
各方面から「早くインプレあげろ!」との声が聞こえて来ましたので…(^_^;)
まず前置きです(笑)…ノーマルでも十分楽しいクルマだし、一年間は絶対何もいじらないと固く心に誓っていたのですが、一年点検が終わった後から我がMINIは堰を切った様にどんどん変化(進化?)を始めました。
タワーバー、
アンダーストラットの組み込みが終わってやっと腰が座った感じに変化したボディですが、やはり足回りと心臓部は手をいれておかないと本当の「Fun to drive」にならないということで、今回両方をやって来ました(^_^;)
特にノーマルでの心臓部(=エンジン)の問題点は
1)2000~3000rpmにかけての街乗りで一番使う部分に何となくもたつきがあって、1速から2速へのつながりがどうもギクシャクする。
2)4500rpm以上はエアインテークの流入増加用フラップが開くので吹けが悪くは無いが、結構アクセルを踏み込まなければならない。
3)減速でダブルクラッチを踏む時のブリッピングの際に「もたつき」があってピッタリ回転数が合わない事が時々ある。(単にヘタクソと言う声も…)
4)3000rpm前後でアクセルオフにすると例のMINI特有のアフターファイア音がポコポコとうるさい。(好きって人も多いですが…)
といったものでした。
まずはDMEチューンから…
基本的にはPCを使用して、
先日吸い取ったデータを元にして燃調と点火時期に手をいれたプログラムを書き込むだけの単純な作業でホンの10分もあれば終了してしまう超簡単な作業です。もちろん一番手間がかかるのは修正した燃調マップを作る作業ですが、これはデータ吸い取りから今日まで十分時間がありましたので、とっくに終わっていました。
書き込みが終わって…
しばらく暖気をした後に店の
チーフメカニックの方が助手席に同乗して、周辺を少しだけ走って来ました。
土曜日の午後で道が混雑していたので、思いっきり踏む事は出来ませんでしたが…
エンジンの制御に関してはシロウトですので詳しい事はわかりませんが、まず感じたのは…
1)一言で言えば「4000rpmまでの吹け上がりが良くなった」って事になりますが、今までの調子で踏むとアッという間に4000rpmオーバーしてしまいます。
2)どれぐらい低速トルクがアップしているかは判らないが何となくクルマが前に押し出される感じがする。
3)完全に消えた訳では無いが、アフターファイア音が明らかに減少した。
という事でした。
そして帰り道の高速道で感じたのは…
4)ETCゲートを2速で通過下後に、3、4速で6000rpmぐらいまで引っ張ると大井や三郷と言った大きな料金所のゲート合流が終わるあたりで既に130km/h近く出てしまう。
5)6速3000rpmで巡航中から追い越しで踏むと今までは感じられなかったGを何となく感じる。(というか5速に落とす必要があまりない)
6)巡航中のアクセル開度は今までより小さそう。(燃費、上がるかな?)
といったところでしょうか…。
なかなかうまく表現出来ませんが、単純に言えば「1,2速を多用する街乗りがしやすくなった=低速トルクの向上」「アクセルのツキが良くなった=ストレスなく吹け上がる」「クルマ全体が常に前に出ようとする感じ=トルクフル」に変わったと言えます。
…で、コストパフォーマンスはどうかと言えば…
ポン付けパーツをあれこれ変えてパワーやトルクをひねり出すよりはずっと手軽で安価です。エンジン本来の持っている力を引き出すだけですから…。
激変を期待されている人にはちょっと高い買物かな?
(私も一番最初は「ん?何が変わったの?」って印象でした。)
でも、帰りの首都高-常磐道-栃木郊外の田舎道はとても楽しいドライブになりました。
まさに「Fun to drive」です!!
さぁて、先日測定した
パワーチェックの結果と比べてどれだけ変化しているか…
興味深々です♪
次は足回りの話ですが…
ちょっと土日2日間盛りだくさんの事をやってきましたので、ちとお疲れモードです。
車高調の話は明日にでも…(・_・)
Posted at 2008/03/16 22:42:43 | |
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