アルファード エアミックスダンパーサーボ 修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
アルファードの持病。
キリキリ、カタカタ、ガガ、ガガ といった音。
エアミックスダンパーサーボのロッドが踊っている。
新品を買うと1万円程度。
ちょっと工夫して安く修理してみる。
まずはダンパーサーボの取り外しから。
2
取り外したら、早速分解する。
先が細く曲がったピンセットを使うことで、フックを簡単に持ち上げることができて外しやすい。
と、自分は思ってる。
3
予想どおり、抵抗の部分が擦り切れている。
この状態になっていると、掃除したぐらいで復活できない。
新品を買わずにどうするかというと・・・
4
他の車種の似たような形の物を探して安く手に入れる。古くても、距離を走っていない車(使用時間が少ない)ものを探す。
エアミックスダンパー用のサーボならアームの形が違っても、ある程度なら何とかなると予想して、今回 ウィッシュ(ZNE10用)を2千円程度で入手。
こういった部品は、みんな同じような形をしているし、供給する側で考えてみると、たくさんの車ごとに部品側で抵抗値を変えたりすることはなく、制御ソフト側で角度制御してると予想したので。
5
入手したものを同じ手順で分解し、プリント抵抗板(?)の部分だけ取り外す。
擦り切れたプリント抵抗板の部分だけ取り換えるわけだ。
書かれている品番?ロット番号?を見ると、
アルファード:3970-1
WISH-1:3970-4
WISH-2:4210-4
重ねてみても、位置決めの切り欠け部分はみな同じ。
抵抗値もそれほど大きな差はないが、とりあえず、品番の近い 3970-4を使うことにした。
6
気になったのが、サーボ本体についているプリント抵抗板への接触部分の形状が違う。
アルファード用のほうが、数が少なく、腰も強い。
ということは、プリント抵抗板に対する圧力が高く攻撃性が強いのか・・・。
WISHのほうは、接触端子の数が2倍だけど接触氏の圧力も少し弱い。(厚さが薄いのか?)プリント抵抗板にやさしい。
また、モータの後ろ側の取り付け部分にゴムのブッシュが追加されていた。
対策品なのか、部品のマイナーチェンジかもしれない。
今回、本体は、こちらを組み替えて使用することにした。
7
あとは、元通り組み付ける。
ギアのあたり面や軸には、周りについているシリコングリスを再利用。
端子の部分には、ラジコン用で使っているタミヤの接点グリスを使った。
元通りに組み立てて、もとの状態に戻せば完了
8
元の状態に戻すにあたって、分解する前の状態を確認しておいたが、そもそもその状態がおかしかったのかも。
修理書を確認すると、位置の情報があった。
実際の動作に関しては、エアコンのパネルダイアグノーシスによる点検で確認した。
コントロールパネルの“AUTO”スイッチと“内外気切り替え”スイッチを同時に押しながら、IGスイッチをOFF状態からエンジン始動状態にするとモードに入る。
”内外気切り替え”スイッチを押し、アクチュエータチェックを行う。
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各コードが表示されているときの動作状態。
正確に分度器を当ててみているわけではないが、概ねそんな感じで動いているのでOKとした。
音もしなくなったし、エアコンの効きもよくなったような気がする。
今後、部品が出なくなった場合の対策にもできる。
10
今回、頑張ってくれた工具と油脂類。
あれば便利。
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