
昨日、ブログにあげたましたが我が家を担当しているポルシェセンターの所長さんが、突然お見えになりました。
その時に乗って来たのは、今が旬の718ボクスターSでした。
そして、所長さんが折角なので乗ってみませんか?と勧められました。
本来、新しもの好きな私ですから断る筈がございません。
勧められるままにハンドルを握らせて頂く事に致しました。
腰の事もあったのですが前日よりだいぶ楽になった事もボクスターに乗ってみる気にさせてくれました。
ドライバーズシートに腰掛けると、そこは正にポルシェの空気感が感じられます。
先代よりも少し近代化されたコックピットは好感が持てます。
さて、今回のトッピクスは皆さんも承知の通り718ボクスターになりエンジンがフラットNA6からターボチャージャー付きのフラット4になった事ですね。
これは、ポルシェと言えでもヨーロッパの罰則付きのCO2排出量規制をクリアする為に排気量をダウンサイジングせざるを得ない(ポルシェではライトサイジングと呼ぶらしい)事情からですね。
やはり、皆さんもその辺りがどのように変化をもたらしたのかが1番気になる点でしょう。
まあ、私もその辺りの変化がどんなものか試したかったので、高速を含めたご近所のテストコースを一回りする事に致しました。
走り始めて最初に感じたのは、従来より出足が軽快に感じた事でした。
恐らくこれは、ターボチャージー化による低速域でのトルクの増大が影響しているのでしょう。
そして、次に感じたのは排気音の低音の効いたサウンドです。
これは明らかにフラット6NAのメカニカルサウンドとは変わりましたね。
この排気音は好みの分かれるとかんじましたね。
そんな事を思いながら、一般道を走りながら高速へ向かいます、
一般道では低速域のトルクが増した事によりとても乗りやすい印象です。
そして、いよいよ高速に乗り込みます。
此処でスポーツモードプラスモードに切り替え、少し右足に力を入れ踏み込むとターボー特有のターボラグが感じられなく相変わらず素晴らしいPDKのスムーズな繋がりにエンジンパワーがシンクロして気持ちの良い加速をしてくれます。
この加速感は、前のモデルとはフィーリングが変わったと思います。
前モデルは、低速回転域では少しトルクが細く3000rpmを過ぎた辺りから一気にトルクが盛り上がり上までカーンと綺麗にエンジン回転が上がるという風な加速感でした。
恐らく、新型モデルの方がよーいドンした際の加速競争は速いのかも知れませんね。
まあ、速いと言ってもコンマ何秒の世界だと思いますので、このクルマのキャラクターから言っても速さがどうのこうのと言うよりは、どちらのフィーリングが好きかなと言うところだと思いました。
個人的には、街乗りや高速をクルージングするなら新型ボクスターの方が良いと思いますが、スポーツカーの走りを楽しみたいのなら前モデルのボクスターの方が良いと思いました。
ただ私が今回の718ボクスターで良くなったなあと思う点はハンドリングが素晴らしく良くなった事です。
これは、高速複合コーナーや車線変更の際に明らかに感じられ、素早い切り返しにもシャシーは見事に追従し、リアタイヤが見事に粘ってくれ918よりも安心して踏めるようになったなあと関心しました。
恐らく、シャッシやステアリングの鋼製を大幅にアップし足回りの見直しをした結果だと感じました。
まあ、ほんの1時間程度のドライブでしたが改めてポルシェボクスターの素晴らしさを体感させて頂きました。
よく、ポルシェのボクスターはポルシェの入門車的な扱いをする方がいらっしゃいますが確かに初期の頃はそんな位置づけだったかも知れませんが、918辺りからはボクスターはスポーツカーとして立派に確立したクルマだと思いますね。
ただ、一つ注文付けるとすればもう少しお値段を下げていただきたいと思います。
現行のSで其れなりのオプションを付けると1000万前後になっちゃいます。
出来れば、乗り出しで700万以内で収めて頂ければと思います。
最後に、この車が買いかどうか問われれば私は買いだと思いました。
あくまでも、ど素人の感想と思って下されば幸いです。
急な試乗でしたので、全く写真は撮ってません。
あしからず。。。
Posted at 2016/07/09 09:45:01 | |
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