MiniCar|三菱ランサーエボリューションIX・IRC2010 Czech Rally Zlin
投稿日 : 2011年04月23日
1
この度、2011年のIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)に、スバルWRX STI spec CのR4仕様で参戦を発表した奴田原文雄選手。
全日本ラリー選手権での幾多のチャンピオン獲得や、PWRC(FIAプロダクションカー世界ラリー選手権)での優勝などで広く知られる、日本を代表するトップラリードライバーです。
そんな奴田原選手のIRC参戦ですが、実は昨年の夏にプライベートでスポット参戦を果たしていました。今回はVITESSE社からリリース予定の、このIRC参戦車両のミニチュアカーを入手したのでご紹介です。
2
2011年はスバルWRX STIで本格参戦となりますが、昨年のスポット参戦では三菱ランサー・エボリューションIXを使用しました。奴田原選手と言えば三菱車、特に歴代のランサー・エボリューションでラリー活動を続けてきた選手だけに、逆にスバルWRXでの参戦には注目が集まるところでもあります。
この車両はスウェーデンのチームが所有するもので、国内選手権に出場していたもの。これをエンジニアなどとともに奴田原選手がレンタル、日本からのスタッフとの合同チームというかたちで出場しました。
3
カラーリングはお馴染みRed in BlackのADVANカラー・・・、ただし厳密には“ADVANカラー風”と言いたくなるカラーリングをまとっています。
もちろん正式に認められた上でのカラーリングなのですが、本来のものとは微妙な違いがあることをミニチュアでも見て取れます。
大きな違いはルーフ部が黒一色とされているところ。サイドステップが前後方向にすべて赤い所も、印象をかなり違ったものにしている要素です。
言い方は悪いですが、ちょっと“モドキっぽい”ところも実車を忠実に再現しています。
4
リアには大きく“YOKOHAMA”のステッカー。N車両ゆえに全日本選手権を戦うランサー同様に、エアロパーツなどはノーマルのものが備わっています。
ちなみに車両はもちろん左ハンドル。今回は写真の掲載を省略しますが、室内のロールケージやナビゲーター用のコンピューター類など、ラリー車ならではの内装もしっかりと再現されています。
5
この車両そのものが実戦から少々遠ざかっていたこともあり、上位争いの一角を占めるというポジションには、結果としては至りませんでした。
しかし初日、ズリーン市街地の公道を封鎖しての特設ナイトステージに始まり、随所で光る走りを見せた奴田原選手。
この時にコンビを組んだ市野諮選手を再びコ・ドライバーに迎え、体制を新たに始まる2011年のIRCへのチャレンジ。
スバルWRXでどのような戦いぶりを見せてくれるのか、今から楽しみなところです。
タグ
関連リンク
[PR] Yahoo!ショッピング
おすすめ順
売れている順