• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

B11のブログ一覧

2013年09月09日 イイね!

キャサリンさんちの庭先で


そろそろ1ヶ月半を過ぎた今更,またまたアストンマーチン100周年の話題を振るのは
「気の抜けたサイダーみたい」(古!)かも.
でも,これが最後ですのでどうかご容赦の程を.





6月21日(日曜日)前日のパーティでシャンパンを飲み過ぎ,二日酔いの頭で向かったのは...

ケンシントンガーデンズ


この日此処では,歴代のアストンを展示する
Aston Martin Centenary Celebration -Kensington Gardens
というイベントが行われていた.

Vanquish Volanteなどの最新型から...











ちょっと前のモデル











そしてヴィンテージまで


その数550台!

ちなみに総額10億ポンド(日本円で1532億円)だそうな.*追加しました

アストン・マーチンの生産台数は,1913年から2013年までで65,000台
つまり,カローラ4週間分の台数を100年掛かって生産したことになる.

そしてアストンの現存率はおおよそ80%.
世界中には5万台のアストンが存在する勘定なので,その1%強が並べられている計算.












歴代アストン レースカーの展示.手前:DB4GT Zagato,


背景に見える建物は,以前ダイアナ妃が,現在キャサリン妃(とウイリアム王子)が住む
ケンシントン・パレス


なぜこのような場所でこのようなイベントが出来るのか?
それは英国王室が後援しているから.
改めて英国におけるアストンの存在感を実感.










1959 DBR1/4.初めてルマン24時間を制したアストン

その時のドライバーの一人が,あのキャロル・シェルビー(!)
昨年亡くなられましたね(黙祷)

この車は,昨年「実物大プラモデル」が売り出されて話題になった.










歴代ボンドカーの展示もあった.

代表として,カジノ・ロワイヤルで7回転半したDBS.
こういう「残骸」まで保存されているのがすごい.










ここからは,550台の中から「古め」の車を中心にお気に入りを提示.
先ずは何度も出ている1960 DB4GT Zagato

ため息しか出ません.










1958 DB4 Series 3

ボンネット上のエアインテークは当時の流行り.










1957 DB MK III Fixed Head Coupe

何というか,完璧なバランス.










同じく1957 DB MK III のDrophead Coupe

涎が出ます.










1950 DB2/4 Fixed Head Coupe

ブリティッシュ・レーシング・グリーンに明るい色のルーフ,赤に塗られたワイヤホイール.
このセンス,完璧じゃね?


DB2/4はヒッチコックの「鳥(The Birds)」という映画で使われた.

ラストで沢山の鳥が留まっている中,主人公のティッピ・ヘドレン達がDB2/4 Drophead coupeに乗り込む時の怖さといったら.







1936 Mark II Long Chassis Special Sports Saloon

お洒落なツートンで仕上げられている.










1934 Mark II Short Chassis 2/4 Seater

サイクル・フェンダーがカッコイイ古き良き時代のオープンスポーツ










1934 Brooklands Racer

何?! この精密感溢れるフロントサスペンション.
もう美術品レベル.










同じく1934 Brooklands Racer のダッシュボード

真鍮削りだし?の計器類が粋.










さて,展示された550台をあらかた見たところで,お友達に指摘されました.

「あそこを見ないと後悔するよ」

それはケンシントン・パレスの北隣,Park's Fieldに設けられたアストンオーナー専用駐車場.

そこには見渡す限りの現役アストン.

その数おおよそ300台!

ヨーロッパ中から集まっている模様.










正午近くになっても,続々と集まり続ける

これは新型DB9 Volante










中にはこんなクルマも.DBSのイタ車?

調べて見ると,実はこれは有名なクルマらしい.

世界の富豪達がお遊びでやる公道レース,ガムボール3000(The Gumball 3000)の2013年度出場車.














感心するのは良く手入れされた古いクルマが自走で来ていること.
オーナーズ・クラブの100周年記念オーナメントを取り付けたDB2,













DB2/4 Drophead Coupe

素晴らしく美しい.








1932 Le Mans 2/4 Seater

え?これって展示車じゃないの?なぜオーナー駐車場にあるの?
イギリス,恐るべし.







オーナー専用駐車場からパークに乗り入れようとしている1965 DB6 Volante.

ミッドナイトブルーの塗装で自分のDB9を思い出す.
あ〜,此処に乗って来たかったなぁ(無理だけど).

この写真の背景に写っているトレーラー,
アストンマークの下に有る,Heritage Racing Supportの文字.

ヘリテージとは,世界遺産(ワールド・ヘリテージ)で使われているように,「遺産」の意味,

アストン・マーチンという会社は,古い自社車をクラシックカーとかヴィンテージカーとしてではなく,ヘリテージ=文化遺産として扱っているようだ.

イベントのオフィシャルビデオ.




翌22日(帰国日)の朝.BBCを見ていると...


「ケンブリッジ侯爵夫人(キャサリン妃のこと)が出産のために入院した」ということで
St. Mary's Hospital前から延々生中継.
国民挙げてモードに突入.

現地で見届けたいけど,飛行機の時間が...
涙を飲んでヒースロー空港より帰国の途へ.

Royal Babyご生誕は我々の帰国後.
もう一日滞在を延ばしておけばよかったなぁ.

Posted at 2013/09/09 17:52:10 | コメント(15) | トラックバック(0) | アストン・マーチン | クルマ
2013年08月30日 イイね!

此処でも100周年

今年はアストン・マーチン社の100周年ということで,7月にロンドンの大規模な記念イベントへ出席したことは既に報告しました.

日本国内でも,あちこちで様々なイベントが行われています.
中部地区でも先日(といってももう1ヶ月以上前・汗),アストンマーチン名古屋八光主催で100周年記念ツーリングが行われました.









去る7月28日(日曜日),伊勢湾岸道は刈谷PAに続々と集まるアストン












V8ヴァンテージ・ボランテ

美しい!
この色は初めて見ました.クリーム色の幌とのマッチも見事.










隊列を組んで東名高速を東上.

折からの猛暑のため,オープンには出来ず.       *撮影:アストンマーチン名古屋八光












着いた所は三河湾を望む三河御津マリーナ
蒲郡の東に位置する此処は,クリスマスのイルミネーションなどで有名.

最終的に24台のアストンが集合(試乗車除く).











マリーナに併設のイタリアン・レストラン「ブルー・モーメント」で昼食.

此処の料理は何時来ても美味しいが,今回は特別だった.
とろけるようなステーキや....










極上のオマールえび!

クーッ.これでワインが飲めたなら....(涙)










今回のイベントに当たって用意された試乗車は5台.

大阪からはRapid S(左から2台目)











そしてはるばる東京からはヴァンキッシュ

アストンマーチン・アジアパシフィックの寺島正一氏自ら運転して参加.
八光の池田社長も駆けつけるなど,今回のイベントはメーカーも代理店も気合いが違う.










そして自動車評論家,九島辰也氏のトークショー

寺島氏との対談形式で,ロンドンでのイベントやアストンの最新情報などを熱く語る.
英国車・SUVなど自動車関連はもちろん,LEONの副編集長だったことでも判るようにライフスタイル全般に高い見識をお持ちの方.日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員でもある.
実は久島氏とは,ロンドンのパーティなどでもご一緒させていただいた.









トークショーの後は,Toyota Marineの協賛でショート・クルージングへ.

3隻のうち,幸運にも一番デカイPONAM-35に乗ることができた.










聞く所によれば,ランクルのエンジンを2機積み,740馬力とか.

面白いのはジョイスティックでも操縦可能で,普通の船では考えられない操船が可能.
素晴らしい!
しかしお値段は軽く六千万円越え(汗)











強い日差しの中出発.











風を感じ...











潮の香りを感じ...

三河湾を走る.










30分足らずだったが,満足満足.











陸に上がってトークの続き?

世界を相手に勝負している皆さんのお話しは本当に刺激的.
長時間話し込んじゃいました.












外ではヴァンキッシュなどの試乗会が真っ盛り.


え?試乗しなかったのかって?

しませんでしたとも.

すると欲しくなっちゃうので(^^;


100周年に相応しいハイグレードなイベントでした.
関係者の皆様,ありがとうございました.





最後にヴァンキッシュ・ヴォランテのムービーを...
見る前に一言...

危険です.見ると欲しくなります.



1920 × 1080のHDムービーをダウンロードして,日に一回は見ています.
ああ...(ため息)


Posted at 2013/08/30 09:24:35 | コメント(13) | トラックバック(0) | アストン・マーチン | クルマ
2013年08月01日 イイね!

Aston Martin Centenary Birthday Party at London

大正二年(1913),桂内閣が総辞職し,都内の自動車普及台数が350台に達し,始めて皇室が自動車を使用した年.

その年にアストン・マーチンが創業したそうな.
でもって,今年は創業100周年に当たるそうな.
でもって,ロンドンで記念イベントが開かれるそうな.

その話を聞いた時,殆ど即答していました.

行く,行く,行く,行くったら行く!

タイミング的にも自由に休暇が取れるようになったし,何よりも100年に一度ですよ.

次150周年の時は生きていないし〜!

こりゃぁ行くしかないでしょう.



イベントのハイライトはロンドンのコベント・ガーデンで開かれるパーティ.
ドレスコードはブラックタイ・ウイズ・ディナージャケット

昔ドイツでオペラの時に作ったタキシードを引っ張り出すも,
近頃育ち盛りのお腹が入る訳も無く,新調していよいよ当日に.



会場はフリーメイソンズ・ホール(Freemason’s Hall).
秘密結社?フリーメイソン(Freemasonry)のグランドロッジ,つまり総本山.
そんな場所でパーティ開けるアストンって.... やっぱり凄い.


表にはレッドカーペットが敷かれ,2台のアストンマーチンが飾られている.

多くのメディアと人だかり.










DB5を前に記念撮影

実は事前に少々トラブルあり,インビテーション・カードが間に合わなかった.
ある方のお世話になり,無事入場.










その方こそアストンマーチン八光の池田社長.

本当にありがとうございました.
(右手のモニターではアストンBez社長が挨拶中)





で,写真ですが,このような席に1DXのような大型カメラ持参は無粋というもの.
そのため今回の写真は殆ど同行のハマチャンによるiPhone撮影.
それも,プライバシーがあるので,自分たちが中に入った写真しか撮れない.








日本からはお見かけしただけで10名ほどが参加

シャンパンボトルを持ったサーバーが廻っており,グラスが空くと注がれるという
シャンパン椀子蕎麦状態
(汗)










バンドとビジュアルエフェクトでムード最高潮











もちろん,国際交流も少々

顔が緊張している(汗)










途中頃合いを見て外へ

ヴァンキッシュにお手つきのハマチャン.










ごった返すフリーメイソンズ・ホール前

聞けばパーティは深夜1時まで続いたとか...

ホテルへ帰っても興奮冷めやらず,バーで何杯か...
これが翌日に響こうとは...(涙)






英国のハイソのパーティ,まさに映画の世界.
究極の非日常体験でありました.
手続きなどでお世話になったアストンマーチン名古屋八光の皆様,ありがとうございました.
Posted at 2013/08/01 12:14:21 | コメント(21) | トラックバック(0) | アストン・マーチン | クルマ
2013年07月20日 イイね!

聖地巡礼_アストンマーチン・ゲイドン工場

18日の午前.Bクラスをレンタル.











慣れないナビやシートと格闘しながら,剣士様の運転でM40を走る.











2時間ほどで着いたところは,
シェークスピアで有名なストラトフォード・アポン・エイボン











Qホテルチェーンにチェックイン




この辺りはコッツウオールズ丘陵の北端に位置しており,のどかな田園風景が続くところ.
早速観光に出かけるも,写真はまた後の機会に...






----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------



さて翌朝,近くのゲイドンにあるアストンマーチンの工場へ.

実は今回,アストン・マーチン創立100周年記念イベントの一環として,工場見学およびブランチのプログラムに参加.
受付が朝8時半と早かったため,諸般の事情を考慮して前泊することに.










有名なクロームのV8バンテージがお出迎え.












駐車場にはアストンが一杯!

一般ピープルの我々は駐車場の一番奥へ(汗)











えっこら歩いて工場前へ.

手前には歴史上の名車,DB4GTザガート!

実はこの車種,私が生涯で初めて見たアストン










もちろん古いクルマだけでなく,最新のヴァンキッシュ・ロードスターも

いいなぁ.










記念落書きコーナー

なんとキャンバスはDBS!










もちろん私も書きましたとも.












光溢れる建物内部に入ると











最新007,スカイフォールで使われたDB5の実車が....

ということは,
映画の最後で爆発したのはやはりモックアップ?
そりゃそうだよなぁ.











歴代ルマンレーサーの展示










グループに分かれてファクトリー・ツアーへ.

これはDB6.
話によるとビートルズのポール・マッカートニーが持っていた車そのものらしい.









DB3












ルーカスのヘッドライト

高校生の頃は,車の部品も一流は全部英国やヨーロッパ製だったなぁ.
スミスのメーター,ウエーバーのキャブレター,ナルディのハンドル...
憧れました.
時代は替わった.










V8

実はこれもボンドカー.
第8作リビング・デイライツで使われた.










DB7ザガート











曲線の素晴らしさがザガートモデルの特徴





この後工場のライン見学へ.
当然ながら撮影は禁止なので写真はありません.

印象はめっちゃクリーンで明るく,そして大規模!
まあ,年間3,800台も生産するのだから当然か.

驚いた,というか当然なんだけど,ほぼ全行程が職人による手作り.
思えばアストンはこれまで何度も経営の危機をくぐり抜けて来た,
その理由はこの採算ほぼ度外視の生産手法なのかも.

現在はKaizenとかKamisibaiとかトヨタ方式も取り入れられているけど,そんなものではおっつかないだろうなぁ.

2時間かけてほぼ全行程を見学した後,工場内の洒落た一角でブランチ.
組み上がったヴァンキッシュ・ヴォランテやV12バンテージがインスペクションに走り込むのを見ながら飲むシャンペンは格別で,3杯もお代わりしちゃった.

DB4でやってきたという隣に座ったフランス人の言では,「こういう手作りは英国にしか残っていない」といってカルロス・ゴーンの悪口に雪崩れ込んでいたけど(^^;









全てのプログラム終了後,
もう一度スカイフォールDB5を見て,










陽光溢れるゲイドンに.....











別れを告げました.






さあ,今夜はいよいよパーティ.
ブラックタイの結び方を練習しなくっちゃ.



Posted at 2013/07/20 22:14:30 | コメント(12) | トラックバック(0) | アストン・マーチン | クルマ
2013年01月30日 イイね!

ヴァンキッシュが来た!

日曜日,久しぶりに名古屋八光に行ってみると...




いましたね.

アストンマーチン・ヴァンキッシュ





昨年10月にラウンチ・パーティがありましたが,今回漸く展示用車両が入荷したようです.








色は「スカイフォール・シルバー」

って,確かスカイフォールにはヴァンキッシュ出ていなかったような...
(^^;









テールランプ周り

メタリック系の塗装で,立体的な造形が判りやすい.









サイドビュー

半端無く張り出したリアフェンダー.後輪タイアサイズは305...(←訂正 m(_ _)m )









エンジンフード周りも非常に立体的

このような複雑な曲面は,カーボンだからできたとか...










そして賛否ある「眼」

なんかワルそう.
でも,見慣れたせいか,これもありかな?と思ったりして.









トランクリッドの裏は,これ見よがしのカーボン地むき出し.

そしてトランク内には英国高級車のお約束,備え付けの傘,









例によって革・アルカンターラ・ウッドで豪華に飾られた内装.

キルトスティッチは,個人的には好みではないが,高級感はある.
One-77っぽいムードを出したかったのかな.









巨大なカーボンセラミック・ローターと20インチホイール.










フロント











アストンマーチン・ヴァンキッシュ,やはりこいつは只者ではない.

一部にオープン(ヴォランテ)開発中の噂も.

3月頃からはオーナーへの納車が始まるらしいので,もうすぐ街で見られるようになるかも.








帰り道,久しぶりにDB9ヴォランテをオープンに.

余りの気持ちよさに隣町まで行き過ぎたのはご愛敬.




YOU TUBEのヴァンキッシュ関連動画,いくつかアップしておきます.

メーカー公認トレーラー(かな?)


テストドライブ(音が素晴らしい.ドリフトも)


内装関係が良く判るビデオ(前半)
Posted at 2013/01/30 09:51:38 | コメント(15) | トラックバック(0) | アストン・マーチン | クルマ

プロフィール

「2018年末ボツ写真特集(海外編) http://cvw.jp/b/238553/42363766/
何シテル?   01/01 23:12
ストリートフォトグラファー. スタジオは世界の街角. 写真集,「vapor trail... -旅の記憶-」 Parade books 写真集,「ch...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

B11 世界写真紀行 
カテゴリ:B11ブログ目次
2017/07/03 22:32:03
 
B11 日本写真紀行 
カテゴリ:B11ブログ目次
2017/07/02 14:05:35
 
B11 写真関連・その他ブログリンク集 
カテゴリ:B11ブログ目次
2008/03/23 11:00:19
 

愛車一覧

ポルシェ ボクスター (オープン) ポルシェ ボクスター (オープン)
新しい足車として購入.確かな足まわりと動力性能に満足.
ボルボ V70 ボルボ V70
優れた安全性.4代目ボルボ 家族の車
アストンマーティン DB9 ヴォランテ アストンマーティン DB9 ヴォランテ
Grow old with me.
トヨタ スープラ トヨタ スープラ
後期型.2台目の80Supra.東海集中豪雨で水没全損.
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation