刺客。。。

イタリア娘を口説き損なって、落ち込んでる私に昨日の昼下がりに突然の訪問者が。。。

その訪問者は、私のBMW一筋だっ私を見事に口説き落とし今の私の愛車遍歴に変化をもたらした人物です。

彼は、私の顔を見るなり社長水臭いではないですか！？
と、一言。。。

まあ、社長の好みは私が一番知ってますから。
明日には資料纏めてお持ちしますよ。

そう告げて、帰って行きました。

彼は、私のSNSを定期的にチェックしては私の所に要所要所で電話をくれるのです。
今回のイタリア娘に恋焦がれた私のブログを見ていて、自宅にやってきたのだと思います。

数あるクルマのセールスの中で自宅に入る事が許されているのは彼だけなんです。
経理部長も何故か？彼に対しては友好的な態度なんですよ。(^^;;

そんでもって、日が変わった本日の午後に彼は資料を纏めて持って参りました。
その中身を見た瞬間、私の中の何かが壊れました。
あんなに、イタリア娘に恋焦がれた気持ちは何処へやら。
すっかり、そのお見合い写真の彼女に心を奪われてしまいました。
しかも、経理部長も納得のいく好条件を提示。。。

難点と言えば、総額1000万オーバーと言う事です。
まあ、コレが難関中の難関なんですが。。。

すると、彼は経理部長に的を絞り語り始めました。
経理部長もこのクルマの美しさが気に入ったのか、真剣に彼の話を聞いております。
そして、計算器のボタン叩きながらお互いの攻防戦が始まりました。
私は、その光景を眺めてるだけです。
おおよそ、２時間近くの攻防戦が終了した時に経理部長の口からアナタが半分負担するなら残りは会社の方で用意します。

私は思わず、聞き直しました。
半分負担。。。
半分と言えば、おおよそ500万。。。
そんな、大金なんて。。。

すると、経理部長は何ポカンとしているの？
さあ、如何する？
出たぁ〜！経理部長は私の虎の子の隠し金の存在を認識しているみたいです。(爆汗)

それと、立て続けに経理部長から、今回もしこのクルマ購入するんなら５年間は一切新しいクルマの入れ替えはナシと言う条件が出されました。

猿ほどの脳みそしか持たない私の思考は余りの怒涛の話に完全にフリーズ状態になりました。
魅力的な彼女を見せられ、若しかしたら手に入れられる？ただその条件は決して楽ではない。。。

そんな様子を見た、彼は満面の笑みを浮かべ社長今回の条件は特別中の特別ですからと、言いながら席を立ちました。
2人が出て行ったあと、1人残された私は写真を片手に動けずにいました。
そして、ようく考えた答えは。。。

明日、経理部長に話をするつもりです。

恐るべし刺客
今夜も眠れそうにないです。