MiniCar|RAI'S スバルレガシィB4 2.0GT 神奈川県警察高速道路交通警察隊車両
投稿日 : 2012年04月02日
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2月下旬にRAI'Sからリリースされた、レガシィB4の交通取締車両。国費導入された車両をモデル化したものですが、警視庁仕様とあわせて発売されたのが、神奈川県警察の高速道路交通警察隊に配備された車両をモチーフとした仕様です。
基本的な車の作りは警視庁仕様と同一。ゆえにミニカーとなっても差異は小さいわけですが、なぜかミニカーの生産個数は警視庁仕様が1,300個であるのに対して、神奈川県警察仕様は100個少ない1,200個となっています。
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制服仕様、覆面仕様、ともに近年になって警察車両としての勢力を拡大しているレガシィB4。
同じボディでも搭載するエンジンはいくつか種類がありますが、排気量2,000ccのターボはもちろん水平対向で4気筒。
ターボエンジン車の証と言えるのがボンネット上に開いているエアインテーク。さすがにインプレッサWRXのような仰々しさはありませんが、バグガードの装備もないことから、しっかり存在感を見せています。
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最近は、神奈川県警察の制服パトロールカーでも、車体側面にPOLICEの英文標記と“KPマーク”を入れたものを多く見るようになりました。
しかし、これらの標記は現時点では地域部所属の車両のみに展開されており、高速道路交通警察隊をはじめとした交通部の所属車両は、従来からの独特な漢字フォントによる本部名標記のみとなっています。
ところで今回もそうなのですが、ミニカーにはプライバシーガラスを再現したウィンドゥのスモーク処理が施されていますが、警視庁仕様も神奈川県警察仕様も、実車は全面クリアガラスとなっています。
ここは少々リアリティを損なう部分なので、多少の売価上昇を伴うとしても改善してほしいポイントです。
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リアまわりで警視庁仕様と異なる点が、トランクリッドに備わるアンテナの有無。警視庁仕様はカーロケーションシシステムの短いアンテナをリッド右側に備えていますが、神奈川県警察仕様には備わらないのでスッキリした印象です。
ところで、この国費導入車には助手席の相勤員用のナビミラーが備わっていません。
警視庁をはじめ、各地の県費導入車には、汎用のピラー取り付け型やドアミラーの載せるタイプ、独特な形状のミラーをAピラーに直付けするなど、ナビミラーの装着例が多く見られています。
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適度な4ドアセダンのボディサイズ、加速性能などに余裕のあるエンジン、そして悪天候でも安心感の高いAWD。
レガシィB4は交通取締用の警察車両として、なかなか使い勝手の良いスペックの持ち主であることは間違いありません。
古くは雪国でのみ見られた“稀少車”だったレガシィB4の制服仕様パトロールカー。数で言えば全国的に圧倒的な台数が配備されているクラウンに遠く及ばないものの、現行型も多数導入されていることから、スバル車の警察車両としての存在感は、ますます高まっていきそうです。
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