フレームレスミラー流用交換

新型GLAからルームミラーがフレームレスミラーになったため、流用してみました。

今回流用したのは、GLA35/45S用のフレームレスミラーになります。

購入してから初めてわかったことですが、

ステーの長さが違う
コネクタの形状が違う

などポン付けは無理なため、分解してステー部分を入れ替えすることで取り付けします。

まずは、フレームレスミラーを分解します。
ミラー側に基板からステーから全てが一体になっています。
カバーは、上4カ所・下4カ所の爪で固定されているだけなので、ミラーを割らないように気をつけて隙間からヘラなどを入れてこじって外します。

ちなみに、私が使用したのは、ipadなどを分解するときに使用する極薄のものになります。

ステー部分がT10のトルクスで固定されているので、緩めて外します。
使用されているのは弄り防止のものではく普通のトルクスです。

トルクスを緩めてからステーを外す際はミラー側の基板に対して垂直に持ち上げます。
ステー側にランプ類の基板がくっついて外れますが、それがコネクタでミラー側の基板に接続しているためです。

写真が全てばらした状態です。

同様に、車両側からミラーを外してきてばらします(車につけたままだと非常に作業しづらいため)。

写真はそれぞればらした状態です。
右側が元々車両についてるものですが、ステー部分以外は全く同じ構造でした(基板の部品番号など同じ)。

車両についているものをばらす際の注意点は、カバーが止まっている爪が横にもそれぞれ1カ所ずつありますので、流用品とは少し違います。

あとは、車両装着品をばらして摘出したステー(中を通っている配線もそのまま流用)をフレームレスミラー側のものと入れ替えて、フレームレスミラーを逆手順で組んでいきます。

念のため仮組みした状態で車両に仮付けして確認しましたが、問題なく動作しました。
ミラー下部のランプ点灯と、自動防眩機能(センサーはミラー上部中央にあります)の確認になります。