からこの階段を登っていくのかとちょっとげんなり。


・・・と思って近づくとすぐ脇に「動く坂道」と書いてあるスロープコンベアが!
いや~安心しました。

ここ飯盛山は白虎隊が自刃を遂げた地で、白虎隊十九士の墓がある場所としてガイドブックに紹介されている事が多いのですが、ワタクシが行ってみたかった理由は白虎隊とは関係なく、


この通称「さざえ堂」とよばれる不思議な形状をした建造物を見たかったからです。
正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」、または「旧正宗寺三匝堂」と言って、正宗寺という寺の境内に建てられた建物です。
当初この建物の中には西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂をお参りすることで「簡単」に三十三観音参りができるという触れ込みをしていたと、ネット情報には書かれています。まぁいわゆるお寺のお布施集めのための、人寄せパビリオン的な目的で建てられたもののようですが、ワタクシにとって建てられた経緯はそれほど重要ではありません。


なんと言っても興味を惹かれるのは「さざえ堂」という呼び名が実にしっくりくるその異形な形状。普通建物は地面と平行に屋根や窓は配置されるものですが、この建物は庇と窓が斜め上に登ってゆくように配置されています。


いったい何故にこのような設計で建てられたのか、その理由を確認するべく中に入ってみます。


斜め上に向かって配置された窓と平行に階段が回り込んでいます。


外から感じるより急な傾斜ですが、それほど登ってゆくのに体力がいるほどではない絶妙な角度。当時はこの階段に沿って観音像が設置されていたのでしょう。


ゆっくり登っていって5分もかからずに最上階に辿り着きました。
一応この建物は国重要文化財に指定されてるんですが、それにしてはおびただしいシールが貼られています。これお札ではありませんので。

さて、最上階まできたら長さ2mほどの太鼓橋のような小さな橋の形状をした廊下を渡って下っていきます。


下りの景色です。
天気が悪く比較的早い時間帯にも関わらず、思っていたより多くの人が私たちより前にこの「さざえ堂」に入っていったのですが、登り下りともにすれ違う人は誰もいません。実はこの建物の階段は、登りと下りがそれぞれ廊下と天井の関係になっている二十螺旋構造になっていて、登りと下りはそれぞれ別のルートを歩くように設計されているのです。なんとも不思議な感覚でした。


少し小雨になってきましたが相変わらずの曇り空の下、「さざえ堂」から車で5分ほどの七日町通りにやってきました。明治~昭和初期の時代の建物が残っている街並みです。


七日町駅構内はショップが併設されてるとの事でやってきました。


レトロな雰囲気です。


「国光」「紅玉」「緋の衣」の3種類のりんごジュースの飲み比べセットを注文。
飲み比べると確かにそれぞれ違う味わいで楽しめます。


駅舎を兼ねているカフェなので裏が七日町の駅になっています。
実はこの七日町駅は「絶景ローカル線ランキング」第1位に選ばれた只見線の駅の一つで、始発の会津若松から一つ目の駅です。ここから新潟方面に向かって乗っていけば、第1位に選ばれた絶景「第1只見側橋梁」に向かって走る事になります。
今回も旅のコースの候補に挙げていたのですが、時間と天候の兼ね合いで諦めたのでした。


そんな只見駅ですが、特に改札はなく無人じゃないけど無人駅となっています。


お昼は七日町から車で1時間ほど南下して須賀川市にある「大黒亭」へ。


ここで冷やし麺の「カッパ麺」と


きゅうりラーメンを注文

どちらも麺にきゅうりが練り込んでいると書かれいます。
で、何故か嫁さんが興味を示し食べてみたいという事でやってきました。
ワタクシ自身はまったくきゅうりに麺という組み合わせに食指をそそられず、いまいち乗り気でなかったんですが食べてみると意外と旨い。
特に麺にきゅうりの味がするわけではないのですが、普通にラーメンとして美味しいものでした。


テーブルの上に「かっぱ麺」の食べ方が書いてありました。
その説明の最後に「どんぶりの底にキュー吉君をみつけたら会計の時に、あ~うまかっぱ!と言って下さい」と書かれてあります。
で、おそらくどのどんぶりにも描かれているであろう「キュー吉君」と思われるキャラクターの絵が私たちの食べたどんぶりにも現れました。
そこで試しに会計のときに「うまかっぱですよ」と言ったら・・・


ごまだれスープを二つサービスで頂きました。


さて、実はここ須賀川市はあの特撮のレジェンド円谷英二の故郷だったりします。


なので歩道でウルトラマンが雨に打たれながら街の平和を守ってくれてたりするんですね。



ピグモンとカネゴンは特に仕事をする体でもなく、のんびりしてました。


そんな須賀川市ですから市民交流センターというお堅そうな公共施設の中に「円谷英二ミュージアム」があったりします。さっそく行ってみる事にしましょう。


入口ではレッドキングとキングジョーがお出迎え。


あとから初代ゴジラも挨拶に。


おお!子供の時のあこがれだった万能戦艦マイティ号のミニチュアが!
ちなみに上のミニチュアはウルトラマンのジェットビートル1号ではありません。


バラン、バラゴン、アンギラスのゴジラ怪獣の3脇役。


ゴジラと思われる骨格。


地球最大の決戦の1シーンですね。

他にも色々な展示物が置かれていて、昭和40年代~50年代にかけて小学生だった世代にはたまらないものばかり。それでいてなんと入場無料!
外の雨などなんの気にもならず、思い切り当時の思い出に浸る事ができます。


円谷英二ミュージアムを後にしてそこから西へ車で15分。
白い倉庫のようなものに怪獣の絵が描かれた建物が見えてきました。
(スカキングという名前らしいですが、どうみてもウルトラマンのオープニングシルエットに登場するネロンガにみえます)


こちらは庵野秀明プロデュースでできた特撮アーカイブセンター。
特撮資料の保存・展示を目的に、須賀川市と非営利法人によって設立された半公共施設。なので入口の雰囲気はさびれた市民センターみたいなとこです。


ですが入口にはしっかりウルトラマンが。
というかこちらは庵野秀明プロデュースですから「シン・ウルトラマン」ですね。


1階の倉庫には撮影に実際に使われたミニチュアが並べられています。


2階には街のジオラマが置かれていて


目線を低くして覗き込んでみるとジオラマの世界に入ったような気分に・・・


このジオラマの向こう側には当然怪獣が現れる設定になるわけですね。

この日は雨の降る中、ほとんどインドアで過ごしたのであまり濡れる事を気にせず楽しむ事ができました。

今日は山形で夕食の予約を入れているのですが、ここから車で2時間ほど北上しなければなりません。特撮の世界を堪能したのでそろそろ出発しましょう。


時間に余裕があったのでワイナリーに立ち寄ってみます。


時刻は4時半でもう閉館にちかいようで人もまばら。


1分前に終わっていたラフランスジュースの試飲をさせて頂きました。
ありがとうございます。



そこから「コストコかみのやま倉庫店」によって給油をした後、予約していた「イルコテキーノ」と言うイタリアンの店へ。


しかしイタリアンと言っているのは店主だけのようで、メインは自家製のハム。
店の奥で熟成されている大量のハムをみると俄然テンションがあがります。


つかみはOKな前菜の後にでてきたのは・・・


大量のハム!これで2人前です。
加熱系が8種類、非加熱系が7種類。これ全部自家製とのこと。


皿に盛られたハムの説明書。これ持って帰れます。


キッシュにバーニャカウダ。


揚げパンにハムが乗せられた料理。
「ニョッコフリット」とか言うそうです。

ちなみに土曜日の夜という事もあってか満席でした。
そしてその中でアルコールを頼んでいないのはどうも我々夫婦だけのよう。
メニューはコース料理一択なので、イタリアハム居酒屋という感じでしょうか。


最後の料理にようやく、ここイタリアンだったと思わせるパスタ料理が登場。


昼間に散々みたせいか、岡本太郎が書いたウルトラマンの顔にしか見えないデザートを食べて終了。

いや~、ハムを堪能しました! しばらくハムいらん。


問題は明日も天気が悪そうなのでどうするか・・・。
Posted at 2023/05/15 16:27:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記
2023年04月14日 イイね!

仙台~山形~福島紀行 VoL 2 ~桜満開~


磐梯吾妻スカイラインを抜けて猪苗代湖湖畔近くの「ボタニカルショップCa-Ga」へやってきました。


ボタニカルショップというくらいなので、店内は植物がいっぱい。


飾りじゃなくて全部商品なんですが。


ここは基本園芸店なんですが、飲食も提供してくれています。
そこで入口正面の小上がりになった素敵なアトリウム空間でランチタイム。


ランチタイムに提供されているのはカレー。
店内の雰囲気を味わいたくて選んだ店だったので、正直味の方は期待していなかったのですが、良い意味で裏切られました。このカレーめちゃんこ美味しい!
出てくるまでに多少待たされましたが、その時間も店内をゆっくり鑑賞できると思えば(あまり)気になりません。
次の機会があるかどうか判りませんが、もしそんな機会があればリピ決定!です。


次は観音寺川の桜並木に行こうと車を走らせてると、JR磐越西線の川桁駅近くの踏切に満開の桜を発見。


ちょうど駐車場が空いていたので、そこに車を停めて見学に。


見事な満開ぶり。


地面に散った花びらもほとんどなく、本当に今日満開になったばかりのようです。


桜の向こうには磐梯山が見えます。
旅行に関しては入念な下調べと綿密なルート計画が信条のワタクシですが、こんな風にガイドブックに載っていない素晴らしい景色を発見して、寄り道するのが旅の醍醐味だと改めて実感。

満喫したので本来のルート、観音寺川の桜並木へと向かいます。
場所は先ほどの川桁駅から意外と近く、車で5分ほど走れば到着しました。
・・・・が、近くまで行くと駐車場はここから1kmほど離れた場所に確保しているのでそこに止めて欲しいと案内の人に言われました。
1kmかぁ・・・微妙ですが仕方ありません。
そこで言われた通りに車を走らせていると、さっき車を停めた場所にでてきました。
あれ?ここに停めて歩いて行った方が近くないか?
という事で、またそこに車を置いて歩くこと数分。


到着しました。
なんのことはない、さっき花見した場所の近くだったんですねぇ。


当然ここも満開の桜。しかも本数が半端なく多い!


それにしても水辺と桜って合うねぇ~。


テレビの中継をやっていました。


ほとんどがソメイヨシノですが、ちらほら違う品種も。


上流側に向かって歩いていって、この辺りで終わりのようです。

今年は桜前線の北上が早く、当初予定していた仙台の船岡城址公園の桜が2週間前に満開になってしまい、旅行当日はもう青葉状態だと書いてあったので花見は諦めておりました。まさか磐梯山周辺が満開とは。東北も広いと実感。


カレーも美味かったし満開の桜も見れたし、という事でホクホクと次の予定地へと向かいます。再び猪苗代湖方面に向かい、そこから少し北上したところにある五色沼湖沼群へやってきました。
東側のビジタセンターに車を置いて、そこから湖沼群の中をトレッキングして突っ切ったあと、西側にあるバス乗り場からバスに乗ってビジターセンターへ戻るというルートが推奨されています。
所要時間は1時間30分ほど。ビジターセンターに到着したのが14時前。
反対側にあるビジターセンター方面に向かうバスの時刻は15時51分。
所要時間どおりなら十分間に合う時間です。それではトレッキングスタート!


最初に見えてくるのが毘沙門沼。一番大きい湖沼です。
向こうに磐梯山が見えるなぁ~と思いながらしばし歩く事十数分。
行けども行けども次の赤沼は現れず。
それどころかいつまで経っても毘沙門沼からはなれてゆく気配がありません。

・・・・とてもこのペースで1時間30分も歩く自信がなかったので、五色沼湖沼群の横断は諦めて
引き返す事にしました。


途中観光プラザで売っていたソフトクリームで栄養補給。


ビジターセンターに戻ってバス停側の駐車場に車を置いて、次は西の反対側からトレッキング開始。まず出てくるのが柳沼。


場所が変わると色が変わって見えます。


そして次が青沼。


多分弁天沼。

ここまで向かう途中で、最初にトレッキングを始めた時に一緒だった人達が反対側からやってきました。しっかり横断してきたようです。

弁天沼まで見たところで引き返して、次の予定地の桜峠へ。



小さな花を咲かせた桜の木がけっこうな本数植えられていました。



少し小高い場所なので見下ろせば、淡い幻想的な桜の木々が目に入ります。

もうすでに時刻は16時過ぎ。このまま喜多方方面へと出発。


やってきたのは喜多方駅近くの「日中線しだれ桜並木」
昔走っていた日中線の線路跡に植えられたしだれ桜並木です。



当時のSLが置かれてたりするのが、線路跡を偲ばせますなぁ。

時刻も17時を過ぎて肌寒くなってきたし、桜も満喫したので引き上げます。
お腹も空いてきたのでそろそろ夕食に向かいますか。



その前に気になっていたお菓子を買いに菓子店「太郎庵」へ。



この「会津の弁天さま」が気になってました。
アーモンドパウダーの生地にダマンドと白あんが入っているお菓子です。


すっかりお腹もすいたので、夕食は「とんかつ番番」でソースカツ丼を。


特上ソースカツ丼をがっつりいただきました。
Posted at 2023/05/10 17:25:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 日記

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