フロントリップの補修

シャコタンなつもりはないのですが、駐車場に入る時に歩道との段差でｺﾞﾘｯとリップとアンダーカバーを擦ってしまいました。(´・ω・｀)

アンダーカバーがずれた衝撃とリップ下部が当たった為、削れだけでなく塗膜割れ・剥がれも…。

おまけにバンパーのリーンホースメントが少し動いたようで、ヘッドライトとバンパーの間に隙間ができました(´・ω・｀)
バンパーは一度外して手作業(勘)で調整したら隙間は元に戻りました。
あのお店の駐車場で何台車がやられているのか…


リップの傷だけが残り、みっともないので見える部分だけ補修してみました。

という事で早速マスキング。
サフを切らしているので水性パテとタッチアップペンで塗膜割れによる段差を埋め、ボディーカラーを軽く捨て吹き。ペーパー#1000で軽く水研ぎをして下地とします。

この時期はお湯を張ったバケツを用意して、缶を温めておきましょう。ガス圧が上がり、塗料を細かく吹き付ける事ができます。

7GT-Aの紺色(三菱T11)の塗料は既製品に無いため、MINIMIXで調合してもらった特注品です。オートバックス等のお店に設備があれば30分位で作ってもらえます。
http://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2387219/car/1890473/7189544/parts.aspx
(↑過去に投稿したパーツレビューです。)


塗料の粘度や吹きやすさを考えると、個人的にはホルツの缶スプレーが好きです。

ボディーカラーを薄く3回ほど塗り、最後に軽く捨て吹き。ペーパー#1500で表面を均しておきます。
ここで一旦艶が消えるので、本当に仕上がるか不安になりますが大丈夫！

水研ぎ完了後はよく洗い流して脱脂をします。

クリアを吹きました。
これでもかー！と何度も薄く塗り重ねては乾かし、一番最後に垂れない所まで吹き付けます。
艶が出てきて「ぽってり」してくるくらいがちょうど良い具合です。

マスキングを剥がし、完全に乾燥したらコンパウンドの出番。
ウィルソンの半練りコンパウンドの細目と極細を使います。

細目で細かい凹凸を消し、極細でより平滑に。

日が傾いた頃に作業終了。
元の色と比べるとどうしても少し濃いめになってしまいますが、遠目で見れば目立ちません。
最後にドライブリスでコーティングをしておきました。

塗装は時間かかりますが、結構好きな作業だったりします。仕上がったときのツヤツヤ感がたまりません(・∀・)♪