
そんなわけで、散々ネタにしてるのに対価を払わないのはアレだよなぁって事で、買って来ましたよ。
月刊天野こずえじゃなくて、
月刊コミックブレイドの今月号♪
表紙はもちろん、天野こずえ「あまんちゅ!」
「さあ、新しい物語を始めましょう!」っていう、表紙のアオリ文にワクワクしながらページをめくる。
もちろん最初に読むのは
スケッチブック(小箱とたん)
(゚ロ゚;)
いいじゃん、好きなんだから。つーか、こっちも散々ネタにしてるしさ。
つーか、初めて知ったけど、もうすぐ創刊7周年のブレイドでもうすぐ連載開始7周年を迎えるのね、この作品って。
註:スケッチブック(小箱とたん)とは・・・福岡県立太宰府高校みたいな福岡県内の某高校の美術部を舞台に、顧問の美術教師が石膏像を次々に破壊したり、主人公が野良猫に有効期限切れのエサを与えたりする、まったり4コママンガです。
7周年記念で、何か企画中ってあるけど、アニメの第二期やってくんないかなぁ?
第一期が「スケッチブック~full color's~」だったから、第二期は「スケッチブック~512色~」なんてな。根岸妹のデジカメがAPSカメラあたりに退化してるとか。
そんでもって、まったり4コマをしっかと堪能した後、遂に新連載へ。
ほえ?今回のタイトルロゴは「ARIA」で使ってたAnastasia改フォントみたいな、スタイリッシュ路線と一線を画す、「テニスの王子様」風の達筆なのね。この辺から主人公の性格とかが窺い知れそうな・・・
ほんでもって、さらに読み進めていく・・・
う~ん、やっぱりコマの使い方なんかが上手いなあ。
ぶっちゃけ今回は、プロローグのさらに前半的な内容で、内容はあって無いみたいなもんだけど、随所に引き込まれる個所が見られるのは、やっぱり展開の巧さによるものが大きいかも。
特に”おばば”と"黒髪の娘"のやり取りが秀逸なんだけど、その中でも”おばば”の台詞がしみるなぁ・・・
↓ネタバレなので黒文字。読みたい人は反転させて読んでちょ
「まあ 嬢ちゃんは若いからね 手のひらサイズの身近なモノが自分の世界のすべてだと
つい思い込んじまう事もあるよな」
(中略)
「大丈夫っ 顔を上げてみな すぐそこの目の前にでっけえ楽しい世界が
無限に広がっているぞってね」
↑ネタバレ終わり
まあ、ストーリーを追いながら読んでかないと、「素敵度」半減な訳だけどね。
前作「ARIA」で、作者が描きたかった「日常(ここ)にある楽しい幸せなこと」に通じるものが、この台詞に込められているような気がします。
そんなわけで、これからが楽しみな新連載。スケブと一緒に要チェックかな?
Posted at 2008/12/04 07:32:11 | |
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駄目な物欲 | 日記