MiniCar|RAI'S トヨタプリウス(ZVW30) 長野県警察所轄署地域警ら車両(軽1)
投稿日 : 2011年04月18日
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近年、全国的に普及が進んだハイブリッドカー。環境意識の高まりに比例して数を増やし、今では全国どこでも普通に見かける存在になりました。
中でも多くの支持を集めているのがトヨタプリウス。三代目のモデルとおなるZVW30型は、2010年に31万5千台あまりが新車登録され、日本自動車販売協会連合会の発表でも堂々のナンバーワンに輝きました。
そんなプリウスをパトロールカーとして採用したのが長野県警察。軽井沢警察署に配備された警ら車両がRAI'Sからモデル化されました。
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フロントフェイスで特徴的な吊り眼のヘッドライトが印象的なZVW30型プリウス。警ら車両ということですが、クラウンなどよりも小型のモデルゆえか、前面警光灯は備わっていません。
一方でルーフにはブーメラン型の赤色警光灯が装備されていますが、こちらは最新のLED式。左右端部は従来同様の回転灯ですが、中央には前方向けに、その外側には前後方向に向けてLEDの発光部があり、独特の光り方を見せています。
さらに今回のモデルでは降雪地帯配備車両ということで、実車同様に警光灯中央のスピーカー部に防雪カバーの装備も再現されています。
なお、ノーズ中央前端にはトヨタのCIマークに代わって、警察車両の証ともいえる旭日章が輝いています。
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この車両で最大の特徴とも言えるサイドビュー。
後ろ上がりのウィンドゥグラフィックスに沿うかたちで、白黒ツートンの塗りわけラインも地面に対して平行ではなく、後ろ上がりとなっています。
さらに本部名表記も階段状に文字を配しているのがユニークなポイント。左側面は「長野県警察」の5文字が、段々と上に配されるレイアウトとなっています。
なおモデルでは文字が塗りわけラインと平行になる感じで再現されていますが、実車は完全に地面に対して垂直に記されています。この点は少々再現が甘いと言わざるを得ません。
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リアビューではハッチゲートの2段ウィンドゥによって、黒い部分が多くを占めている印象を与えます。
それゆえに後部の本部名表記を入れるスペースが非常に限られてしまうため、このプリウスでは右オフセットで小さめの文字で「長野県警察」と記されています。
この点、全国配備されているインサイトでは黒いバンパー部に白文字で本部名表記を入れていますが、見栄えとしてはこちらのプリウスの方が私は良いように感じています。
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ZVW30型プリウスのパトロールカーは、全国配備されたインサイトに比べて圧倒的に少数派。インサイトが覆面車両まで配備されたのに対して、私が知る限りではZVW30型のプリウスは長野にある2台しか存在していないのではないかと思います。
グレードは最廉価仕様の「L」。デビュー当時の市販車価格は205万円(消費税込み)となっていました。
警ら車両については環境への配慮というメリットはもちろん、5ドアハッチバックは積載能力の高さなど使い勝手も良いので、これからもハイブリッドカーが増える傾向にあるのではないかと思っています。
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