異音の正体

NOHAで走行中、渋滞にはまった。
ゆっくり走行していると
飛行機が飛んで過ぎ去るような
ｺﾞｵｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫ…
というような音が聞こえる。

渋滞はまだ続いていて、
ちょっと進んでは止まる。
この繰り返しだ。

ちょっと進む、ｺﾞｵｫｫｫｫｫ
止まる

ちょっと進む、ｺﾞｵｫｫｫｫｫ
止まる

ん？

この異音は自分の車か？
ﾍﾟﾀﾞﾙを伝わって振動を感じた。

え？

ｺﾞｵｫｫｫｫｫ…
間違いない、自分の車だ。右ﾌﾛﾝﾄ側から聞こえる。

止まってる時は何の音もしない。
ｱｸｾﾙを軽く吹かす。
ﾌﾞｰﾝ。
どうやらｴﾝｼﾞﾝではないようだ。

進む…
ｺﾞｵｫｫｫｫｫｫｫｫｫ

何だろう？
ﾊﾌﾞﾍﾞｱﾘﾝｸﾞかな、
ﾌﾞﾚｰｷかな、
何か引き摺ってるような音だ。
このまま通常の速度で走ると危険ではないかと思い、
赤信号で、ｻｯと4輪を覗いて来たが分からなかった。

進む…
ｺﾞｵｫｫｫｫｫｫｫ

速度が上がると収まる…

最寄りの駐車場へ入れた。
ﾊﾞｯｸをきっかけにｺﾞｵｫｫｫｫｫという音は収まり
右左折するとｶﾀｶﾀ言い出す。
何か外れたのかも知れない。

ｼｮｯﾌﾟへ向かう事にした。

途中ｼｬﾘｼｬﾘｶﾗｶﾗという音も聞こえる。



ｼｮｯﾌﾟ到着。



原因はﾎｲｰﾙﾊﾞﾗﾝｽの重りだ。
渋滞の走行中にゆっくりﾎｲｰﾙが回ったため、
上に来た時に取れ掛けていた重りが外れて落下し、
偶然にもﾛｰﾀｰとﾊﾟｯﾄﾞの間に挟まり、突然「ｺﾞｵｫｫｫｫｫ」という唸り音が出たという推測だ。
ﾛｰﾀｰには傷が残ったが支障は無い様子。

自走不能になるかと思ってびっくりした出来事。