2022年03月17日
ノアにハンズオフが提供されるということで、「お!トヨタも低価格で提供してきたな!いいね!」と思いましたのでちょっと調べてみることに。
スバルのアイサイトは同じバージョンならば、車の間での差やグレードでの差はあまりありません。
例えば、アイサイトXはレヴォーグ、アウトバック、WRX S4に搭載されています。これらは、ほぼ同じなのですが、アウトバックだけポストコリジョンブレーキコントロールの言及があり、この機能が搭載されています。
とはいえ、本質的に違いはありません。スバルが車体の差を、事前に相当詰めてチューニングしているようです。
トヨタさんの場合、Safety SenseにPとCの違い、そしてさらに機能の高いAdvanced Driveがありますが、この中でも差があるようです。
「Advanced Driveを搭載するミライとレクサスLSはいずれも車両最低価格が800万円を超えるが、今回の新型車の車両最低価格は297万円(同システムを搭載するノアの場合)。提供する機能やセンサーの数を減らすことなどでシステムコストを抑え、価格が300万円以下のミニバンへの設定を可能にした。」(日経XTECH)
と記載されている通り、センサーの数はともかくも、機能を減らすということで、明確にダウングレードされていることが示されています。でも、Advanced Driveとあるので、ここはトヨタさん、わかりにくくないでしょうか?このわかりにくさは、ダウングレードにあります。
トヨタではToyota Safety SenseをSafety機能と位置付けており、これを基本として、追加としてAdvance Driveがあるという扱いのようです(トヨタ ノアのぺージ参照)。そして、ミライと同じAdvanced Driveという名称ですが、機能が限定的です。
スバルも、アイサイトに追加のツーリングアシスト、アウトバックはサイトを見ると、アイサイトツーリングアシストとは一切記載されていませんが、マニュアルには記載があり、アイサイトとしてのコアテクノロジー(アイサイト コアテクノロジーと間にスペース入り)を基本として、アイサイトセイフティプラス、それらに対する追加としてのアイサイトツーリングアシストやアイサイトXという位置づけです。
スバルの場合、このような追加が色々ありますが、トヨタとの違いは「基本的にアップグレード」であって「ダウングレード、つまり機能の削減などはない」という安心感です。ですので、最終的に追加された名前を言えば、機能は確定するというイメージです。
さて、ノアのAdvanced DriveとアイサイトXのパッと見た違いですが、以下の様子です。
・ハンズオフは~40Kmまで、自動車専用道路で対応ですが、地図連動とは書かれておらず、どのようにして判断するかは不明、ミライはナビ連動が明記されています。 アイサイトXは50Kmまで対応、ナビ連動。
・レーンチェンジアシスト、プロアクティブドライビングアシスト、ドライバー異常検知(ただしAdvanced Driveは自車線内、カーブを避けず、ミライなどはちゃんと路肩)などは名称は違いますがアイサイトXと同様に、機能が劣化している場合もありますが搭載しています。料金所前の減速はなさそうです(ミライは一度ハンズオンでマニュアル操作になるのだと思いますが)。青信号警告も両方搭載。
・車線変更アシストはどちらもありますが、ミライにあるナビ連動の車線変更のシステムアシストはできないようです。このシステムアシストは、アイサイトXにもありません。
・ミライなどにはLiDARが搭載されているようですが、ノアはデンソーのミリ波レーダーと画像センサーを組み合わせた安全運転支援システム「グローバルセーフティパッケージ3(GSP3)を用いるようです。デンソーさんなので、価格が落ちた、ということだと思います。
・プロアクティブドライビングアシストですが、この機能の作動車速域がかなり詳細に定められており、全て0kmからではない、というところが気になります。
道路を横断する作動対象に対する支援 約30km/h~60km/h
道路脇の作動対象に対する支援 約30km/h~60km/h
先行車に対する減速支援 約20km/h以上
カーブに対する減速支援 約20km/h以上(このように記載されていますが、これ以外にカーブ前減速に対する記述がありません。マップ連動ではなく、画像レーン認識による減速ではないかと推測します。ミライはマップ連動です。)
となっているようです。これについては、ミライも同じで、いろいろ書かれていますが、最低でも5kmからという設定になっています。あれ?ですね。
アイサイトでは、プリクラッシュステアリングやプリクラッシュブレーキと呼ばれる機能で、取説ではすべて約1km/hからとあるようです。
逆にITS connectについては、Advanced Driveのみ言及されていますね。
ここまで詳しく見ることも、体験・評価することもなさそうですが。
そのうち、比較動画が出てくると思いますが、価格性能比はかなり高いシステムだと期待しています。
こういったシステムがどんどん登場することで、自動運転レベルのステップをさらに上へ、そしてさらに低価格化が進むとよいですね。
Posted at 2022/03/17 16:32:08 | |
トラックバック(0) | 日記
2022年03月17日
https://www.youtube.com/watch?v=9POrKtdtN8k
新型アウトバックハーマンカードンと新型レヴォーグノーマルオーディオ聴き比べる動画が上がっていますね。
・版権のない楽曲
・マイクにウインドスクリーンがついていて風切り音は低減されているようですが、空調の直接機器音がちょっと大きい
・低音はもっと締まっていますが、録音環境が原因か、ひずんでいる
というところはありますが、十分差がわかりますね。
ですが、宗教ですので(笑
CAR Audio&Visualに関連して少し調べてみました。
・圧倒的にOTTOCAST AI BOXが人気のようですね。YouTubeなどに対応するとはいえ、TreasLin4台分のお値段は不要ですね。
# 車内で子供は自分のタブレットで見ますので。iPad買える値段を払う意味があるのか?と考えてしまいます。
・BT5はエアコン吹き出し口形状が縦なので、ドリンクホルダー設置のスマホホルダーがあるとよさそうです。自動開閉、Qi対応というのもあるようですね。もうちょっと調べてよさそうなら購入検討しようかと。
Posted at 2022/03/17 14:06:01 | |
トラックバック(0) | 日記
2022年03月15日
アメリカの中古車相場、特に全米の指標となるのがKelley Blue Book。
このKelley(ケリー) Blue Bookの2022年5年間コストオブオペレーションアワードがでました。つまり、5年間所有した際の維持費が優れている車のこと。リセール、メンテナンス、保険、燃料,などなどすべて込みといった感じです。
このアワードで、SUBARUが4冠達成ですね。
ミッドサイズSUV3列シート部門 アセント
スポーツカー部門 BRZ
コンパクトSUV部門 フォレスター
ミッドサイズSUV2列シート部門 アウトバック
アウトバック(BS)は世界の全販売台数の4%しか日本では売れていません。アメリカは85%を売っているそうで、アウトバックを買う=日本チューニングのアメ車を買うようなイメージかもしれません。
とはいえ、五味さんがYouTubeで雪道でアウトバックを転がして、べた褒めしている通り、そういうシーチュエーションでは、無敵の車ですので、なんら文句はありません。
Posted at 2022/03/15 00:21:14 | |
トラックバック(0) | 日記