オールシーズンタイヤからノーマルタイヤへ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
5月8日に行ったタイヤ交換の記録です。
作業は一般的に知られている方法に則って行いますが、多少自分なりにアレンジしているので記録を残します。
写真はオールシーズンタイヤを着用したタイヤ交換前のプリウスαです。
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先ずは愛車に積んでいたノーマルタイヤを下ろして、ノーマルタイヤに荷重のかかっていない状態で空気圧の初期値を確認。
230kPaでした。
3
適正値の240kPaに合わせるため、米式エアバルブ対応の空気入れで補充します。
4
ノーマルタイヤ4本全て、適正値の240kPaに合わせました。
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さて...
オールシーズンタイヤ外す前に、安全のため車止め(別途購入)を設置します。
オールシーズンタイヤは標準のホイールのため、ジャッキアップする前にホイールキャップを外します。
6
一度、同じ職場にいた方に油圧ジャッキやウマをご自宅から持ってきていただき、体験させてもらった事がありましたが、あれは大きいし重い...
私の場合、タイヤ交換で使用する工具は常に車の中に積んでおきたい...
それだとコンパクトである事や軽量である事、適切な耐荷重の物、適切な強度の物である事が重要...
そうするとどうしても標準搭載のジャッキと車止め(別途購入)のセットになる。
そのため私のタイヤ交換は愛車に標準搭載のジャッキと車止め(別途購入)を使用しての作業になります。
標準搭載のジャッキで車体を上げます。
一度地面から離れたことを確認したら、車体を下ろす方向に少しまわし、オールシーズンタイヤが少しだけ接地している状態にします。
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行程6の状態でナットを緩めます。
ナットがかなり固くなっている時があるので、標準搭載のレンチにレンチ長の3倍の長さのパイプを繋ぎます。
3倍の力が掛けられるようになるのでナットを緩めるのが凄く楽になります。
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写真を撮り忘れましたが、全てのナットを緩めたら再びジャッキで車体を上げ、オールシーズンタイヤを地面から完全に浮かせます。
オールシーズンタイヤを完全に浮かせたら下半分のナットを21mmソケットをつけた、柄の短いラチェットレンチで外します。
車止めは4個あるので、その内の1個をオールシーズンタイヤと地面の間に入れ、足で抑えています。
こうするとナットを外していった時、オールシーズンタイヤが外に出てくるのを抑えたり、柄の長いクロスレンチを使う時、柄が足に直接当たり難くなるので楽です。
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下半分のナットを外し終えたら今度は上半分のナットを、クロスレンチを遠心力を利用して、くるくる回して緩めながら外します。
これだと外すの早い。
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オールシーズンタイヤを外したら、スタッドボルトを念のためワイヤーブラシで磨いて、ボルトに付いているごみを除去します。
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ついでに交換したゴム部品の劣化も確認。
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ノーマルタイヤを取付けます。
ナットは21mmソケットとエクステンションバーを使って軽く手締め。
その後、ハンドルをつけて、ラチェットレンチで下と上と最低一ヶ所は締められるところまで締めます。
この時、ノーマルタイヤの位置がずれている事があるので、位置を直しながら締めていきます。
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残り3か所はクロスレンチを遠心力でくるくる回して仮締めします。
仮締めが終わったら、クロスレンチで軽く対角締めを3周行いました。
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ジャッキを少し下ろしてノーマルタイヤが地面に少し接地している状態にします。
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行程14の状態にしたら、クロスレンチで力を掛けられるだけ掛け、対角締め3周行います。
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トルクレンチの設定値が110N・mになっている事を確認。
110N・mというトルク値は、ディーラーへ問い合わせた結果、この値でやっていると回答いただいた値です。
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トルクレンチで対角締め3周行います。
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トルクレンチの対角締めが終わったら、完全に車体を下ろしてジャッキを外します。
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取付けたノーマルタイヤに車体の荷重が掛かっている状態にし、ノーマルタイヤの空気圧の確認と調整を行います。
この時、初期値は230kPaに下がっていました。
再び空気入れで補充し、240kPaに再調整しました。
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車止めの位置を変えながら、他3本も行程6から行程19までと同様に行い、全てノーマルタイヤに交換しました。
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念のため製造番号を確認。
今年で5年です。
何となく表面は劣化しているようにも見えましたが、メジャーで計ったら、スリップサインまで4mm前後ありました。
劣化状態を自分で見てダメと判断するか?、点検で「このタイヤの溝は駄目ですよ~」と突っ込まれるまで使ってみようと思います。
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外したオールシーズンタイヤはホイールキャップを取付け、養生テープにマーカーで次回取付ける位置を記入と貼り付け後、転がしてトレッド面に刺さり物が無いか確認しました。
確認後、タイヤカバーに収納し、愛車に積んで自宅に持ち帰りました。
そして翌日の朝方は、タイヤ交換後の恒例作業で、ノーマルタイヤが冷えている状態での空気圧確認と調整を行いました。
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