
エアコンのドレンホースから水を吸い込んだ(おバカが吸い込ませた)掃除機の修理で~す。
-->反省してます😢
先ずは、上カバーを取り外し、制御基板を取り外します。
基板をざっと見た感じ、
・AC100Vをトライアック(16A)で制御。
・電流検出器を通りモーターへ接続。
・もう一個、小さめのトライアックあり。
・ホース側へのコネクタに接続。
・ホースの先っちょにブラシを回転させる
モーターがあるらしい。
・基板の入出力ケーブルは、
コンセントからのAC100V(2本)と
モーターへの制御したAC100V(2本)と
ホース側への3本線のコネクタ(1個)
のみ。
なので基板単体で概略の動作確認が出来そうですね。
(トライアックを交換してみる)
ヒューズ切れもなく、焼損個所もないみたい。
ちょっと見ですが、AC100Vと非絶縁で制御回路が組まれているような。
なので、オシロは繋ぎたくないな。
-->トライアックの制御信号は未確認。
1500円のデジタルマルチメータでトライアックの端子を確認すると、AC100Vがかかっている状態なのでon/offしていないことは分かりました。
ゴソゴソと引き出しを漁ると10Aのトライアックが出てきたので交換してみます。テスターでは、問題ない気もするが。
-->念のため、トライアックが不良かの確認。
基板に、
・AC100Vをヒューズを介して直接接続。
・モーター(600W?)の代わりに40W白熱電球を接続。
・ホースからのケーブルコネクタを接続。
し通電した結果、電球 沈黙~!
そんなに甘くはなかったな、残念😢
(非絶縁のDC140V-->DC24V SW電源部故障)
仕方ないので、片面基板の電力部分のみ回路を書き出しました。
毎日が日曜日な身なので、時間は(多少)あります。
概略、
・AC100Vを整流し簡単なフィルターでDC140V作成。
・非絶縁SW電源(7ピンDIP)デバイスでDC24V作成。
-->その後、3端子レギュレータで各電圧作成。
・各トライアックの制御線は、コントローラ(CPU)へ。
・ホース側の2線(GNDと信号線)もコントローラへ。
・電力線側は、通常のトライアック回路。
-->電流検出回路あり。
てな感じです。
書き出した回路図からDC24Vラインを確認すると0V!
そう、非絶縁SW電源(7ピンDIP)デバイスが死んでます😢
-->BM2P249 故障(DRAIN耐圧 650Vの優れもの~)
先ず、ここを生き返らせないと始まりません。
この先、もしCPUが死んでいたら掃除機はゴミ箱行きです。
-->元々、パナソニックに修理依頼する気はない!
(制御回路用のDC24V電源の準備)
非絶縁が気になるので手持ち材料を寄せ集め、乾電池で24Vを作成しました。原始的な方法です。
直流電源装置の出力は、絶縁してあると思うので使用しても問題ないと思いますが、小心者なので今回は乾電池の直列接続で行きます。
-->重故障だった場合に電源装置がぶっ飛んだら困るし。
(結果)
BM2P249の代わりに、乾電池24Vを基板に接続します。
コンセントに接続し、40Wの電球がon/offすればok。
確認すると、ホース側のスイッチで電球の強、弱、on/offができちゃいました🙂
突入電流を防ぐ電流制御もokです。
24V電源部のBM2P249を交換すれば良さそうですね。
-->修理はできそうだ、でも動作した時の感動がない、年のせいか?
(BM2P249の手配)
ネットで1個 300円チョット+送料300円チョットです。
1個は寂しいので3個注文しました。こうして無駄な部品が増える。
-->1個から注文でき、送料も安い。
こんな珍しいデバイスでも手に入る。
便利になったもんだ。
(BM2P249 交換 正常動作)
デバイスを交換し、正常動作を確認しました。
不注意で壊し、チョット落ち込んでいましたが修理でき良かったです🙂
・バラックでの動作確認
・修理完了
(注意)
掃除機を修理しようとする人は、それなりに根性(と暇、ひま、ヒマ~)がある方だとは思いますが、AC100Vを制御しているので感電する危険性があります。
また、火を噴いたら、**が燃えるかもです。
無理せず、メーカーに修理依頼するか、買いなおす方が良いかと思います。
今回(も)、修理できたのは運が良かっただけですね🙂
運が悪かった奴は、ささっとゴミ箱へ。
Posted at 2025/10/09 12:26:48 | |
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家電の修理 | 日記