MiniCar|トイズドリームプロジェクト こだわりパトカーコレクション (2)
投稿日 : 2009年05月16日
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今回の企画が"こだわり"と銘打っていることを実感させるモデルが、この一台。
「スバルレガシィツーリングワゴン・交通覆面パトロールカー」です。
この車は警視庁に実在しています。
一見すると、ごくありふれたレガシィのワゴン。モデルでも再現されているようにメーカーオプションのダブルサンルーフを備えており、警察車両とは思えない出で立ちです。
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この車両が緊急走行する際には、モデルのようにルーフには一対のマグネット式赤色警光灯を装着。
さらにサイドウィンドゥやリアウィンドゥの内側に備わっている赤色LEDを点滅させます。
そしてこの車の任務に絶対必要なのが前述のダブルサンルーフ。
ここから交通機動隊員が身を乗り出し、ペイント弾を暴走車両などに向けて発射するのです。
つまりは暴走行為の現場に駆けつけ、後日摘発するための証拠を採集するのが役割の車両ということです。
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こちらは最近導入例が増えているLサイズミニバンの覆面パトロールカー。
今回は、最新のトヨタアルファードがチョイスされました。
レギュラー品番078がベースですが、ボディカラーはオリジナル。実在する"ベージュメタリック"を再現しています。
ルーフには赤色警光灯が備わりますが、助手席から伸びている電源コードがペイントで再現されています。
またルーフ後方にはテレビアンテナを模した無線アンテナが一対、こちらもペイントで再現されました。
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このようなミニバンタイプの覆面パトロールカーは捜査部門に主に配備されています。
"主に"と記したのは、ごく例外的に交通部門への配備もあるからなのですが、これは全国的にも僅かな台数にすぎません。
さてミニバンは今や自家用車の主流となっているため、秘匿性はある意味セダンタイプの車よりも高いと言える場面もあるでしょう。
また被疑者の護送などでも使い勝手が良く、後部をスモークウィンドゥにしていても違和感がないなど、現場ではミニバン型の車両が便利に使われているようです。
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最後は「ドリームプロジェクト」らしい、夢のある(?)一台です。
光岡ビュートの制服仕様パトロールカー。
K12型・日産マーチをベースとしてクラシカルなボディを架装した二代目のビュート。トミカでもレギュラー品番040として人気を博しています。
これをベースに白黒ツートンのカラーリングを施し、クラシカルな外観にあわせて単筒形赤色警光灯を備えたのが今回のモデルです。
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さすがにこのモデルは完全な空想の世界に留まっており、ビュートをはじめとした光岡の車種が警察車両として採用されたという話は聞いたことがありません。
しかし、6車種をリリースした企画の中に、1台くらいはこのようなモデルが含まれていても良いようには思います。
例えばハウステンボスの周辺や、お台場、京都などの観光地を管轄域内に持つ警察署や交番に、こんなパトロールカーが配備されていたらちょっと話題になるような気もします。
実現する可能性としては・・・、メーカーや地元の団体、名士の方などからの"寄贈"というかたちでしょうか。
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