ALLOY GATOR by Any’s international アロイゲーター/ホイールプロテクション イエロー  

　これまた、先日の軟質素材リムガードの発色の貧しさに後ろめたい視線を感じつつ、すっかり脱落とまでいかないのが厄介といえば厄介、ところどころ剥離しだしたのに業を煮やし、立秋過ぎての炎天下も省みず噂のアロイゲーターに取り換えました。
　カラーリングの嗜好性は十人十色として、あくまでこれはリムガードですからと言い張るパーツとしてのリアリティーは（おそらく機能性も）数段、上。

　所詮、この世に「お値段以上」はあり得ないとわかっていながら、もしかして廉価で同様な効果が期待できるならラッキーと甘い誘惑に重ねた寄り道の徒労こそが「お値段以上」。

【総評】
　モノは思った以上に幅広なので「こんなに太いの入れたら、おかしくなっちゃう？」なんて多くの人がエア漏れを心配するのも、まぁ無理はない。
　しかし見渡す限りそのような報告例はいまだ聞かないし、実際に装着以来一ケ月弱、目立ってその内圧変化も見受けられない。
　よしんば、そんなことがあってもこのクルマには空気圧警報なる機能もあるので、その性能発動に注意を傾けるのも一興？
　構造的にもまだインナーライナーまでは達していないだろう。

　プロショップへの取り付け依頼を推奨する声が高いが、我輩のような素人でもやってやれないことはない。
　簡便なジャッキアップシステムがあって、この季節でなかったらそれほど苦痛に思わずにすんだかもしれない。（←即ちかなり苦痛。←よって専門店に依頼推奨する二段活用？）
　取説のようにぴったり綺麗に装着はできていないが、一旦、ゴムハンマーで叩いてやや力ずくに差し込んでしまった後はちょっとやそっとじゃ抜けやしないので、脱落の心配は少ない反面、素人作業による取り付けでは実質的にほぼ一発勝負。
　ゴムハンマーと言えど、けっこう過激に殴打するのでハンマーをタオルか何かで養生しないと傷だらけになってしまう。
（↑なってしまったヒトｯ(。-∀-)／ﾊ～ｲ🙋）

　挿入の補助に使ったローション…もとい潤滑剤の除去も地味に大変。

【満足している点】
　耐候性に優れ退色の心配のないスーパータフナイロンという広義のプラスチック製品とのことで、アンバー系のオレンジから模様替えしたイエローがボディ色に、よりソリッドに引き立ちアイビーとは言いがたいが前回ほど幼稚とも言い切れず、スノッブとプレッピーの微妙な狭間にオリジナリティを位置づける。

【不満な点】
　知らぬ間に、もしも不埒なお店の駐車場で停まっているのを目撃されたとしても
「最近、俺とおんなじクルマやたらとよーけ走ってるしなぁ～。(´・ε・｀；)ゞ」
　という言い逃れは徐々に通じなくなってきた。

関連情報URL：http://www.alloygator.jp/