
本日、横浜赤レンガにてマクラーレンMP4-12Cスパイダー を試乗させて頂きました。
正直、試乗に関しては所詮この辺りをチマチマ走る程度だろうと思っておりました。
一通りの説明を伺いいよいよ出発です。
すると、助手席のスタッフのお方から
『○○さん、高速走りましょうか!?』のお言葉が。。。
一瞬、耳を疑いましたが、
『この車の良さは高速走らないと分からないでしょう!』
おお~なんと太腹なメーカーさんなんだろう~と、感動しました。
そして、お調子者の私はあろうことか
『オートモードを解除してマニュアルモードで踏んじゃって良いですか!?』
すると、
『構いませんよ!本来ならオートモードが基本ですがある程度のキャリアの積んでいるお方の試乗会ですから』
そう言いながら、走行モードを変えられる「アクティブ・ダイナミック・パネル」に手を伸ばし遠慮なくマニュアルモードに切り替えて新山下から一気に左コーナーをベイブリッジ方面に駆け上がります。
いや~参りましたね、ある程度想像しておりましたが、あの懐の深さはハンパ無いです。
恐らく、今まで乗ったどの車より高い次元でのスポーツドライビングが可能な車でした。
しかも、ある程度ラフに右足を踏み込んでも唐突に変化するのではなくドライバーの意思に見事にリンクするのです。
これって、非常に大事な部分だと思います。
過去にオーバー500Psの車を何台か経験致しましたが、高速安定性ではあのR35以上のモノを感じました。
脚の動き、ハンドリング、ブレーキング、どれを取っても危ういさが感じられないのです。
ベイブリッジの頂点に差し掛かる時の速度はオーバー○○○以上出ておりましたが、その速度域でも片手で操作出来るぐらいの安定感です。
それと、ブレーキングのフィーリングの良さと可動式のリアウイングの演出には素直に感動致しました。
特に状況に応じて大きく上方に立ち上がり、エアブレーキとして車体の減速メンバーとなる機構はジェット機を連想させます。
○○○速度から大黒のスロープに入る手前で一気にブレーキングした瞬間に後方でリアウィングが立ち上がり空気の抵抗の音は初めての体験でした。
そんなこんなで夢のような試乗会はあっという間に終了致しましたが、しっかり体や脳には刻み込まれました。
まあ今回の試乗車はOPてんこ盛りですので、テスト車=3882万2000円のプライスらしいので、おいそれと手を出せるシロもんじゃ御座いませんが。。。^^;
少しの間でも、良い夢みせて頂いたと思っております。(笑)
ほんのちょっぴりですけど、経理部長殿が試乗の様子を撮影して頂きました。
此方はお友達が撮影してくれた動画です。
マクラーレンMP4-12Cスパイダー
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4509×2093×1203mm
ホイールベース:2670mm
車重:1376kg(乾燥重量)
駆動方式:MR
エンジン:3.8リッターV8 DOHC 32バルブターボ
トランスミッション:7段AT
最高出力:625ps(459kW)/7500rpm
最大トルク:61.2kgm(600Nm)/3000-7000rpm
タイヤ:(前)235/35ZR19/(後)305/30ZR20(いずれも、ピレリPゼロ)
燃費:8.5km/リッター(英国国内値)
価格:3000万円/
テスト車=3882万2000円
オプション装備:エリートペイント(62万2000円)/カーボンファイバースプリッター(34万6000円)/カーボンファイバーミラーケース(34万6000円)/カーボンファイバーターニングベーン(34万6000円)/カーボンファイバーディフューザー(48万4000円)/カーボンファイバーエンジンカバー(34万6000円)/スポーツエグゾースト(65万7000円)/ステルスパック(12万5000円)/ニュースタイルライトウェイト鍛造ホイール<TPMS含む>(58万8000円)/ダイヤモンドカットフィニッシュ(27万8000円)/スペシャルカラーブレーキキャリパー(13万9000円)/セミアニリンスポーツインテリア<電動メモリーシート&ヒーター付き>(138万6000円)/コントラスト・ステッチ(4万2000円)/カーボンファイバーインテリアアップグレード(48万4000円)/カーボンファイバーシートバック(48万4000円)/カーボンファイバーシルパネル(34万6000円)/カーボンファイバーホイールアーチ(34万6000円)/パーキングセンサー<リア&フロント>(24万9000円)/車両リフトシステム(55万9000円)/専用フロアマット(4万9000円)
Posted at 2013/07/19 21:26:48 | |
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