MiniCar|KYOSHO トヨタクラウン 東京都個人タクシー協同組合板橋第一支部創立50周年記念
投稿日 : 2012年05月15日
1
文京第一支部バージョンと同時に、こちらも支部創立50周年を記念してリリースされた、東京都個人タクシー協同組合板橋第一支部バージョンのトヨタクラウン・ロイヤルサルーン。
京商のJ-Collectionをベースに、お馴染みの白色+青ラインという塗装が施され、ルーフには「でんでん虫」の行灯や補助方向指示器、室内には料金メーターなどのタクシー専用装備が加えられています。
2
個人タクシーとしても高い人気を誇るトヨタクラウン。そもそも初代のデビュー当時にはタクシー需要を見越して耐久性に主眼を置いた「トヨペットマスター」という兄弟車もありましたが、歴代のクラウンはタクシー市場でも中心的な存在であり続けています。
もっとも近年はコンフォートという事実上の専用車種が存在するために、乗用系のクラウンは一層の高級化に伴って個人タクシーやハイヤー需要が主となっています。
やはりその圧倒的な伝統を背景とするブランドバリュー、そして快適性の高さや豪華さは、常連の顧客満足度をより重要視する個人タクシーにとって大きな武器となるのでしょう。
3
専用の白色と、車体側面と上部を前後に走る青いラインが、東京都個人タクシー協同組合の加盟車両ならではのエクステリア。
このカラーリングに加えてタクシーには多くのステッカーなどが貼られていますが、これらも限定モデルということで細部までしっかり再現しています。
特にリアドアの周辺には、初乗り料金や自動ドアーの表示、さらに車椅子乗降口表示、禁煙車表示などが見られます。
フロントドアには特定事業者名に代わって「板橋タクシー」と記され、その番号は50周年にあわせて「50」。青いラインの上には「(個人)」の表記も再現されていますが、その前には交通共済加盟ステッカーも見えるのが、特注モデルならではという印象です。
4
ルーフの防犯灯(行灯)は、お馴染みの「でんでん虫」。以前は筐体の真ん中に大きく「個人」と書かれていましたが、現在のものはその表記が小さくなり、中央部はマスターズ制度加入者が参加章を貼付するためのスペースとなっています。
なお、ルーフの左右に備わる補助方向指示器は東京のタクシーを象徴する装備のひとつ。こちらについては東京都個人タクシー協同組合の加盟車両については、組合が全車に装備を義務づけています。
交通量の多い都心部などでは、遠方からハザードの表示などが確認しやすく、必須の装備ではないかと思います。
5
以前には東京都個人タクシー協同組合の豊島支部が、やはり創立50周年を記念して、180系クラウンをベースとした記念ミニチュアモデルを制作しました。
この先、東個協の支部では50周年を迎えるところも多いようなので、まだまだこのような記念モデルの制作は続くことになるかもしれません。
その場合は、また一般向けのリリースもあるでしょうから、今後もますます楽しみなところです。
タグ
関連コンテンツ( 東京都個人タクシー協同組合 の関連コンテンツ )
関連リンク
[PR]Yahoo!ショッピング