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DT50のブログ一覧

2014年07月23日 イイね!

【R1-Z】R1-Zのレストア風景(その10)

どうにか解体できたのでチェックしていきますが…まずはピストン…

こりゃ酷いねぇ…表面のメッキが傷んで痘痕になっちゃってます。写真右側のちょっと大きい傷はオイラがプライヤーで掴んだ跡なんですが、同様の傷が他のピストンにもあってちょっとびっくり…誰だいこんなピストンを再利用した奴は…(汗)

一方のキャリパー側はと言うと…

これまた酷いねぇ…シールがガビガビやん…これじゃあピストンも抜けん訳だわ(汗)

色々酷い状態ですが、ピストンやシールなどの消耗品を交換してやればキャリパー自体は再利用可能と判断したのでオーバーホールする事にします。

今回使った洗浄剤

サンエスエンジニアリングのメタルクリーンα、オイラは車のレストアを記録した同人誌で知ったんですが、エンジンのOHなんかの定番アイテムらしいです。

とりあえず使用前がこちら

使用方法は簡単で、お湯(80℃くらいが最適らしい)に溶いて浸け置きするだけ。正直ホントかよと思いつつ6時間後に引き揚げてみたら…

使用後…凄ぇ…

細かい所は汚れが残ってますが、歯ブラシで擦ってやったら塗装の傷みに汚れが入り込んじゃってるところ以外は綺麗に落ちました。

最初にお湯に溶いた後は放置するだけでここまで落ちるんなら、温度管理は面倒になるけど鍋とかで煮込んでやればもっと短時間で綺麗になるんじゃなかろうか…
Posted at 2014/07/23 22:03:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年07月23日 イイね!

【R1-Z】R1-Zのレストア風景(その9)

ぐはっ、間が空いてしまった。もうちょっと更新ペース詰めないとダレそうだなこりゃ…(汗)

バラバラのままだと場所を取る上に輸送するのにも不便なので仮組みします

何となくではあっても単車の形が出来上がるとテンションが上がるから不思議(笑)

車体の方はひとまず落ち着いたのでブレーキのオーバーホールをします

ブレーキダストで真っ黒なのは仕方ないとして、このピストンお仕事してんのかしらん?

まずはピストンを抜かなきゃお話になりません

という訳で基本中の基本、エアーを送り込んでみますが…

片側しか抜けないというお約束…いらんわそんなお約束orz

今回みたいに固着してエアーで抜けないとか、そもそもエアーツールを持ってない、なんて場合は油圧のラインを全部生かした状態でキャリパーをディスクから外し、パッドを抜いた状態でマスターをポンピングして油圧で抜くという荒業もあります。…もっとも、ピストンが抜けた瞬間ブレーキフルードがぶちまけられてスプラッターな事になるのでお勧めはしませんが…

上に書いた方法であっても片側しか抜けなかった。なんて事になれば最終的には自分でどうにかしなきゃなりません

という訳でこんな工具を用意しました。

使い方は簡単

こんな風にピストンの裏側を引っ掴んで捩じりながら引き出します。「オーバーホールまではしないけどピストンの掃除はしたい」なんて時にも重宝しますよ。

散々苦戦しましたが、解体は無事完了

結局内掛けプライヤーでは抜き取る所まで行けなかったので最終的にはピストン表面をワニ口プライヤーで引っ掴み、強引に引き抜きました。つーかこれピストン絶対仕事してなかったよね?
Posted at 2014/07/23 00:16:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年07月09日 イイね!

【R1-Z】R1-Zのレストア風景(その8)

ベアリング交換色々

まずはホイールから

オイルシールを抜き取り中~…抜き取った際に周辺の塗装が剥げて落ち込んだのは秘密だ!orz

ベアリングの打ち込み中~

ちゃんとした打ち込み用の治具も売っていますが、アウターレースに当たる適当なサイズのソケットで十分代用が聞きます。ただし、ソケットを直に叩いちゃうと変形して使えなくなっちゃうので間に何か入れてやった方がいいです。オイラはハンマーを2本使って、ハンマー越しにハンマーで叩きました。

スイングアームのベアリングの抜き取り中~

ベアリングはあまり衝撃を与えない方がいいのでこういうプーラーを使って抜くのが望ましいんですが、交換する(=はまってるものは捨てる)なら反対から適当な棒を突っ込んでレースの部分を引っ叩いた方が正直速いです。

スイングアームのベアリングを打ち込み中~

ここもハンマー越しにハンマーで打ち込み(爆)

ステアリングヘッドはボールベアリング

かつてはテーパーローラーベアリング化させるキットとかも売ってたそうですが、こいつの車格ならボールベアリングで十分だよなぁ…
余談ですが、ボールベアリングのように自分でグリースを塗りつけるタイプのベアリングを組む時はグリースの品質よりも量を気にした方がいいです。(粗悪品はダメですよ。さすがに)ケチらずはみ出すぐらい塗ってあげましょう。

Posted at 2014/07/09 00:18:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年07月02日 イイね!

【R1-Z】R1-Zのレストア風景(その7)

本塗装の塗料一式

左から塗料(黒)、硬化剤、希釈用シンナー、本塗装は配合比率がプラサフと異なり、主剤10:硬化剤1、シンナーは硬化剤配合後の塗料10:シンナー4~6といったところです。
塗装の際は

・塗装面に対して極力直角に吹き付ける
・ガンと塗装対象の距離を一定に保つ
・ガンの移動速度を一定に保つ
・一度に厚塗りせずに薄く塗って数を繰り返す

が鉄則です。
最初の一吹きは全体に塗料が何となく乗る程度に軽めに吹いて、二吹き目から本格的に色を乗せるようにします。
また塗装ガンでも缶スプレーでも塗料を霧状にして吹き付けるという塗り方の宿命で、塗装範囲の中心付近は塗膜が厚く、周辺部に広がっていくにつれて塗膜は薄くなっていきます。今回塗った物はホイールやフレーム、ステーなど幅が細いものが中心だったのであまり気にしませんでしたが、車のボデーのように広範囲を塗る時は塗装範囲を目分量で3等分し、常に3分の1ずつ塗装が被るように塗っていくのがきれいに仕上げるコツです。

塗り上がったリアホイール

色は艶消し黒にする予定なのですが、これはこれで綺麗だなぁ…ちなみにプラサフ同様夏場でも最低丸一日は乾かしてあげましょう。

トップコート(クリア塗装)一式

後列左から希釈用シンナー、クリア塗料、前列左から艶消し剤、硬化剤
今回は艶消し仕上げなので配合比率は主剤2:硬化剤1、硬化剤混合後の塗料10:艶消し剤8、艶消し剤まで混ぜた塗料10:希釈用シンナー4~6といったところ。
艶消し剤の配合比率はどの程度の艶消しにしたいかで変わってくるので最終的には自分で試行錯誤してみるしかないです。オイラは面倒くさいので目一杯艶消しに振った配合比率で出たとこ勝負でした(爆)
ちなみ通常の光沢仕上げにする場合は主剤2:硬化剤1、硬化剤混合後の塗料10:希釈用シンナー0.5~1くらいの配合比率になります。
配合比率を見ただけで気付く人もいると思いますが、本塗装に比べると艶消し、光沢どちらの仕上げでも乾燥速度はかなり早いです。とくに光沢仕上げはメーカーのホームページを見ると2時間程度乾燥させれば仕上げのコンパウンドがかけられるとか…その分塗装を行う気温に見合った硬化剤とシンナーを選択しないと、特に夏場は吹き付けられた塗料が塗装面に広がり切る前に乾いて滑らかに仕上がらない事もあるそうです。

塗装完成~♪

配合を変えるのが面倒くさかったのでホイール以外の物も艶消しにしちゃったけど、結果的にはこっちの方が格好良く仕上がったので結果オーライです(爆)
Posted at 2014/07/02 01:04:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年06月25日 イイね!

【R1-Z】R1-Zのレストア風景(その6)

塗装用品一式

塗装については手間と予算の都合でフレームとスイングアームまでは缶ペのアクリル塗料を使ったんですが、輸送中や部品の取り付け時にちょっと当てたり引っかけたりするとあっさり塗装が割れて剥離するため、急きょ予算を確保してウレタン塗料と道具を一式揃えました…正直、最初からこうしとくんだったよorz

で、塗装を剥離したホイールは水洗いします。剥離剤が残ってると、塗装が乗らないだけでなく、下地を侵食して傷めてしまうので念入りに洗う必要があります。そして、洗い終わったらよく乾かすこと、コンプレッサーがあるなら細かい所を中心にエアブローしてやりましょう。

プラサフ一式

左からプラサフ(黒)、硬化剤、希釈用シンナー
今回使用したのは自動車用ウレタン塗料としてはポピュラーな2液型、硬化剤を混ぜる必要のない1液型のものもあるようですが、取り扱った経験がないのでやめておきました。

よく乾かして水気を飛ばしたらシリコンオフで脱脂、乾いたら塗装開始

メーカー推奨の混合比率は主剤10:硬化剤2:シンナー2~3(塗装時の気温で調整)といったところです。

フレームのところでも少し書きましたが、塗る時は最初に部材の突合せ部など、塗料が入りにくい所を先に塗装し、その後全体をまんべんなく塗ります。
塗り上がったら夏場でも丸1日は乾燥させてやりましょう。

乾燥させたら全体を耐水ペーパーで水研ぎして、塗装面をならしてやります。

番手は400番くらい、塗装面を指で撫でてみてツルツルな程度に研いでやれば十分です。力が集中しやすい角やプレスラインが入ってる部分は塗装が落ちやすいので注意が必要です。

水研ぎが終わったらまた水洗いして塗料の削りかすを除去、よく乾かして脱脂してやれば本塗装の準備は完了です。
Posted at 2014/06/25 00:09:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   07/10 02:22
ども、小田原在住のDT50と申します。 相棒は平成18年2月登録のディアスワゴンスーパーチャージャー(5MT RR)、トランポに使ったり遠出をしたりと色々...
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