MiniCar|KYOSHO トヨタクラウン 東京都個人タクシー協同組合文京第一支部創立50周年記念
投稿日 : 2012年05月15日
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東京都個人タクシー協同組合、略して「東個協」。1961年に前身となる東京個人タクシー連合会が設立され、2年後の1963年に現在のかたちとなったこの組合は、東京都内で個人タクシーを営んでいる約1万の事業者によって構成されています。
そして、各事業者の営業拠点毎に都内には39の支部が設けられていますが、そのうちの文京第一支部が創立50周年を記念して制作したミニチュアカーが一般向けにもリリースされました。
ベースは現行モデル、200系のトヨタクラウン・ロイヤルサルーンが選ばれています。
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文京第一支部は、1962年に設立された文京個人タクシー協会が前身。37名の有志によって設立された同会は、翌'63年に東京都個人タクシー協同組合の文京支部となり、'65年には中央支部の文京区転入に伴って文京第一支部に改称して現在に至っています。
会員数は2008年9月現在で186名。支部にはゴルフ部や野球部なども存在しており会員相互の親睦を深めているとともに、地理や法令に関する勉強会も開催してサービスや安全性の向上につとめています。
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東個協のシンボルといえば、ルーフの「でんでん虫」と呼ばれる行灯、そして白い車体に青いラインのボディカラー。
この白は専用色となっており、クラウンのように個人タクシー需要の大きな車種ではメーカーで専用塗色も用意しています。
なお、もちろんミニチュアでもしっかり再現されていますが、青いラインには上下に赤で縁取りがされており、車体前後に走るラインは引き締まった印象を与えるものとなっています。
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クラウンは先代の180系から、テールランプが横一文字ではなくなりました。このため、テールランプとナンバープレートガーニッシュの間にはトランクリッドのパネルが見えるようになりましたが、ゆえに東個協の車両ではボンネット~ルーフ~トランクリッドと流れてきた青いラインのおさまりが、少々悪い感じになってしまいます。
200系クラウンの場合は、シルバーの加飾モールがラインを受け止めるかたちになるのでまだマシですが、車種によってはどうにも収まりの悪い後ろ姿になってしまうケースもあるわけで……。
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記念モデルということで特定事業者の車両を再現したわけではありませんが、全体的な仕上がりは細部まで一般的な個人タクシー車両のイメージを巧く再現しています。
室内についても乗務員証や空車表示灯、料金メーター、無線機などが再現され、運転席に備わる防犯板もクリアパーツが用意されています。
また、各シートのシートバック上半分は白色にペイントされ、レースのシートカバーを再現しているあたりも、個人タクシーらしいところです。
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