N scale Train|HASEGAWA 豊橋鉄道市内線 モ783 “ADVAN号”
投稿日 : 2011年06月21日
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2011年6月現在、日本国内では21の町で路面電車(軌道線)が活躍しています。そのうちのひとつが、愛知県の豊橋市を走る豊橋鉄道の東田本線。
路面電車といえば公営のものが比較的多いのですが、こちらは完全な民間企業によって運行されています。
今回はミニチュアカーではなく鉄道模型のNゲージから、この豊橋鉄道の「モ783形」をコレクションに加えました。
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この型式車輛、もともとは同じ愛知県の名古屋鉄道(名鉄)で使われていたものでした。1997年から'98年にかけて7両が製作され、その全てが2005年以降に豊橋鉄道へと譲渡されています。
ちなみに鉄道ではこのように企業間で車輛が譲渡されるケースは、そんなに珍しいことでもありません。路面電車でいえば広島電鉄などは国内各地で活躍していた車輛を譲り受けて現在も走らせています。
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参考までにスペックを記すと、車体は全長14,530mm×全幅2,100mm×全高3,765mmで、重量は19,100kg。VVVFインバータ制御方式を採用しており、定員は64名となっています。製造メーカーは愛知県に本拠を構える日本車輛製造株式会社です。
そして車体色ですが、7両全てが広告カラーリングをまとうラッピング車輛となっているなかで、783については横浜ゴムのフラッグシップタイヤである“ADVAN”のコマーシャルカラーとなっています。
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豊橋市に隣接する新城市に工場を構えていることの縁などから、横浜ゴムの“ADVAN”ラッピング車輛となっている豊橋鉄道のモ783。
モータースポーツでお馴染みのいわゆる“ADVANカラー”そのものではありませんが、赤と黒の2色を使って車体とドア、窓枠とビビッドに塗り分けて存在感を見せています。
さらに電車ならではの広告スペースの広さを活かして、車体側面にはタイヤのイラストを大きくあしらっています。
もちろんこの車輛はゴムタイヤで走っているわけではありませんが、なかなか精悍かつスポーティなルックスで、街中でも注目を集める存在になっているようです。
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