今回紹介するコミックは、楠みちはる 作 C1ランナー1~12巻です。前作の湾岸ミッドナイトと比べて今作のC1ランナーは、車よりも人間関係にスポットがあてられており、それと同時に各種車関係の用語が解りやすく説明されています。例えば、パワーとトルクの違い、セッティングの方法論等が単純明快に書かれています。それと同時に、出版ならび印刷関係の人間から見ても一つの雑誌、作中に登場する「GTカーズ」の復刊も見ていて勉強になります。C1ランナーは、解っている事もしくは理解している事を、解りやすく説明するための教科書みたいなコミックです。勿論、車の描写も面白いのでお勧めのコミックです。機会が有れば是非とも読んでください。