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2022年02月26日 イイね!

天井・ルーフレールのギシギシ音対策

天井・ルーフレールのギシギシ音対策以前から気になっていた天井からのギシギシ音。
特に低・中速で曲がるとき、何かを乗り越える時などにギシギシ鳴っていました。
原因がしばらく特定できず…
・クロスバー取り付け部の隙間?
左クロスバーだけ揺らすとカタカタ音がします。右はしっかり固定されます。
これは、左後方のホールだけ大きめで設計通りだそうです。車のねじりで壊れないようにだと思います。
・サンルーフのレール?
いろいろ触ってみましたが、音は変わらず。
・クロスバーの一番前にあるシルバーのロープフック部
ここもひねると、ギシギシなります。グリスで音はかなり小さくなりましたが、この場所・音ではなさそうです。

ということで、良く分からない状態でしたが、洗車の時にルーフレール取り付け部のゴムを触ると、ビビりが。これかな?と。
ネットでも、同様のケースで、ホームセンターで買える薄いゴムを挟んだらよい、というコメントも発見。これですね。

ただ、この隙間、ほとんどないので、ゴムを挟むのは無理と判断。
そこで、モノタロウでフッ素樹脂ガラス粘着テープを購入、これを貼り付けることに。狙いは、フッ素樹脂ですので滑りやすくなること。天板とゴムとの間を滑りやすくして音を無くそう、という魂胆です。

次のような作業手順を繰り返します。
・適当な長さに切って、不要なクリアファイルを裁断して作ったテープガイド(5cm x 4cm 程度の大きさにカットすれば十分かと思います)の角にテープの隅っこだけ貼り付ける。
・ルーフレールを右か左、どちらかに引っ張ると、ちょっとだけ天板とルーフレール取り付け部のゴムの間に隙間ができるので、そこにテープガイドを挟んでテープを入れ込みます。この時、テープの粘着部はルーフレール側にしておき、ルーフレールに固定するようにします。

ここまでで、次の写真ようなイメージに。実際は両方のレールで作業しています。また、音がする前の方だけです。ちょうどサンルーフをよけるようにくねっと曲がっていますが、およそ、その部分までです。
このくねっとへこんでいる部分ですが、サンルーフ搭載モデルでなくても、同様にくねっと曲がっているようです。このいびつな構造もギシギシ音発生の一因ではないかと思っています。



これで、ルーフレールの取り付け部ゴムの下にテープが張られた状態になります。次に、切り取りです。

・このあと、クリアファイルの断片を、天板とシールの間に潜り込ませます。今度は、シールが滑るので簡単に入ります。
・クリアファイルが下敷きになりますので、カッターで丁寧に不要なテープを切り落とします。

すると、タイトル画像のようなイメージに。テープが中で上向きに貼られているとは気づかれないと思います。
原理上は、天板側にテープの粘着面を持って行っても問題ないのですが、切り取りがえぐくなる、という点で、あえて粘着が弱くなるであろうルーフレール側につけています。

以上で作業終了です。作業時間、準備もいろいろありましたが、およそ45分程度でしょうか。

効果は抜群です。嘘のようにギシギシ音は消えました。
ほんと、静かな車です(笑

原因は、コーティングか、取り付けの際の個体差と思われます。あまりこの点での報告がないため、おそらく、個体差があると思います。
スバルさんには、ルーフレールのゴムのボディ設置側はフッ素コーティング処理してほしいところですね。
Posted at 2022/02/26 18:29:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月25日 イイね!

ビルトインクロスバーホールキャップの製作

ビルトインクロスバーホールキャップの製作価格comで、次の質問が投稿されました。
https://bbs.kakaku.com/bbs/K0001379809/SortID=24616103/
ご回答させていただきましたが、
言われてみれば、気になるといえば、気になりますよね。
いや、普通は気にならないです。

この穴をふさぐキャップはないかなとネットを探しましたが、
パーツが豊富な米国にもなく、そもそも、おおらかな国民性。
気にするのは日本人だけではないかと。

ということで、作ってみました。
「ビルトインクロスバーホールキャップ」
製作費、一個いくらだろ?材料費200円ぐらいかな?

・まずは型取り。型取り専用のプラをお鍋で煮て(本当に煮るのです。柔らかくなります)、穴に突っ込んで冷まして固めて型をとります。
・計測します。
・紙に手書きで雑に設計図を書いてCADに入力。
・試作はオレンジで透き通っているフィラメントを使います。



最初に左上を試作、ビルトインクロスバーについている機構と全く同じ爪が出てきてロックする機構にしてみましたが、だめですね。爪が一つだと片側が浮いてくるし、両方だとフィッティングがえぐすぎ。

次に、ねじ込み式にしてみました。作ってみたら、そこそこいけます。
ねじ込み部長さ(短い方が便利ですぐ作れる)と、大きさを調整して、うまくいくことを確認したら、本番です。

今回は、意匠性もこだわり、ツートンカラーに。
2個で十分ですが、とりあえず3つ製作。

普段隠れている開いている穴にはめ込んでみました。
右前はタイトル画像の通り。
左後ろですが、ここがちょっと工夫しどころ。一番右後ろの穴だけサイズが若干異なります。これは、スバルの設計がそのようになっているようです。
キャップは、どちらも対応できる微妙な大きさに調整しています。

両方取り付けると次のようなイメージです。


穴の大きさが違うので、回して閉まっている灰色ノブの位置が異なります。
右前と、左後ろ手前の穴は同じなようで、ノブは同じ位置に来ます。

ノブの位置も、狙ってみたのですが、やっぱりレールに平行な方がよかったかなと、若干反省。

何がうれしいのかわからないですが、ホールキャップうまくいきました。

<<おまけ>>

失敗作になりましたが、両方から爪を出す機構も作ってみました。ですが、ぴったりはめるための形状の微調整が至難の業になることが予想できましたので、速攻却下しました。内部断面図を手に入れることはさすがに無理です。



3D CADのデータはstl形式で以下のURLに掲載しておきます。ノブの位置を調整したい場合は、写真を参考にトライしてください。
https://firestorage.jp/download/9a7d6872e80210900d04e1dc987b7b028aee3f7c
Posted at 2022/02/25 12:03:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「米国スバル発表ケリーブルーブック2023 5年維持費アワードで5冠達成 http://cvw.jp/b/2370768/46927375/
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尾和東です。 よろしくお願いします。 基本、ファミリードライブを楽しむ派です。 アウトバックは楽しい車ですね。 自動車所有歴 1995年1月~...
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