
アウディQ7の納車まであと6日後になりましたが、納車前にやっておきたい事がありました。
それは、Q7のライバル車とされているボルボXC90に一度、試乗してみたいと思っておりました。
そんでもって、ダメ元でご近所のボルボディラーさんに電話してXC90の試乗車があるか伺ったところ、あるとの返事が返って参りました。
そして、今日は何時でも試乗可能だとの事でしたので午前中に伺う約束を致しました。
電話を切り急いで着替えを済ませディラーさんに行きました。
ディラーさんに着くと、ホワイトボディのXC90が用意してありました。
一と通りの挨拶を済ませ、早速乗り込みます。
今回の試乗車のグレードはT6Rデザインというものでした。
搭載エンジンは4気筒2リッターガソリンエンジンのスーパーチャージャー&ターボ付きで最高出力320馬力最大トルク40.8kgmの車です。
運転席に座ると、そこにはドイツ車とは違った世界観が広がります。
あたかも、高級なホテルのロビーにでもいるかなような雰囲気です。
ボルボいわくスカンジナビアデザインと言うらしいです。
あと、インパネの特徴としてはiPadを少し大きくした様なタッチパネルが目に付きます。

このタッチパネルでナビゲーションやエアコン操作その他殆どの機能をコントロール出来ます。
この手法は、好き嫌いがはっきり分かれる所かなと思いました。
個人的には、運転中にiPadの様な操作は危険な気がしました。
まあ、これは慣れの問題かもしれませんが。。。
いよいよスタートです。
走り出しは2トン以上ある車重の車が何の不自由もなくスタートできます。
これには、本当に4気筒2リッターのエンジン搭載している車なのかなと感心しました。
そして、一般国道を流れに沿って走ります。
ミッションの繋がりもスムーズで殆どショックを感じません。
此処までの評価は上々でした。
しかし、交通量の少ない道でアクセルを踏み込んだ時にダウンサイジングエンジンの弱点を露呈して仕舞いました。
3千回転までは、エンジン音も抑えられておりましたが3千回転を越してからはエンジンの音とザラつき感が一気に顔を出しました。
アウディQ7の4気筒2リッターにも試乗しましたが、Q7はレッドゾーンまで滑らかに洗練された感がありました。
それと、ちょっと路面が荒れた所を走ると脚がバタつきます。
あと、ハンドルの径が小さくそのせいで少し落ち着かないハンドリングに感じます。
そんなこんなで、15分程度の試乗でしたので余り突っ込んだインプレッションは出来ませんでしたが、試乗して色々感じる事が出来て良かったです。
今回、私が選択したアウディQ7はV6エンジン3リッターですので一概にボルボXC90との比較にはならない部分も有るかも知れませんが、ボディスタイリングや内装のデザインは個々に好みがあるので敢えて私の感想は割愛致しますが、こと走りに関してはQ7の方が一日の長があると思います。
エンジンの出来、足回りやハンドリングの熟成度は明らかにQ7の方が今現在上回っていると思いました。
あと、ボディ剛性や安全装備などは五分五分といった感じです。
相手を知ることは、己を知ることだと私は思います。
今回、ボルボXC90に試乗して改めてアウディQ7を選択した事は正解だったと思えました。
ただ、悪魔でも此れは個人的な感性の問題なので人によってはボルボXC90の方が良いと思う人がいるかも知れません。
その事については、個人の自由なので私はそれはそれで良いと思います。
追記
ボルボXC90とアウディQ7の比較した動画が有りました。(参考までに)
私も似た様な感想を持ちましたね。
Posted at 2016/10/15 21:58:47 | |
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