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NorthStarの愛車 [日産 フーガ]

2008 スーパー耐久シリーズ 第2戦

投稿日 : 2008年05月24日
1
5月18日、宮城県の仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久シリーズの第2戦が開催されました。
昨年までよりも約3週間遅い開催となったこともあって当日は暖かな陽気となり、昨年の豪雨&濃霧というコンディションが嘘のような鮮やかな新緑に包まれての一戦となりました。

レースは500km、タイヤ摩耗に厳しい仙台ゆえに速さとタイヤマネージメントがドライバーには求められる難しい戦いとなります。

そんな中で他を圧倒したのはBMW Z4M COUPE勢、28号車と50号車は同じST-1クラスのライバルを含めた全車を周回遅れにするブッチ切りの強さでワン・ツー・フィニッシュを飾りました。
2
ST-1クラスのフェアレディZ勢は開幕戦ではエンドレスの1台のみでしたが、第2戦からはニューフェイスが登場。

昨年は23号車として参戦していたマシンが、新たに田中哲也選手が率いる「TEAM TETSUYA」としてエントリー。
ドライバーは田中選手と星野一樹選手、そしてフォーミュラトヨタに参戦していた岡本武之選手という顔ぶれ。

終盤にはエンドレスのZと激しい3位争いを展開、見応えのバトルを堪能させてくれました。
3
ST2クラスで今季、急速に力をつけているチームがシンリョウレーシングチーム。
昨年も随所で速さを見せていたのですが作戦ミスやアンラッキーなアクシデントで、上位陣には総合力で一歩及ばない印象でした。

しかし今季、チーム体制を強化して臨んだ結果、開幕戦とこの仙台での第二戦ではともにクラスポールポジションを獲得。

今回は悲願の初優勝も夢ではないかと思われましたが、なんとも信じられないパーツトラブルによって涙をのむ結果に。
このトラブルは本当に"運が無かった"としか言いようのないものでしたが、それでもチームは最後まで諦めずにトラブルシューティングを行って車を戦列に復帰させ、完走を果たしました。

上位陣とガチンコ勝負できるだけのパフォーマンスを持つまでに成長した若きプライベーターが、初優勝を飾る日も遠い先のことではないように思えます。
4
今季のスーパー耐久における大きな話題のひとつが、三菱ランサーエボリューションXのデビューでした。
そして気になっていたのは、果たして"エボX"の初優勝はいつになるのか、ということ。

実際、それまでのCT9Aからはボディはもちろん駆動系制御やエンジンに至るまで、何もかもが新しくなったCZ4A、ブランニューのマシンで電子制御も多用しているとなると、そう易々と勝てるとは思えなかったのです。

しかし現地で続発するマイナートラブルを練習走行日のうちに対策して、「オーリンズ・ランサーEVO X」は遂に仙台の地でエボリューションX初優勝を飾りました。

さらにチームとしては11年連続で仙台戦を制するという、とんでもない記録を更新したのでした。
5
ST-3クラスで終盤に展開された激しいトップ争いは、誰もが釘付けになったことでしょう。

開幕二連勝を目指す「エクセディH.I.S.イングスZ」は佐々木雅弘選手がウィニングチェッカーを目指してファイナルスティントを力走。

しかし後方から激しく詰め寄ってきた「FINA ADVAN M3」の小林且雄選手が遂にはテール・トゥ・ノーズに持ち込み、チェッカーが降り下ろされるその瞬間まで激しいトップ争いを展開したのです。
6
「FINA ADVAN M3」の小林選手は、バックマーカーを処理するタイミングや、後方から来るST-1クラスの車両をパスさせる時を見計らって、何度もトップの座を奪おうと巧みに"攻撃"を仕掛けていきます。

しかし「エクセディH.I.S.イングスZ」の佐々木選手も小林選手の先行を許さず、必死にポジションを守り抜きます。

この戦いは最終ラップまで続き、結果は僅かに0.28秒「エクセディH.I.S.イングスZ」が逃げきって開幕二連勝を飾りました。
7
ST-4クラスは開幕戦の覇者と2位のチームが不参加。
もちろんシリーズ争いを考えれば、この間に優勝を奪っておきたいのは至極当然の話。

そしてフタを開けてみれば、仙台はシビックタイプR同士の接戦が演じられました。

この戦いを制したのは、今季からシビックで参戦を開始した「J'S RACING CIVIC ADVAN」。
梅本淳一/久保田英雄の両選手が中盤で奪ったトップのポジションをガッチリと守りきって嬉しい初優勝を飾りました。
8
ST-4クラスで2番手となったのは、昨年のここ仙台でデビューウィンを飾った76号車「Racing Modulo ADVAN TypeR」。

ポールポジションからのスタートでしたが、ピットインタイミングが悪かったこともあって2番手に後退。
終盤まで追い上げを図りましたが、惜しくも一歩届かず2位でフィニッシュとなりました。

この結果、シリーズランキング争いで76号車はポイントを"28"、69号車は"30"として、J'S RACINGがランキングリーダーの座に立ちました。
しかしまだまだシーズンは序盤、上位の獲得点数は僅差なので実質的には横並び状態といっても間違いないでしょう。

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