
FFTアナライザーで電源ユニットの応答特性を見ようと
頑張ってたら、いきなり操作不能に!
電源を入れ直すと「メインシステムエラー、スイッチが変」みたいな
英語表記のメッセージが速攻で出る始末。画像取り忘れ。
相当古いので故障で驚きはしないが、ゴミに出す前に
念のため修理に挑戦。
■マザーボードの部分拡大
DIPデバイスを空きスペースに貼り付け、削除したSOPデバイスのランドに空中配線
■状況(箇条書きで)
①正常時は、オープニングメッセージに続き、自己診断を1分位実行し立ち上がる。
②現状、画面クリアに続き、2秒程度でエラーメッセージを表示。
③分厚いマニュアルを見るも、ブロック図さえ無い。自己診断に関する説明が1ページあるのみ。
④この時点で一寸諦め気分では有るが、エラーメッセージを信じると見るところは限られる。
⑤で、メインボードを取り外しROMボードと電源ボードのみ装着し、パネルスイッチ関連回路をロジックアナライザーで確認。画像取り忘れ。
⑥CPUは懐かしい68000、その周辺にDMAC、ACRTC、FPU、DSP、FDC、GPIBC、多数のメモリが実装されている。目当てのキースキャンコントローラは、i8279だ。
⑦CPUとi8279間をロジックアナライザでトレースするも変なところは無い。初期化に続き、それらしいデータが来る。この時点で70%以上諦め気分。
⑧ざっとボードを見たところ、ゲートアレイは1個のみで他全て汎用ICだ。気を取り直し、今度はオシロで信号を総当たり。
の前に、CPUはホルト状態でないのを確認=多分暴走はしていない。ROMを引き抜き、個別に動作確認した。
⑨多分、2秒間で動作しているところは、CRT/VRAM部、メインDRAM部、KEY/LED部程度だろう。その他のブロックは、自己診断メニューに有るようだし。
⑩総当たりの結果、68000への割り込みが変!他に今回の症状には関係しそうにないが基板のパターン切れを発見した。
⑪念のため、パターン切れを修復=変化なし。見るからに使用していないI/F部分だしな。
⑫68000への割り込み関連だが、ここからはSOP部品を取り外し交換作業となる。
一番怪し部品から交換するが、部品調達の問題もある。
⑬先ず変な動作をしていると思えた、74HC148(sop)を交換することに。でも、何処を探してもsop品はない。代わりにdip品を何とか調達した。
⑭交換しても動作する保証は無いので、仮付けとしてdip品を載せ空中配線だ。
一本配線した時点で線がでかい、と思ったがそのまま実行。線でICが隠れてしまった。
⑮電源on、ななんと「正常動作」相当運が良いのか、行いが良いのか。思わず一人で笑ってしまった。
■装置の裏から見たマザーボードと拡張スロットに実装するデジタルボードとアナログボード
■組立
⑯メインボードを装着し、その他の拡張ボードを実装し完了。めでたしめでたし。
面倒なので仮止めのdip品は、そのままとしよう。
拡張ボードには3枚のアナログボードが有る。ここに問題が出ると修理は無理かな。
HW設計担当だったころ、68020とか30とかでコプロとセットで~処理装置とか設計していたのを思い出した。
■全てのボード装着し正常動作を確認
■補足
R9211Cの修理でしたが、結果はロジックICを一個交換で終了です。運が良かった。
メインボードは、一個のGA(拡張スロット関連の回路?)以外全て汎用部品です。回路図、ブロック図は有りませんが、眺めた感じでは一般的な回路構成だと思います。主要部分は、汎用LSIを使用しているので修理可能かは別にして、故障個所は有る程度絞れるかもと思います。運が良ければかもしれませんが!
「ICに貼りつけた紙テープ」
オシロで当たって?と思ったらテープに印をつけ、ほぼ全ICのピンを確認しました。
再度印を基に、今度はICの動作に問題ないか確認していきました。
未使用ピン、BUSライン等が有るのでロジック設計の経験がないと迷うかもしれません。と言うか、経験が無いと修理しようとは思わない?
貧乏性なので捨てられない!
修理できて良かった~。
Posted at 2016/07/23 17:20:48 | |
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