クラッチワイヤーのグリスアップ

最近クラッチがちょっと重く感じる気がしてきたので色々と調べてグリスアップは自分で出来そうと思ったのでチャレンジしてみました。


まずは四苦八苦してワイヤーを外そうとワイヤーの遊びを増やしますが調整ネジが回りません！

そして色々調べた所ワイヤーだけ外さずレバーごと外して作業した方が楽なようです。

ついでにレバーの清掃とメンテナンスできるからそちらが良いかなとレバーの軸になるボルトを上下から回して外します。

ボルトを外してレバーごと外してレバーに着いているワイヤーを外します。

こちらがワイヤー部分タイコです。


古いグリスでベタベタしてたので綺麗に拭き取りハンドル周りが汚れないようにウエス等を敷き詰める事をお勧めします！

そしてワイヤーの末端部分のクラッチケース部分にもウエス等を敷き詰めます。


上から洗浄したらこちらから出てきます。

ワイヤーとカバーの隙間からノズルを差し込みパーツクリーナーを吹き込みます。


気を付けないと逆噴射で帰って来ますからウエスを当てて吹き込んで下さい。



クラッチケース側から古くなったグリスが吹き出て来ます。

黒いグリスが出なくなるまで吹き込み、キレイになったら乾燥させます。


乾燥させる時間を使って分解したクラッチレバーの部分を清掃し新しいグリスを塗り込みます。

ワイヤーが乾燥したらシリコングリスを吹き込みます。


勢いよく吹き込みましたが下に吹き出るまで時間がかかりました…


ワイヤーを出したり戻したりしながら徐々に吹き込んでいきました。


後は各部を組み付けて終わります。


とにかく手や各部が汚れます！


写真は撮れないくらいベタベタしました…


組み付けて遊びの調整をして終了です。

試乗したら新車から１１０００キロでしたがクラッチが軽くなった事にびっくりしました！


スリッパークラッチ程軽くはならないのが残念…

当たり前かな。