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NorthStarの愛車 [三菱 ランサーエボリューションVII]

MiniCar|AUTOart JAGUAR XJ8

投稿日 : 2011年01月15日
1
ジャガー社を代表する存在である高級サルーンが、ジャガーXJシリーズ。
初代は1968年に登場、イギリス車らしい細かい改良を重ねながら実に18年間もの長きに渡って生産され、世界中で名声を集めました。

初めてのフルモデルチェンジは1986年、ここで登場したのがX40系。このモデルがビックスキンチェンジを受けて、1994年にX300系へと進化します。

さらに1998年、それまでの直列6気筒およびV型12気筒エンジンを、新世代のV型8気筒に換装、X308系となりこの時点からモデルネームは「XJ8」となりました。
この「XJ8」を1/43スケールで再現したのが、今回ご紹介するAUTOart製のモデルです。
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X40系は直線基調のスタイリングで、特に誕生当時は廉価仕様を除いて角形ヘッドライトを採用したことが賛否両論を呼びました。
ジャガーの初代XJ、それ以前の420Gから丸形4灯ヘッドライトがひとつのアイデンティティとなっていたこともあり、販売成績に与えた影響も小さくなかったようです。

そこでビッグマイナーチェンジではエンジンなどの換装のみならず、スタイリングを一新。コーリン・ティーヴィー氏がチーフエンジニアをつとめ、善くも悪くも「誰が見てもジャガーらしい」佇まいを演出しています。
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1,300mm台という、このクラスとしては異例と言えるルーフの低さが最大の特徴。ライバルとなるメルセデス-ベンツのSクラスやBMW・7シリーズと比べて居住性能では劣るものの、ジャガーならではの存在感を実現しています。

これもひとえにモータースポーツでの輝かしい歴史などを背景とした、ジャガーのスポーツイメージが高いことによるもの。
ちなみに後席重視型の類別としては、ホイールベースを延長したロングボディも用意されていました。
4
薄く、尻下りなテールエンド。ゆえにトランク容量はボディサイズからすると驚くほどに小さなもので、FFミドルクラスセダンにも劣ってしまうレベルです。

XJ40に対してX300系では角の取れたスタイリングとされており、それはリアビューにも反映されています。そして尻下がりのデザインを採用したことは、最大の高級車マーケットである北米を意識したものに他なりません。
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名車のひとつに数えられるジャガーXJですが、企業としてのジャガーは決してその歩みが順風満帆だったとは言えません。
近年だけで見ても、1984年に二度目の民営化を果たしましたが、1989年にはフォード傘下に入り、2008年にはインドのタタ・モーターズへに買収されて現在に至っています。

そしてXJについても2009年にX351へとバトンタッチ、長年に渡って続いていたトラディショナル・スタイルと決別して全く新しい世代の到来を感じさせるものに生まれ変わりました。

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