DunkをLink化 6 車両インストールとトリガー設定(仮)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
『チューニング』というより、ハードウェアに適したようにソフトウェアを『調整』と言った方がベストな気がします
しばらくは純正ECUをメインで動かして、センサー系統の信号を横取りをして『Kurofune』でフル制御してもちゃんと動くようにセンサー系統の設定をおこなっていきます
ハーネスは点火系統と燃料系統、過給器系統、空調系統全ての配線を一度、『Kurofune』から出力はせず、センサー系統の設定が終わるまで純正ECU制御ができるように仕込みました
のちに少しずつ差し替えで『Kurofune』制御にできるように〜
で、案の定
純正ECUはチェックランプを叩き出しました(・・;)
『Kurofune』でもOBDを使えるようにするから診断機兼マルチメーターを買おうかな、スマホで見るやつ
とりあえず持ってる人いてるんで借りよっ
2
Linkにはトリガースコープという簡易的なオシロスコープがあります
ホンモノのオシロスコープでは各信号ごとにキャリブレーションして波形を出すわけですが、この簡易的オシロスコープではワンクリック
エンジンかけてサンプリング完了まで待つだけ
上段がトリガー1で入力信号はNEP
下段がトリガー2で入力信号はTDC
ダンクの場合、クランク信号(回転信号)はエンジンからTDC信号を受け取り、その信号を元にECUで回転信号を生成してきます
なので、ただ単に回転信号だけを読み取るのならばNEPから横取りするだけですが、これだと今、何番がTDCなのかわかりませんのでそれを判断する為にTDC信号を『Kurofune』に入力してやらないといけないのです
波形が逆位相になってますが、ここは調整でどうとでもなるみたいです
3
ちなみにTDCは?
カムシャフトスプロケットの矢印の部分、4箇所でカム角を読み取ってます
4
では、突起とTDCセンサーの位置関係を見ていきましょう
タイベル交換の時の写真が役に立つとは(笑)
・矢印のところにセンサーが付きます
・カムシャフトスプロケットは第1シリンダー圧縮上失点の位置にあります
・旧式のホンダエンジンなので左回転で回ります
これで分かる人にはどの波形とどの突起が第1シリンダー圧縮上失点なのか
突起はセンサーブラケットに隠れているところで、
波形はトリガースコープでは下向きになっていますが、短く3つ連続した3つ目が第1シリンダー圧縮上失点を示すモノになります
この位置関係を『Kurofune』に叩き込んでやればいいわけですが、今回はまだ回転信号を拾って正しい回転数を表示させるが目的なので後回しにします
TDCとは…
トップデットシリンダーの頭文字です
5
ではでは
ソフト側の設定に移ります
トリガーの全体的な設定です
おそらくマルチトゥースです(笑)
6歯で2歯かけてるミッシングトゥースかもしれない
とりあえず今のところ、回転信号を拾うにはまだ問題なさそうなのでそのまま進めます
優先トリガーは1
フィルタリングはデフォルト推奨とのことなのでデフォルトです
6
トリガ 1の設定です
設定内容は写真通り
7
トリガ 2の設定
これも写真通り
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最初はアイドリング(1000RPM前後)でとんでもない数値が出ていたので、ありゃ?となっていましたが、エッジを"Rising"から"Falling"に変更したらちゃんとした数値になりました
さて、これからどんどんキャリブレーションしていこ
今後のキャリブレーション内容としては、
・TP スロットル開度
・MAP 吸気圧センサー
・ノック
・ラムダ1
・水温吸気温サーミスタ
・トリガ較正
です
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