セ･リーグ開幕騒動で思うこと…

賛否両論あると思いますが、
セ･リーグの開幕が、パ･リーグと同じ4/12に決まりました。

巨人・広島が、3/29にこだわってましたが…

『スポーツで夢を与える』
ってのも一理ある。

子供たちは、プロ野球選手にあこがれて、少年野球をやったりするし、
WBC（ワールド・ベースボール・クラッシク）では、日本中が熱狂しました。

でも、今やる必要があるかって話です。
『計画停電のあるなかで、大量の電気を使うのがけしからん』
って声があるのは当然です。
現に、計画停電で、社会インフラである、鉄道が運転本数を減らしたりしてます。
工場も、生産ラインのストップが余儀なくされてます。
病院も、自家発電をしながら何とかやりくりをしています。
コンビニも、その時間帯だけ、店を閉めたりしています。

そんな中、4000世帯分の電力を使ってまでやる必要性があるのか？

プロスポーツって、あってもなくても、社会的には困らないものです。
（他のプロスポーツだってそう）

生活の中で、ゆとりがあるから、スポーツを見る。
選手を応援する。

今、被災地の状況がああなってる。
電気も通ってない。
テレビもない。
なんで、そのことに気づかないんでしょう？

巨人のナベツネ会長、清武代表は履き違えてると思いました。
『巨人・大鵬・卵焼き』
なんて言われてた時代ならともかく、
今、そんなに巨人の人気はないですから。残念!!!

実力のパ、人気のセ
なんて言われてましたが、
今や、人気も実力もパですからね。

巨人が東北を本拠地にしてるなら、
『地元を勇気づける』
って言葉は納得しますけどね…

今や、東北にもプロスポーツが根付いてます。
東北楽天、ベガルタ仙台、仙台89ERS（bjリーグ）、釜石シーウェイブス、
岩手ビッグブルズ（ｂｊリーグ）、ステラミーゴいわて花巻（Fリーグ）、
みちのくプロレス、東北フリーブレイズ（アイスホッケー）、福島FC（JFL）、
鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホック、日立ハイテク クーガーズ（Wリーグ）、
茨城ゴールデンゴールズ、日立リヴァーレ（Vリーグ）、日立サンロッカーズ（JBL）…etc

それに、高校野球も東北、光星、水城と被災地域の代表が出て、
地元のために頑張ろうとしている。

巨人・広島の上層部には、被災地に行って
その点をもう一度考えて欲しいと思った一日でした。