目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
夏の車中泊中にバッテリーが上がりました。
というお話です。
突然くる出来事でしたので、参考になればと思い投稿させていただきました。
2
22時30分ごろ道の駅に到着し、外気温も30度ぐらいあったためアイドリングをしたままエアコンを付けていました。
最近エアコンフィルターも交換済みなので、快適~快適~♪
そのまま眠りにつきました。
3
早朝4時30分ごろ、なんか暑いなぁと思って目が覚めると、掛かっていたはずのエンジンが止まっていました。
(実際には弱弱しく動いていたかもしれない)
エアコンの風もかろうじて出たり出なかったりしていたと思います。
4
寝起きの状態で寝ぼけた頭でも
『これはおかしいぞ!!』
という事にすぐ気づき、エンジンを再始動させようと試みますが、セルが回りません。
メーター類やLEDは点灯するものの、セルがグワングワンと一瞬反応するだけでエンジンがかかる気配が全くありません。
5
32万キロ越えのクルマなので
『まさかエンジン逝ったか!?』
と、心底かなりビビりましたが、一度頭を冷やして考え、改めてこれはバッテリーあがりではないかと思いました。
『でもオルタネータは2年前にリビルト品に変えたし、そもそもエンジンかけててバッテリー上がるなんて話あるのか‥???』
とはいえ電装品は動くし、ヘッドライトも点灯するので完全に詰んだ訳ではないのが幸い。
『じゃあバッテリー以外の他に原因が…?』
などと頭の中をぐるぐると。
6
バッテリーを交換したのが2023年11月頃。
まだ1年も経っていません。
エアコンはバッテリーを食うとは聞いていましたが、エンジンかけている状態でもこうなる事は想定外です。
…しかし本当にバッテリーあがりなのか?
もしかしたらイグニッションコイルや燃料ポンプの劣化なのか?
エンジンが逝ったとかになったら、来週から始まる沖縄県遠征も即THE ENDだぞ・・・?(ガクブル)
7
しかし現状これではどうしようもないのでJAFに電話。
こういう時24時間365日即対応というのはすごくありがたいと思いました。
道の駅で場所も分かり易いことから、電話してから30分ぐらいで来てもらえました。
8
結果、バッテリー上がり。
ジャンピングで一発始動です。
(エンジン逝ってた訳ではない安心感がヤバくて心底喜びました(笑))
ネットで検索しても
『バッテリー電圧の正常値は、通常時が12.5V~12.8V、エンジン始動時は13.5V~14.5Vが正常値となっており、エンジン始動時にもっとも多く電圧がかかります。 バッテリー電圧が12.5Vを切ったら故障や寿命の可能性があるため、交換の目安となります』
と書いてあるので本当に弱っていた様です。
9
JAFの応急処置が完了し、そのまま20分ぐらいアイドリングして待機。
そこから2時間ぐらいエンジンを切ること無くドライブし続けました。
充電もうまく行えたようで、エンジンを一旦切っても再始動できるようになりました。
10
一週間後には沖縄県遠征ドライブが控えているので、むしろこのタイミングで分かって良かった。
連休中の道中や沖縄内でこのトラブルになったらもっと詰んでいたかもしれない。
そう思う事にしました。
11
よくカー用品店に行くとデカデカとおいてあるポップ。
これ『ほんまそれ』
過剰表現でもなんでもなく、実際1年も経っていないバッテリーでバッテリー上がりしている訳なので、注意しないといけませんね。
12
結局、バッテリーは同じものの新品に交換しました。
遠征前でさらに出費は痛いですが、ケチるところではないのでしっかりやっておきます。
エアコン付けて車中泊して、気づいたらエンジン止まっていたという事例は年に何件かあるみたいです。
そのオーナーはオルタネーターが弱っていたからということらしいのですが、私の場合はなんだろうか?
外気温の高さでもバッテリーは弱るみたいなのでたまたまなのかもしれません。
車中泊の仕方も色々見直さないといけないと思いました。
まとめ
・交換して一年も経たないバッテリーでも安心できない。
・夏の暑い時期にエアコンを付けたまま車中泊をするとバッテリーがあがることがある。
・そんな時はJAFを呼びました。24時間365日対応は心強い。
・ジャンピングでエンジンかかった際は20分アイドリングで待機。その後2時間ほど走って充電をするとバッテリーが回復し、エンジンを切ったとしても自力で再始動可能にできた。
・カー用品店でのポップは過剰広告でもなく、実際に起こり得ること。
・バッテリーを新品に交換した。
・バッテリー上がりの原因はハッキリはしていませんが、
普段から電装品の使用が多いこと。
夏の暑さはバッテリーを弱める原因にもなること。
アイドリング中にエアコンの使用で4~5時間も連続で使い続けるのが良くなかった。
走行中は大丈夫。
といった感じなのかなと思いました。
今回はこんな内容です。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
13
【追記】
…とはいえ、どうも腑に落ちない部分もあります。
エアコンがバッテリーを食うとはいえ、エアコンをつけたまま車中泊というのは今回が初めてではないはず。
(これだけ数え切れない程に車中泊しているなかで)
実際はなんらかの異常でアイドリングがストールしたのではないかとも考えられます。過去の例を挙げるならば、信号待ち中になぜかエンストしたという事は1~2回はあったはず。
そんなような現象が、今回たまたま睡眠中に起こった。
そのままACCモードとなり、本来ならそこでエンジンを掛け直すが、眠っているので気づくことなくそのままバッテリーのみでエアコンや電装品が稼働し続けた。
…ということなのではないかとも考えられる訳です。
つまり、本当の原因は劣化部品がまだ潜んでいるということなのかとも思えます。
もはや別の話になってきますが、最近は2回目のシリンダーの失火が起こりました。
再びインジェクターの交換をして今は直っていますが、それももしかしたら燃料ポンプが劣化しているのかもという話もあります。
またシリンダーの失火原因を探った際にイグニッションコイルを交換しているのですが、それは新品ではない予備品に交換しているのでそれも今回の件に影響しているのかも? とも考えられなくはない(笑)
エンストしたらトラックみたいにメーターから「ピーー!!」となる警告音が鳴るようにでもしたいところ。それなら寝てても気づくことができる!
とまぁ色々考えられるので面白いですね(笑)
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