熊本市｜火の国文龍 総本店

熊本ラーメンは九州で主流の豚骨系スープですが、合わせる麺が太くてコシの強いものを使うため、スープも濃いものとなっているのが特徴だそうです。
今では熊本市の都市戦略課が展開している「わくわく都市くまもと」というウェブサイトの中で「くまもとラーメンナビ」というコーナーを設けており、官民一体となってこのブランドを育てていこうという取り組みも進められています。

熊本市で夕食に選んだメニューはラーメン。
いろいろと店の情報を調べた中で、ちょっと個性的なラーメンを出すことで地元でも人気の「火の国文龍」を相棒さんとともに訪れてみました。

バイパス道路沿いの店、駐車場もたっぷり用意されていて、一見の観光客でも入りやすい雰囲気。
店舗は内外ともにとても清潔感に溢れており、店内は全面禁煙というのも好印象。私自身は喫煙者ですが、ラーメン店のように長居するタイプではない飲食店は禁煙の方が良いと思います。

まずは暖簾をくぐって元気なスタッフに迎え入れれた後に、食券を自動販売機で購入。見た感じ、「とんこつ(黒)」がスタンダードなメニューで、これよりアッサリしたのが「とんこつ(赤)」。そしてよりコッテリしたものを好む向きには「とんこつ(黒) コッテリ」が良いようです。

取り敢えずは写真の(黒)と、(赤)を注文。ともにお値段は590円という安さ、これに200円のチャーシューをトッピング。
面白いのは蓮華に入っている辛味噌のような薬味で、これや無料で取り放題の辛子高菜を自由にアレンジしてやることで、自分なりに美味しいポイントを見つけ出すことも可能です。

(赤)は確かにアッサリ系ですが、芯の強いスープという印象。単にアッサリしているだけなら、麺に完全に負けてしまうところですが、良い感じの調和を見せています。
(黒)は食べ応えのあるコクが絶品。今回は注文しませんでしたが、さらに“コッテリ”にすると、背脂を大量に使ったドロドロ系のスープが運ばれてくるそうで、これは次回ぜひ試してみたいところ。

ラーメンの美味しさはもちろんですが、店やスタッフの雰囲気、価格なども含めてトータルの満足度がとても高い店でした。


■火の国文龍 総本店
　営業時間　 11:30～15:00／18:00～22:30(L.O.22:00)
　定休日　　 火曜日(祝祭日の場合、翌日水曜日)
　駐車場　　 専用駐車場あり
　
住所: 熊本県熊本市戸島4丁目2-47
電話 : 096-388-7055