
以前から気になっていた天井からのギシギシ音。
特に低・中速で曲がるとき、何かを乗り越える時などにギシギシ鳴っていました。
原因がしばらく特定できず…
・クロスバー取り付け部の隙間?
左クロスバーだけ揺らすとカタカタ音がします。右はしっかり固定されます。
これは、左後方のホールだけ大きめで設計通りだそうです。車のねじりで壊れないようにだと思います。
・サンルーフのレール?
いろいろ触ってみましたが、音は変わらず。
・クロスバーの一番前にあるシルバーのロープフック部
ここもひねると、ギシギシなります。グリスで音はかなり小さくなりましたが、この場所・音ではなさそうです。
ということで、良く分からない状態でしたが、洗車の時にルーフレール取り付け部のゴムを触ると、ビビりが。これかな?と。
ネットでも、同様のケースで、ホームセンターで買える薄いゴムを挟んだらよい、というコメントも発見。これですね。
ただ、この隙間、ほとんどないので、ゴムを挟むのは無理と判断。
そこで、モノタロウでフッ素樹脂ガラス粘着テープを購入、これを貼り付けることに。狙いは、フッ素樹脂ですので滑りやすくなること。天板とゴムとの間を滑りやすくして音を無くそう、という魂胆です。
次のような作業手順を繰り返します。
・適当な長さに切って、不要なクリアファイルを裁断して作ったテープガイド(5cm x 4cm 程度の大きさにカットすれば十分かと思います)の角にテープの隅っこだけ貼り付ける。
・ルーフレールを右か左、どちらかに引っ張ると、ちょっとだけ天板とルーフレール取り付け部のゴムの間に隙間ができるので、そこにテープガイドを挟んでテープを入れ込みます。この時、テープの粘着部はルーフレール側にしておき、ルーフレールに固定するようにします。
ここまでで、次の写真ようなイメージに。実際は両方のレールで作業しています。また、音がする前の方だけです。ちょうどサンルーフをよけるようにくねっと曲がっていますが、およそ、その部分までです。
このくねっとへこんでいる部分ですが、サンルーフ搭載モデルでなくても、同様にくねっと曲がっているようです。このいびつな構造もギシギシ音発生の一因ではないかと思っています。
これで、ルーフレールの取り付け部ゴムの下にテープが張られた状態になります。次に、切り取りです。
・このあと、クリアファイルの断片を、天板とシールの間に潜り込ませます。今度は、シールが滑るので簡単に入ります。
・クリアファイルが下敷きになりますので、カッターで丁寧に不要なテープを切り落とします。
すると、タイトル画像のようなイメージに。テープが中で上向きに貼られているとは気づかれないと思います。
原理上は、天板側にテープの粘着面を持って行っても問題ないのですが、切り取りがえぐくなる、という点で、あえて粘着が弱くなるであろうルーフレール側につけています。
以上で作業終了です。作業時間、準備もいろいろありましたが、およそ45分程度でしょうか。
効果は抜群です。嘘のようにギシギシ音は消えました。
ほんと、静かな車です(笑
原因は、コーティングか、取り付けの際の個体差と思われます。あまりこの点での報告がないため、おそらく、個体差があると思います。
スバルさんには、ルーフレールのゴムのボディ設置側はフッ素コーティング処理してほしいところですね。
Posted at 2022/02/26 18:29:26 | |
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