2022年09月05日
「疲れないクルマ」ってホント? 検証してみた
という記事
また、ネット記事ネタなんですが
まず、さっぴいて考えないといけない点から
・スバルが発表していること
第三者による調査ではありません
・サンプルが少ないこと
・夫婦や親子(全10名)が参加
・首都高速3号渋谷線の池尻から東名高速の御殿場ICまでの往復約180km
・20代から40代で、かつ2014年以降のアイサイト搭載車のオーナーであること
・既にアイサイトを持っていて、「アイサイト」その喪に対する恐怖やストレスは少ないと思います
・本来なら、脳波測定なども含めて、様々な疲労・ストレス計測手段がありますので、そちらで直接計測すればよかったがそうではない
その上で
・高速道路では、1分間あたりの正面前方車に対する注視時間が、アイサイトXを使用した場合、渋滞時で37.8%減、また順調走行時で28.7%減と大幅に時間が減少、これは、前方をしっかり見ていないということではなく、先方車の動きばかりに気を取られることなく、視野全体に注意を向ける余裕が生まれていることだと分析
・高速道路を走行中に運転操作が必要であった時間はアイサイトXを使うと82.7%減少しています。そのうち、ハンドル操作で83.5%減、ペダル操作では93.8%減
・ドライバーのアイサイトX利用に対する満足度については、とくに挙動の確かさや滑らかさ、操舵・加速度支援について高い評価
・NASA-TLXでの評価でドライバーが感じる作業負荷は、渋滞走行時で61.4%減、また順調走行時で45.8%とそれぞれ削減
これにより、身体的負荷のみならず、精神的負荷も大幅に減っている
ということらしいです
運転負荷が少ない、つまり、疲れない、これも安全性を高める大きな要因になりうることは納得できます
いろいろ、細やかな問題を含むレポートですが、内容として、否定できる十分・クリティカルな問題はなさそうです
とにかくも、この安全性を、このお値段で手に入れることを考えれば、コスパはかなりすごい、といえるのではないでしょうか
Posted at 2022/09/05 00:13:19 | |
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2022年09月02日
2019年米国ノースカロライナで、アウトバックとスクールバスが衝突したドライブレコーダの記録が、今になって再び注目を浴びているという記事
バス、乗員、アウトバックの運転手、全員無傷だったとか。
実際の映像をみても、アウトバックがすさまじく二回りしています。
その前のハンドルを切って回避する時の車体も、安定しておりよいですね。
さらに、IIHSは、この夏8月4日に人気SUV7台へより厳しい条件での側面衝突実験行っていますが、その結果も…
Poor(だめだこりゃ): トヨタ カムリ、日産 アルティマ、シボレー マリブ
Marginal(いまいち): ホンダ アコード
Acceptable(まあまあ): ヒュンダイ ソナタとフォルクスワーゲン ジェッタ
Good(いいね!): スバル アウトバック2022年モデルのみ
相変わらず、ここは絶対に外さない、
そして、これだけは絶対にユーザの期待を裏切らない、スバル!
https://car-moby.jp/article/news/legacy-outback-traffic-accident-in-2019/
これだと、ネットニュースの感想になってしまうので、追加を。
この結果ですが、中型車では唯一のGoodとなります。
IIHSの新試験で最高評価を獲得したスバル車としては2車種目となります。
スバルは2013年以降、IIHSのTOP SAFETY PICK+を他のどのブランドよりも多く受賞しています。
特に、IIHSでは高速走行時衝突に関する側面衝突試験を追加しており、これはおー!となりますね。
さらにさらに、米国HLDI(ハイウェイ事故データ研究所)の調査では、
第2世代アイサイトであっても、歩行者に関連する可能性のある事故での保険金の請求率を、アイサイトなしの車両に比べて、41%減少させているそうで。
大リーグを見てもそうですが、こういう統計的説得力をしっかり与えてくれる米国のニュースや報道スタイルは良いですね…
ともかくも、このクラスでは、アウトバック以外は走って、見栄をきって、他人を全く考えないだけの鉄くずといわれても、データが物語っているので仕方がないといえます。協調性や、流行やスタイルの洗練された人かもしれませんが、無責任な人が乗る車ですね。
走るからには責任をもて。できるだけの事をしなければ。そう考えるなら、一択になりますね。そして、アウトバックが安全なだけのつまらない車といわれても、それは甘んじて受け入れるということですかね。
Posted at 2022/09/02 14:09:51 | |
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