MiniCar|トミカくじ15 「警察車両スペシャルコレクション」 (2)
投稿日 : 2012年08月08日
1
■スズキ ワゴンR 警視庁パトロールカー
ナンバープレート部が黄色とされていることからも、いわゆる“ミニパト”としての車種選択であるワゴンR。
その昔は“ミニパト”と言えば婦人警官がペアで乗車して、長い棒の先につけたチョークを巧みに操って駐車違反の取り締まりに勤しんでいたものです。しかし、駐車監視員制度が発足して以降、あまり活躍の場を目にする機会がなくなったような気がするのですが、いかがでしょうか。
なお、ワゴンRの警察車両ももちろん実在していますが、全国的にはそれよりも普通車登録の「ワゴンR+」、「ワゴンRソリオ」、「ソリオ」がベースの小型警ら車が圧倒的な多数派です。
2
■日産ディーゼル クオン タンクローリー給水車
警視庁の機動隊に実在する車両をモチーフとした給水車。実車もクオンが用いられており、グリーンにホワイトラインのカラーと、ステンレスのタンクが印象的ですが、小さいながらも巧く再現されています。
また、キャビンのルーフに備わる警光灯がブーメランタイプなのも実車同様。さらに“ホンモノ”では、タンクの後部にも左右に警光灯が装備されており、震災時などの給水をはじめ、多岐にわたる活躍を見せています。
3
■トヨタ ハイエース 山岳救助隊
近年、高齢者を中心として登山がブームですが、登山者の増加に比例して遭難事故も増えています。多くの警察本部には山岳救助隊が設けられていますが、東京でも多摩方面などはハイカーや登山者の事故が少なくないので、警視庁にも存在しています。
救助隊の車両には色々な車種がありますが、現行型ハイエースも実在する一台。ブーメランタイプの赤色警光灯と、サーチライト一灯を備えるのも実車同様にミニチュアで再現されています。また、バンパーも実車同様に黒色。実車ではノーマルとはやや異なるバンパーが備わり、ナンバー位置が右にオフセットされる代わりに、中央にはウインチが備わっているのです。
4
■いすゞ エルフ 災害用ショベルカー
阪神・淡路大震災や東日本大震災を経験したことで、警察にも災害対応力の向上が求められています。そんな中で重機類の配備は阪神・淡路大震災の教訓として進められてきましたが、ショベルカーは土砂を排除することで進路を切り拓いたり、遭難者の捜索を行うなど力強い存在と言えます。
ただ、一般的にはホイール式のショベルを配備しているケースが大半で、ミニカーのようなトラック型は見たことがありません。まして、警ら車両のような白黒ツートン塗装というのは、実在していないように思われます。
5
■トヨタ コースター 交通検問車
マイクロから大型まで、バスは警察車両の中でも多数を占める存在。大型バスならば機動隊の人員輸送や常駐警備で使われている車両が目立ちますが、一方でマイクロバスも人員輸送や護送など色々な用途に応じた車両が導入されています。
そんな中でミニカーとして再現されたのは交通検問車。要するに、もっとも分かりやすい使われ方は、レーダーや光電管を用いた速度取り締まりにおける違反通告の場。このバスの中でサインをした苦い経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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