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NorthStarの愛車 [日産 フーガ]

2007 全日本ラリー選手権 第7戦

投稿日 : 2007年08月30日
1
8月24日(金)から26日(日)にかけて、福岡県久留米市を拠点として「CUSCO Cup FMSCマウンテンラリー'07」が開催されました。
九州選手権として開催されてきた佐賀県東部の吉野ヶ里町やみやき町などの農道にスペシャルステージ(SS)を設定、実質1DAYで競われるコンパクトなラリー。
ステージはターマック路面、比較的短い距離のSSですがテクニカル要素が強く選手の皆さんにとっては走り甲斐のあるものだったようです。
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金曜日の夕方からは久留米市内の「六角堂広場(ロッカクドースクエア)」においてラリーショーとセレモニアルスタートが催されました。
ラリーショーではランキングトップ6のクルーに新井敏弘選手を加えた面々によるトークーショーを開催。
この会場、老舗の百貨店のすぐ近くであり、西鉄久留米駅も間近という、まさに「久留米のド真ん中」というロケーション。そこに6台のラリーマシンとクルーが登場したのですが、時間的に家路につこうという市民の皆さんも多く、会場では帰宅の足を止めてトークショーやラリーマシンに見入る方々で賑わいました。
3
19時になって1号車から順にスタート。
詰めかけた多くのファン、そして市民の皆さんに見送られて、各車は明日からの戦いに向かってスタートしていきます。
この広場の前は広い国道で路線バスなどを含めた多くの車が行き交っています。
そこに全部で50台を超えるラリーマシンが次々に姿を見せたものですから、ラリー開催を知らなかったと思われる方々からは驚きの視線が注がれていました。
このように大きな都市の中心部で市民の皆さんにモータースポーツに触れ合って頂ける機会を比較的用意に生み出せるのは、ラリーという競技の最大の特徴とも言えるでしょう。
4
現在の全日本ラリーは4つのクラスに分類されています。
JN1クラスはエンジン排気量1400cc以下、いわゆる"コンパクトハッチ"がしのぎを削りあっています。
今回はトヨタヴィッツやちょっと懐かしいトヨタスターレットなどが参戦。
そして優勝を飾ったのはホンダシティ、廣瀬康宏選手と谷内壽隆選手のコンビが駆る「DLレイルBRIGキャッツCBシティ」でした。
5
JN2クラスは排気量1400cc超1600cc以下の車両。
ターボエンジンとNAエンジンを搭載した車両が混在しています。ターボ装着の場合は係数を実際の排気量に乗じる規則になっているので、このようなクラス区分になるわけです。
車種的にはターボはダイハツブーンが主力。一方のNA勢はトヨタカローラレビンやホンダシビック、そして今回優勝を飾った三菱ミラージュなどが参戦しています。
写真は優勝した田中伸幸選手/萱原敏幸選手組の「クスコBS・CMSC・CJ4A」、排気量1600ccのMIVECエンジンを搭載しています。
6
JN3クラスは排気量1600cc超2000cc以下のマシンたち。
ターマックラリーではユニークな車種が集うクラスで、トヨタMR-Sやトヨタセリカ、ホンダS2000など「ラリー」という響きからは一般的に想像出来ないようなスポーツカーが多数参戦しています。
そんな中で高い戦闘力を示しているのがホンダインテグラタイプR。DC5型/DC2型ともに参戦していますが、ジムカーナなどとは異なり、DC2型の4ドアセダンボディも多く見かけることが出来ます。
そして今回の優勝はそんな"4ドア・タイプR"。榊 雅広選手/井出上達也選手組の「J&SクスコKYB☆BSインテ」が堂々の今季3勝目を飾りました。
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今回のステージが設定された佐賀県東部といえば、吉野ヶ里遺跡などで有名な地。
ステージに向かうリエゾン区間の近くには「吉野ヶ里遺跡」や「吉野ヶ里歴史公園」などがありました。
またステージ名称にも使われた「トム・ソーヤ」については、権現山を生活環境保全林として整備した「トム・ソーヤの森」という地区の名称に由来しているようです。この森にはキャンプ場や自然と親しめる公園施設が整備されています。
ラリーは観光名所で開催されるケースが多いので、地域の観光を楽しみながらギャラリーステージやリエゾンでラリー観戦を楽しむ、というスタイルで週末を満喫出来るので、ファミリーでも多角的に楽しめるモータースポーツイベントです。もちろん観戦の合間には各地の名物で舌鼓、というのもオススメです。
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競技は残念ながら半数以上のSSがキャンセルとなってしまいました。
最終的に排気量2000cc超のJN4クラスで優勝を飾り、同時に総合トップも獲得したのは勝田範彦選手/北田 稔選手の「ラック名スバルSTI DLインプレッサ」。
ライバル選手のリタイアもあって、シリーズをあと2戦残した段階で早々にチャンピオン確定となりました。

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