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Ken@ndのブログ一覧

2023年06月19日 イイね!

護摩行?ろどキャン△

護摩行?ろどキャン△
先週の軽井沢ミーティングの時もNDでキャンプしているのですが、久々にNDでの純粋なキャンプ旅をして来ましたので、今回はその様子をお届けいたします。

今回のキャンプ参加者は「軽井沢ミーティング2023」の時と全く同じメンツ!つまり同じメンバーで2週連続キャンプとなりましたw
まぁ、平日に旅できる状況の人しか行けないのでアレですが、自分ももう時期ハードワークの季節が来てしまうので行ける時に行き溜めしておきたいところです♪
参加者は自分と愛知からしょーじさん(RFからの乗り換えで2023年式RF)東京からパン屋さんご夫妻(今回はエブリーで参戦)の4名です。

愛知組の集合は12時に西尾市の道の駅でした。
暫く走ってようやく写真を撮れましたが、この時点で走行距離は79715キロ!そうです!今回で80,000キロのキリ番到達間違いなしなんです。

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基本的に自分もしょーじさんも「下道星人」なので今回もオール下道での旅ですが、深夜の1号線はほとんど高速道路・・・


もう眠いし眠いし・・・ww


とりあえず1号線沿いの「汐見坂」サービスエリアでピットイン♪

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ひいひい言いながらも明け方についに目的地の富士山近辺に到着!

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今回はしょーじさんに願いして観光要素をプラスした道程にしていただきました。
一度は見てみたかったキャンプの聖地の一つ「ふもとっぱらキャンプ場」に立ち寄りました。

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富士山を見ながら雄大な原っぱ(元は牧場だったようです。)に平日なのにものすごいテントの数が・・・

一瞬難民キャンプに見えるぐらいに大盛況な様子です。

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その後、富士五湖ハーフ巡りで本栖湖に!凄い綺麗!!
もうね・・・富士山大好き♡

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そこで、自分の学の無さを痛感!!しょーじさんに「Kenさん、1,000円札出してみて!」って言われて初めて知りましたww

南斗!この景色が諭吉さんより遥かに親しみのある英世さんの裏面に描かれていたなんて!!

寸分違わぬ景色を眺めながら感動のひと時を過ごせました。

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続いて精進湖に!ここは車高短には厳しすぎるエントランスでしたので自分は上に留めてました。

景色は最高!

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そして、今回の目的地である西湖に到着!
富士五湖は全部堰き止め湖らしく、西湖は水深70メートルオーバーみたいですが火山のダイナミックな姿を想像しながらじばし感動してました。

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ついに西湖のキャンプ場に到着!ここは湖畔に車を入れてキャンプが楽しめるのですが・・・

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ええ、チキンな自分は上の駐車場に留めてますww

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テントを設営したらまずは朝ごはん!
あ、ウィスキーは飲んでませんよww
飲んだのはビールだけです♡

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そして、朝からパン屋さんは薪の準備を開始していますw

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ろどキャン史上、最大火力の凄まじい量の薪です・・・

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実は自分も今回デビューの焚き火台があって初火入れを行いました。
総火力の1/10のにも満たないミニストーブですが、十分に火遊びを楽しめそうな感じです!

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そして夕暮れ時の焚き火台5連チャンww
かつてこれほどの無駄な焚火を経験したことはありませんが「火力の強さは全てを超越する」と言う気がしないでもなかったです♪

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メインの焚き火台の豪快な炎!!
かろうじて肌寒い季節だったので良かったのですが、か・な・りの熱量ですww

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パン屋さんはカメラが趣味で本当に素敵な写真をたくさん撮られています。
メインは天体などの撮影でしょうか?富士山の写真も素敵なのをたくさん見せていただきました。

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パン屋さん撮影の夕暮れ寸前の山の峰の木々と空のなんとも言えないコントラスト!

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パン屋さんは、ただの焚き火指導員さんかと思いきや・・・

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めちゃくちゃ美味しいご飯を作ってくれるだけでなく、こんな素敵な夕焼け写す敏腕カメラマンでした・・・

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しかし・・・
寝不足から来る天国への吸引力に負けて「ほとんど記憶のない時間」を過ごしてしまい気がつけば・・・

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朝でした!

でも・・・
安心してください!ストーブは燃えてますww
※燃やしてるのはパン屋さんですが...

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自分はこんな水辺でキャンプはあまりしたことが無いので、とても新鮮で楽しかったです!

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しかし、ダートに降りていく根性のない自分は上の駐車場に車を止めたので「荷物運び」でライフを20%削ってしまったのは内緒です♡



さて、護摩行の護摩木も・・・
完全に燃やし尽くしました!

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そして、参加記念にパン屋さんから真空断熱のクーラーボックスをいただきました!(感謝!)

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現地でお別れした後、愛知組のしょーじさんと一緒にどうしても立ち寄りたかったお風呂に行きました!

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お友達のa-m-pさんが下記URLでご紹介されていた大黒屋さんと言う温泉旅館に立ち寄りました。

詳しくはそのブログを見ていただけると幸いです。(ぶん投げw)

自分達が伺った時には、男性の浴室はお客様が入られていたので、女性の方のお風呂を貸し切りにしていただきました。
左手前が温浴側で奥が超ぬる湯でした。

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旅の疲れも一気に吹っ飛ぶような感じではないですが、確実に肉体の疲労を緩和してくれる「温・冷」と交互に入る温泉の楽しさはとても良い体験でした♪
a-m-pさん!最高な情報ありがとうございました!


そして、この温泉から静岡県の清水港に向かう途中に運命のキリ番ゲットタイムが訪れました!!

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NDを買ってから、ほぼ8年ジャストで80,000キロに到達!
まだまだよろしくお願いします♪



それから、なんとなく静岡県でご飯を食べようと言うことで、立ち寄ったのが清水市にある「魚清さん」というお食事処でした。
駐車場はND殺しのトラップ付き(鉄板の隙間にハマるとサイドステップは確実に捥げると思いますw)ですが、料理は最高でした!!

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この写真は自分の海鮮丼なのですが、この海鮮が2階建てになっていて思わず「白ごはん」を追加でいただく事になるぐらいにオーバーキルな海鮮丼でした♡

ネタはどれも「マジで美味しい」と断言したいぐらいですが、自分の知見に自信がないので断言はしませんww
しょーじさんの頼んだ煮付け定食のミニ刺身が全然ミニじゃ無いのも凄かったです。

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一応、メニューなんかも載せておきます。
税込み1400円でこの内容なら「一生クルクル寿司に行かなくても良い」気がしましたww(←マジ

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清水市で「お腹いっぱい」になった我々はお察しの通り「睡魔との第三次大戦」に突入して、多数の被害を出しながらも全滅だけは避けることができて無事帰宅できました!

とにかく、美味しい2日間という印象でしたが富士山を間近で見られる方々は本当に羨ましいです。

夏になると虫の季節なので自分はあまりキャンプはしませんが、今回は夏前のとても楽しく美味しいキャンプでした!
ご一緒してくれたしょーじさんとパン屋さんご夫妻には感謝MAXです!
次回は嫁さんも連れて行くので、仲良くしてやってくださいm( _ _ )m

みなさんもロードスターで行くキャンプ!いかがですか?
荷物もたくさん乗らないとか不便さもありますが、不便ゆえの楽しさもありますし、何より道中のワインディングを満喫できるのが最高です!

てな感じで、ろどキャン△仲間が増えることを心より願っておりますです♪


Posted at 2023/06/19 18:57:24 | コメント(5) | トラックバック(0) | ろどキャン△ | 日記
2023年06月03日 イイね!

蘇れ!Sd.Kfz.131(DC51Tレストア外装編)

蘇れ!Sd.Kfz.131(DC51Tレストア外装編)前回のブログで長野県の飯田市に遊び場として用地を取得した事を書きましたが、何かと資材を運ぶ必要が出て来ました。

我が家には NDロードスターとF30 328iがあり、どちらも資材運搬には不向きでありながらF30の方は自作したコンクリート側溝の蓋数十枚を運搬したり、かなりハードに活躍してくれています。

しかし、長物の資材とかを運んだり汚れ物を運ぶのは流石に可哀想・・・

そんな時、自分は天に叫びます!
「誰かぁ~!哀れな子豚に軽トラをぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

「はいっ♡」

そうです、嫁さんの友人であるとっても素敵な方から軽トラのご提供を受けました!!!!

ちなみに自分は軽トラの世界に全然詳しくないので間違いがかなりあるかも知れませんが・・・
1)大昔の軽トラは360cc世代
2)現在のようなスタイルの軽トラの始祖が550cc世代
3)660ccに拡充されて全長+100mmで実用性がグッと増した世代
4)さらに新規格になって全長+100mm 全幅+80mm増えた新世代
5)ジャンボ系のキャビンが大きい派生車が生まれた現世代

と思っています。

今回手に入れたマシンはこの(3)にあたる660cc旧規格車と言われる1998年式V-DC51Tキャリーになります。
簡単に言うと660ccの車体が小さい時代の軽トラってことですね!
キャリーとしては9代目にあたるようで、下の写真のような感じになります。(写真はwikiより転載)


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実はこのモデルには丸目のタイプがあってワンチャン丸目搭載できるかな?なんて思ってましたが、パネルの形状自体が違って難易度高杉でスワップを断念いたしました。

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さて、我が家にきたマシンを見てみましょう!

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1998年式なので今から25年前の登録車で走行距離は12万キロ!まだまだ青年期に入ったぐらいの車齢ですね♪

アップで見るとそれなりに古い感じもしますが離れて見ると「十分行けるやん!」って感じ♪
試乗した感じでも「全然イケる!」って感じでした。
※前のオーナーさんがちゃんと維持を続けてくれたおかげだと感謝しています。
何よりこのマシンにはエアコンが付いているので「デブにはエアコン」のことわざ通り、快適性が保証されている点が最高x10です!

主な装備は以下の通りでした。
※一部前のオーナーさんが装着してくれていました。

珍しい5速マニュアル車!
オンダッシュのラジオ!(デッキ本体に1個だけスピーカー付き)」
人力ウィンドー
人力ステアリング
エアコン
ETC
荷台のライト&作業用バックランプ
もちろん、キーレスや集中ドアロックなんてついてませんw
というか、メーターは間接照明でエアコン操作パネルは全く照明がないので、夜間は全てブラインド操作前提になりますwww

さて、一通り車を確認してからレストアコンセプトを立てました。
1)サビを止めてしばらくは快適に使えるようにする。
2)どうせなら綺麗で可愛い車に仕立てて荷物運びを楽しくする。
3)消費電力を減らしてバッテリーとオルタネーターを長持ちさせる
4)現代のクルマとのギャップを埋める快適装備をつける
5)ある程度音楽が楽しめるオーディオ空間を作る
6)メカニカル部分は安全に運転できるように適切なメンテナンスを行う
7)エンジンは後から考えるww

さて、このコンセプトに従ってまずは見た目の大部分を占める外装のレストアスタートです!
まずは部品をひたすらハズしていきま~す。

ミラーの樹脂とかは劣化で粉を噴いており、指で落書きできるレベルまで「地球に帰りたがって」ます。
※ちなみにブログのトップの写真はこの車に搭載されていたスペアタイヤですが、これも「地球に帰りたがって」たので新品に交換いたしました。

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ヘッドランプを外したら案の定、赤い悪魔(サビ)が顔を覗かせてます。

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バンパーまで外してみました。
正直めちゃくちゃ簡単にバラせますww

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ヘッドライト上のバランスパネル?フェンダー?を外すと赤い悪魔さんそのもののご登場!コーキングが硬化してパキパキのボロボロです...穴が開く前になんとかしなきゃ!

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基本的な錆止めの方法は以下の通りです。
まずはサビをできるだけ除去します。
ある程度綺麗になったら「サビチェンジャー」というサビの転換材を使用します。

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塗布すると、赤錆では無く黒錆を発生させて写真のように紫っぽい黒色になります。

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サビチェンジャーが乾燥したら錆止めを兼ねてプラサフを吹き付けます。※塗装前にはコーキングの再充填も行いました。

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さて、いよいよ塗装のスタートです!まずは25年分の汚れを拭き取ってからマスキングをします。
地味に掃除も何もかも面倒くさいですが、何事も面倒くさいを超えて行かないと得るものが無いのでしょうがないです♪

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正面のパネルは激安艶消し黒を吹きました。
ここは塗らなくてもいい場所ですが、塗ると「達成感」が出るので・・・

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ほら!一気に「新車や~ん」感が出て来ますね!

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下廻りはすぐに乾かず弾力性を長期に渡って維持してくれるシャーシブラック(水性)を吹き付けます。これはマストでやらないとダメな奴です。

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こんな感じ、かなり綺麗になりそうな気がします。というか、なってます(ΦωΦ)

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さて、いよいよ全塗装も本格的になって参りました。
まずはドアを外しま~す!

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トラックは荷台部分を作業場にできるのでとても良いですね!
外した部品なんかも少しづつ補修を加えて行きます。

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ミラーも粉を噴いた部分をペーパーで削ってから、ミッチャクロンというプライマーを塗って塗装に備えます。

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ワイパーなんかはサビの処理など綺麗にしてから艶消し黒で塗装しました。
うん、パッと見は新品w

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さて、今回の塗装色はアサヒペンの水性スーパーコートという塗料を自分で調色して作った色を塗ります。
色味は規格の先人であるドイツ航空省(RLM)が制定した65番目の色であるRLM65としました。
※参考にしたRLM65よりも少し彩度を落としています。
この色は迷彩色といわる自然に溶け込む色を目指して規格されており、できるだけ「自然に近い色」を採用したかった自分のニーズにぴったりの色でした。
と言っても少年期よりこの色が好きだったので「単に好きな色」なのかも知れませんww

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写真ではわかりにくいかも知れませんが、グレーッシュな水色(やや緑ががった)で、艶を3分程度に抑えた艶消しのアースカラーです。

テストを兼ねてボディに塗装してみました。3回塗りぐらいの感じでしょうか?
塗装は原液を混ぜるときに5%程度水を混ぜているのですが、5%薄まった原液に対して20%強の水を混ぜて合計25~30%程度オリジナル塗料を薄めた状態でスプレーガンを使用して吹いています。

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乾燥すると少し緑っぽさが減ってブルーグレーっぽい感じに見えます。(黒とのコントラストが最高!!)

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全塗装にあたって窓の周りのマスキングとかが大変そうだったのですが、この古いタイプのフロントガラスは接着式ではなくウェザーストリップによるはめ込み式なので100均で買った網戸用のコードを・・・

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ウェザーストリップの耳に挟んでモールを浮かせてマスキングを簡単にすることができました。

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屋根なんかも綺麗にしても結構サビが出ていますので、先ほどと同じように処理をして行きます。

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これでしばらくはサビないで欲しいですw(懇願)

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他の部分も気になる所は補修しながら下地を作りました。

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ざっとキャビンの塗装を行いました。

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バンパーは無塗装で行きたいと当初思っていましたが、相当な劣化具合で清掃のみでなんとかするのは断念して塗装することにしました。

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ミラーとかと同様にミッチャクロンというプライマーを塗装した後にボディ色を塗り、マスキングをして黒い部分を艶消し黒で塗装しました。

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ここでボスオさんの素敵なアイスブルーとの比較です。手に持っているのがアイスブルーNDの牽引フックカバーです。
自分の方が「透明感のない、くすんだ色」なのがわかると思います。
どちらも大好きな色です♡

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作業の合間にレンズ類を磨きます。
こんなに綺麗になるなら文字のモールドも削ればよかったなぁ・・・とょっと後悔してたりします。※文字の周りの汚れが中々取れないんです...

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ヘッドライトも昔のスタイルのモノですけど、綺麗にしたらそれなりの感じに見えて来ました。

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ドアは軽なのに意外と重かったです。

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ドアの内側だけ塗って、ボディに組み付けてからドアの外側の塗装をします。

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注文していた鉄チンホイール(デイトナ)が到着しました!
タイヤはロードノイズがうるさいのを覚悟してトーヨーさんのオープンカントリーRTを導入しました。

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あおりも外していよいよ車体と荷台の作業です。

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荷台の下にエンジンがマウントされています。
25年使い込まれた荷台ですが、塩害などは関係ない地域(愛知県)で25年過ごした車ですので、深刻なサビなどが無かったのはラッキーでした。

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エンジンは・・・(( ;゚Д゚))ブルブル

いったん「見なかった」事にして、改めていろいろ考える事にしますヽ ( ꒪д꒪ )ノ
※結構オイルが滲んでいるように見えますよねw それはきっと気のせいだと思います・・・(;゜3゜)~♪

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荷台はカップブラシを使って豪快にサビ取り!機械の力は凄い!

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サビチェンジャーの使用量も半端ないです!1本で30年近く持っていたのに、この作業で新品が1本消えました(≧∇≦)

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中々のサイズだったので、下地作りで体力と精神力をかなり削られましたww

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荷台は全体にサビ転換材を塗布した後にサフェーサーを吹いて錆止めを狙います。
あ、シャーシなどの下廻りも作業の合間を見てシャーシブラックで塗装しています。

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そして、ついに荷台の塗装が完了!(嬉しかったなぁ~)

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リアコンビは綺麗にしようと思って外したら・・・
劣化でランプのケースに穴が空いていて凄い事になっていたので、リビルドの新品パーツを購入して付け替えました。

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あおりはそれぞれサビ取り~サフェーサー~塗装の工程で作業を進めました。

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やるからには手抜きはなしです!(妥協はしまくってますww)

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後少しで完成です♪
ワクワクが止まりません!!

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最終仕上げですが、荷台には作業中にサンパチを乗せておく可能性が高いので、人工芝を引く計画です。
そのためにフラットな荷台になるように段差をプラダンで埋めて行きます。

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あまり効いてはいない感じですが人工芝用の両面テープで荷台後方部と人工芝を固定しています。
前方はエンジンのメンテナンスがあるので写真のような感じになっています。

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うん、中々良い感じです!実際に使ってみてかなり使い心地がいい事に気がつきました。
そこそこ耐久性もありそうで荷台の保護だけでなく、荷物の滑り具合がいい塩梅です。※ゴムほど引っかからず、プラほど滑らない感じです。

もともと安価なゴムマットを引く予定でしたが「かなりの臭気」らしく、ガレージ内保管だと公害被害が出そうなのでゴムは断念いたしました。

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そして検査協会に行って新しいナンバーをいただきました。
搭載しているアンティーク茶箱はファッションですww

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ロープをかける部分をオレンジで塗装したのですが、コレがアクセントになって中々かわいい感じです♪

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そして早速荷物運びに大活躍!

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キャンプにも行ってみました!遅いけど楽しい♪
これに乗った後にNDに乗るとマジで泣きそうなぐらい感動できますw

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朝焼けに染まるDC51T!

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とても数ヶ月前に手に入れたばかりの車両とは思えない「愛着」まで湧いて来て、カーライフをエンジョイしまくってます。
世界的にも軽トラって再認識されている車種みたいですが、日本でもアゲトラとかいろんな軽トラの楽しみ方を良く目にするようになりました。

NDの相棒としてはジムニーが最強だと信じて疑わない自分でしたが、実際に軽トラに乗ってみると「NDでできなさそうな事を楽勝でできる!」という快感に酔いしれることができました。もちろん今でもジムニーも欲しいですが、当面はこの新しい相棒と一緒に開拓を楽しみたいと思います!

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以上で「蘇れ!Sd.Kfz.131」の外装レストア記を終わります!
内装レストア記やメカニカルな部分は次回書くつもりですのでお楽しみに♪


Posted at 2023/06/03 04:36:19 | コメント(8) | トラックバック(0) | 開拓 | 日記
2023年06月01日 イイね!

軽井沢MTG2023と秘密基地

軽井沢MTG2023と秘密基地さて、今年も軽井沢MTGの季節が過ぎました。
もともとミーティングに参加するタイプでは無いのですが、なんだかんだで仲間に会える機会っていうのはこういうイベントがないと実現しないので最近ではすっかり「好き」になりつつある今日この頃ですw

今年も関西の巨匠と一緒に参加するべく計画をしたのですが、残念ながら落選!!

でも、とりあえず仲間に逢いに軽井沢方面へは行くことにしました。

もちろん1人では町内から出るのも苦手なので、引率の「しょーじさん」という中部の友人を頼っての旅となります♪※今回巨匠は「ゲーム配信」が忙しいみたいで、不参加となります。

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さて、MTG当日の深夜1:00に出発!明け方に諏訪の松屋さんでピットイン!

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そして、軽井沢の入場口前の道路で友人達と待ち合わせ♪

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けいしゃさん、自分、しょーじさん、パン屋さんでミーティングに参加される方をお見送りです。
そうこうしてるうちに、中部の仲間や遠く関西や四国の友人達も集まって来てプチミーティングを味わえました♪(みなさんありがとう!)
※キヨタクさんにはスダチのお土産までいただいて、美味しくお酒に入れて味わっています♪

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しかし・・・
留めた場所が会場へ向かうメイン道路の入り口付近で、数多くのロド乗りさん達もまだまだ手を振り疲れていないフレッシュな状態なので「手の振り方がエネルギッシュ」なんです!

こちらは100台に手を振ったあたりから右手が痺れて来て左手にスイッチ!からの再度右手登板による手の振りで数百台をお見送りしたあたりで右肘に強い違和感を感じるぐらい疲れましたww

※来年に備えてトミージョン手術を検討しています・・・

でも、お見送り参加だけでも面白かったです♡
最後の方で、塩ビの会と言うポリメタルグレーの方達がドッキングして物凄い長蛇になった時はちびりかけましたけど・・・ww
※所々、ホテルのパン屋さんが撮影してくれた写真を使用させていただいています。(激しく感謝!)

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さて、2時間?ほどお見送りをした後、自分たちの軽井沢MTGは終了です!
会場から少し離れた所にある嬬恋のバラギ高原キャンプ場に移動して本日の野営の準備を済ませました。
※次の日が雨予報だったので自分達の貸切でした!

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こちらが我が家になります♪
虫が苦手なので「完全防御」スタイルで防虫レベル3-Aクラスを確保しています♪(←嘘

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設営が終わったら美ヶ原にGo!
どうやら軽井沢MTG組の方々が早上がりして美ヶ原に来るらしいので迎撃に向かいます。

霧の魔王様が降臨するのでかなり天候を危惧していましたが、まさかの晴天!

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続々と仲間が上がって来てここでもプチMTGを堪能することができました。
奥の駐車場にもたくさんのグループが集まって来ていて、かなりのロド濃度となっていたと思います。

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絡んでくれたみなさん、本当にありがとうございました。

特に、長年会いたかったアンプさんに初めてお会いできてすごく嬉しかったです♪
アンプさんはND以外にもこんな素敵なマシンを所有されてて裏山大噴火です!

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さて、美ヶ原を降りたら一路草津温泉に!
実は草津温泉大好きなので、今年も必ず行くぞー!と心に決めていました。

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入ったのは去年ボスオさんと入ったのと同じ大滝の湯という所ですが、レベル1から順番にレベル4まで熱くなってゆくお風呂に入るのですが、昨年のレベルよりかなり「優しい温度」になっていて自分でもレベル3まで普通に入れました♪(もちろん熱いですけど)

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なんとか日没寸前に帰還!
(パン屋さんご夫妻をめちゃくちゃお待たせしてごめんなさい!)

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その晩のキャンプはしょーじさんパン屋さんご夫妻との楽しい宴!
もうね・・・
美味しい、楽しい、嬉しいのカーニバルでした♪(←語彙力崩壊

自分は4時間ほど前日に仮眠を取ったものの、しょーじさんは完徹状態での参加だったので眠いはずなのですが、楽しくて2人とも元気MAXでした!

そして、あっと言う間に時間は過ぎて夜の10時半か11時ごろ?にようやく睡眠を取るべく自分のテントに行ったのですが、寝袋に入ろうと思って寝袋を持ち上げた状態で眠りについてしまったようで、明け方になって1ミリも寝袋に入っていない状態で眼が覚めましたww
※多分、本当に秒で寝てしまったのだと思います・・・



翌朝は雨の撤収となりましたが、炊事場が近かったので何とか撤収が出来ました。
(でも、雨撤収はやっぱり辛いですね♪)

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それにしても、ロードスターで行くキャンプは楽しいですね!
もう、道中の素敵なドライブコースを堪能した後に焚き火を囲んで「実に下らない、中二レベルの話」をしているひとときが大好きです♡

さて、パン屋さんんとお別れして自分としょーじさんは一路草津方面へ戻ります!
この日は草津温泉の旅館に泊まっていたともぞーさんと合流して「日本国道最高地点」を経由してちょっとしたドライブをしました。

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道中はずっと雨と霧で景色は心の中で見ましたが、素敵なドライブコースでゆっくり走っても楽しかったです。

長野県の渋温泉をマジで1分ほどだけ「見学」して帰路に着いたのですが・・・

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次回は渋温泉にも立ち寄ってお風呂に入りたいです!

と言うか、軽井沢ミーティングに来たならいろんな観光地やドライブコースがてんこ盛りなのでみなさんも是非アフターツーリングやビフォアーツーリングを計画してみてはいかがでしょうか?(←すでに実行されていたらごめんなさいw
特に温泉はいろいろあって本当に楽しいと思います。



さて、そこからはひたすら睡魔と戦いながら帰宅を目指しましたが「何度も戦死」しかけながらも無事に帰宅できました。
※マグロ指数の低い自分にとっては、この長距離は辛いです・・・

下の写真はみんなと解散して一番寂しい状態のKen号です。

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そんな凄く楽しい長野県~群馬県の旅でしたが・・・



この度長野県の飯田市という所に秘密基地開設用の用地を取得いたしました!
廻りはほとんどリンゴ園などの農地と山林に囲まれた、景色のいい高台になります。
※ブログトップの画像は秘密基地から朝焼けの南アルプスを撮った写真です。

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もともとアウトドアも好きでしたが、車をいじったり工作をしたりできるリゾート気分も味わる秘密基地としての場所をずっと前から探し続けておりました。
秘密基地と言っても悪の組織を作りたいわけではなく、知る人ぞ知るレベルのひっそりとした隠れ家的な物を作りたいだけなんですが・・・

まだ、構想段階からあまり進んでいませんが可能な限り、セルフビルドでキャビンとガレージ、ミニキャンプ場を建設したいと考えておりますが、半地下ピットで妥協しようか思案中ですが、リフトの設置なんかはめちゃくちゃ悩みます・・・(多分無理w)

敷地も200坪程度の小さいものなのですが、南アルプスが見える非常に素敵な環境です。、各地に観光に行くにも適地ではないかと思っています。
またそれなりにインフラが整っていて、高速降り口から10分程度でアクセスできて携帯の電波も各社バリバリに針が立っているので、ワーケーション的な使い方も大いにできそうな気がしていますし、ここを拠点に各地に観光に行くのも楽しいんじゃないだろうか?と思っています。

まぁ夢はそんな感じですが、現実では秋~春は仕事で忙殺されてしまうので、今のうちにいろいろ進めたいのですが中々思うようには行かずに今日に至っておりますです。



そして、一番最初の工事が日陰にサンパチのくつろげる場所を作る!でした。

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日中に日陰になる位置にクーラーボックスとサンパチの定位置を作りました。
写真だと簡単そうに見えますが、怠けきった我儘ボディの自分には根性と体力のいる重労働でした(涙



そして資材置き場としての「激安中華製倉庫」を仮設資材置き場として建設しました。
この倉庫、2.5メートルx3メートルと言う大きさの割には激安でヤフオク購入価格3.5万円(送料込み5万円)と言う驚異のプライスでしたヽ ( ꒪д꒪ )ノ


もちろん建築なんてスーパー素人なので全てが手探りなのですが、まずは土地をならして・・・

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ある程度地盤を固めたら、湿気対策のビニールを敷いて砕石でカバーしました。
※全く予備知識が無いのでYouTubeを見まくりましたww

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そしてブロックを敷き詰め・・・

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倉庫のフレームを設置して、再度湿気対策のビニールを貼りました。

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壁を立ち上げてこの日は終了!
屋根がないので剛性が全然出てなくて、この日の夜は倒壊の不安ですごーく怖かったですw

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床材は写真みたいに木のフレームを入れながらベニヤを貼りました。

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ざっくり完成!防水工事はコーキング式ではなく、防水シートを全面に貼る方式にしました。これでダメならコーキングを打っていく予定です。
※いずれガレージなどが出来たらこの場所は更地に戻して、キャンプ場所にする予定ですので、解体のしやすさを重視しています。

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室内は補強フレームをたくさん入れて外壁と接合して、ガッチリとした剛体にしています。
冬が来る前に屋根を支える脱着可能な柱を何本か製作して雪にも耐えることができるようにしておこうかと思っています。

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扉もグニャグニャだったのでベニヤで補強して棚も少し作りつけてざっと完成になります♪

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そんなこんなで完成したこの激安倉庫、もちろん組み立てには多大な努力が必要でしたが、強度も機密性もそこそこの倉庫になったと思っています。

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土地探しに3〜4年?土地取得までさらに1年以上?ぐらいかかった感じですが、完成したら車高短のロドでも楽勝で来れるガレージ兼キャンプ場(キャンプ泊じゃなくても泊まれる施設付き)にしたいと思っていますので、皆様は1ミリも期待せずにお待ちください♪

ま、簡単に言うと気心しれた仲間とこの場所で
「遊んで、食べて、飲んで、泊まりたい!」それだけです!



そのための第一歩として、入手した作業車を増車(レストア)することに・・・ゴ、ゴクリ

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と言うことで、次回は「蘇れ!Sd.Kfz.131」の巻になります♡
※マーダー2じゃないよ



Posted at 2023/06/01 11:35:16 | コメント(13) | トラックバック(0) | 開拓 | 日記
2023年05月31日 イイね!

スーパーにご無沙汰でしたw

スーパーにご無沙汰でしたw前回の登校が2022年の11月でしたので半年ぶりの登校になりますが、みなさまこんにちは!

仕事の繁忙期を過ぎて、いろんな作業をやりまくっていましたので「貧乏暇なし」で忙殺されておりましたが、とりあえず大きなトピックとしては...

■NDの近況
■ルーホイリペアまみれ
■秘密基地買っちゃいましたww
■増車しちゃいましたw


の4本立てになってます。

いつものように長くなるので、まずは最初の2本を書いていこうと思います。


■NDの近況
走行距離は78,000キロぐらいになりました。去年の同時期が大体70,000キロだったので1月で660キロぐらい走ってる計算になります。特に特筆するようなトラブルや異変もなく快調そのものですが、今年の3月にカー用品店の駐車場で接触事故に遭ってしまいました・・・><

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NDでは初の事故?になりますが、用品店で買い物をして出てくると・・・「ロードスターの方ですか?」と若いお兄さんが・・・
「え?あ、はい!」と答えると「実は車を当てちゃいまして・・・」と衝撃の告白ww

震えながら車に行くと可哀想なバンパーのNDが・・・Orz

幸い修復範囲がフロントバンパーのみで、内部などにも影響は見受けられなかったので加害者の方には傷ついたバンパーの交換をしてもらいました。運よくセラメタの着色済バンパーがあったので恐怖の「色違い地獄」は最小限で済んだ気がします。一部塗装を行ったパーツ(サイドマーカーカバーと牽引フックカバー)は旧パーツの方が色が近かったので牽引フックカバーのみ旧パーツに戻しました。(それにしても、マツダさんの色合わせ技術の向上を心から願います・・・)

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そんな事もありましたが、無事NEWバンパーとなって数々の飛び石補修痕付きの思い出バンパーもリセットされました♪(個人的には全然元のバンパーが良かったですが...)
ま、長く乗っていれば何かとあるのが世の中なので、気にせず逝きたいと思っています。


■ルーホイリペアまみれ
お次は前回のブログの最後に書いたホイール修正のお話です。
自分は、趣味みたいな感じで人のルーホイの修理をしたりしているのですが、クソ忙しい時期の息抜きとして「ルーホイ直したい人います?」って聞いたら7本も集まって来てしまい、脱糞しながらの作業となりました・・・ww

仕事の合間の作業なので、あくまで空き時間に僅かずつしか出来ないので納期とか設定できませんよ!と言ったのですが皆さん
「いつでも良いです!」と満面の笑みで言ってくれたましたw

まずは状況を確認して、一番軽作業で済みそうなレイズの57から着手することにいたしました。

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メインは下の写真のガリ傷で、他にも飛び石などでついた大きめの傷を数カ所の修復しますです。

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いつものようにホイール色に近いように調色したプラパテでスタートします。

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なぜプラパテ?かと言いますと・・・
ほとんどのガリ傷はリムの耳の表面程度についており、場合によっては塗装膜と下塗り層+アルファ程度しかダメージがないので硬い金属系パテなどは使用せず、何度でもやり直しがきくプラパテを自分は多用しています。
もちろん金属部に深めのダメージがある場合は2液の金属パテ、深い傷を埋めるときは2液のポリパテも使用します。
なんとなくですが、深さ1ミリ程度なら調色プラパテをメインで使う感じでしょうか?

乾燥をさせながら何度か筆で厚塗りをしていきます。
プラパテの最大の難点は乾燥待ち時間が異様に必要な点でしょうか?
ちょうど仕事が忙しい時期でしたので気にはなりませんでしたが、普通に1日~数日の乾燥時間はあった方がいい気がします。

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乾燥したら600~800番程度のペーパーで面を出していきます。

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下は見にくいですが、サフェーサー塗装直前の状態です。
ほとんどプラパテの跡もない様子をご確認いただけると思います。

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サフェーサー乾燥後、面を1000~1500番程度で整えた状態。サフェーサーも調色してホイール色に近づけています。

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塗装は確か、ミスターカラーのブラックをボカシながら塗った気がします。(記録がなくてちょっと不安w)
その後、ホルツのカークリアスプレー缶の中身を取り出したものを吹き付けます。(塗装は全てエアブラシ で行っています。)

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塗装は乾燥待ちをしながら2~3回にわけて行いました。

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乾燥後の様子、艶が引け過ぎていたらさらにクリアを拭きます。
また、どこに塗装したか自分でもわからなくなるのでマスキングに塗装部分を明記しておきます。

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乾燥したら1500番ぐらいのペーパーでざっと表面を整えます。

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コンパウンドは3Mのハード1とハード2を使って少し前に買った中華製ミニエアーポリッシャーで磨きます。
このポリッシャーはいろんなところでOEMで販売されていて、安価な割に結構優秀だと思います。
一度使うと、今までの手作業には戻れませんww
※ガラスの油膜取りなんてまじで「秒で完了!」です。

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どうでしょう?ほぼ完全に修復跡はわからなくなったと思います。

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マスキングを外してアップで撮影!
今回は相当綺麗に直った気がします♪(ほっとするひと時です!)

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最後に全体の艶感などを揃えて明るい直射日光下でも問題ないか確認して完成です!

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終わった後に言うのもなんですが、この程度の傷でしたら、ちょっと勇気と根気があれば誰でも直せそうな気がします。
※自分が使用しているシンナーは主にミスターカラーの標準シンナーを使っています。ガイアノーツさんのシンナーや車両用シンナーはキツい場合があるので、使用には十分ご注意ください。
塗装にはエアブラシが必須だと思いますが、1/24などのプラモに塗装出来そうな激安中華製のセットでも十分な性能だと思いますのでガリ傷にお悩みの方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


続いてはビッグな修復が必要な2本となりますw
まずはTE37から・・・これは結構逝ってます・・・

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ポリパテやプラパテを使い、ざっと面を出しつつ出っ張ったリムの耳の部分をリューターで削ります。

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大まかに造形が終わったところです。

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試しにサファーサーを吹いたら、パッと見は直ったように見えますww

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しかし、そんなに簡単ではありません!リムの面が綺麗に出るまでひたすら微調整を繰り返します・・・
この作業が地味で辛気臭いですww

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今回は調色を行いますので、使用色と調色作業を紹介いたします。
カラーはレイズさんお馴染みのダイヤモンドブラックになりますが、やや温かみを帯びたハイスパーク気味のガンメタということで、ミスターホビーのc28黒鉄色をメインにc2ブラックとc78メタルブラックで基本調色をして、c101スモークグレーで少し透明感と奥行きを出してからsm208スーパジュラルミンを微量加えてメタの印象を調整しました。

最初に基本色を決めたら、小さいお皿などで試し調色をしてから「本調色」に移ります。※あらかじめテストしてないと色の無駄が出てしまうので大事な工程です。

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本調色は何度も色合わせを行い、
乾燥した状態で色がそっくりになるまで頑張ります。
下の写真の一番右側のリムにスポークが接合するあたり(曲率の強い面)に塗ったのが最終だと思います。※ほとんど近い色なので画像ではあまり判らないかも・・・

この時のコツは「色の濃さ」「色の風合い(寒色か暖色か)」「メタの粒子の具合」と明確に目的を持って調整していくことでしょうか?
後は、自分自身の眼の力を鍛える感じで・・・(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

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本塗装前にサフェーサーを吹いて最終確認!
この時、「もうこれでええやん!」って勘違いするぐらいだと仕上がりが綺麗になると思います。

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いよいよ着色をします!この時は1番の感動の作業です。
うまくボカしてごまかすのがテクニックなのですが、かなり緊張しますが本当に苦労が報われる瞬間です
(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

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色がOKならクリアーを拭いて一旦完成です!
クリアーを拭くとメタリックの粒子の表情が変わるので、こればかりは多少経験が必要かもしれません。

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さて、クリアーが乾燥しました。

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多少のゴミなどが付着しているので、1500~3000番程度のペーパーで面を綺麗にします。

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先ほど同様にポリッシャーで磨きますが、狭いところはリューターにポリッシャーをつけて磨きます。

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これにて完成!
メタリックの最大の敵、晴天下での曝露チェックww

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日陰でもチェック!

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どうでしょう?まぁまぁがんばった方だと思います。
オーナーさんにも喜んでもらえてとても嬉しかったです♪

さて、お次はレイズさんのグラムライツですが、これは1本以外の全部のスポークとリムにダメージがあります。
リム外周は切削加工なので、一切その部分はいじらずに誤魔化すという高難易度の作業となりますww
写真では分かりにくいですが、ほぼ全部のスポークとリムの3〜4割を修復していきます。

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傷は深くはないのでプラパテを中心に作業しましたが、意外にパテのヒケがあって時間がかかりました・・・(反省)

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曲率の強い部分に傷があるので、面を出すのに何度も盛っては削り、盛っては削りを繰り返し・・・
自分のスキルのなさを激しく痛感w

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リム外周部分はマスキングをして一切触らないようにしています。

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長い旅の末・・・
面を出してサフェーサー塗装を終えました。

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TE37と同じ色を吹いたところです。
基本的にはサフェーサーの上+アルファ程度の範囲に拭いていますが、ボカシがバレないように慎重に塗装しています。

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少しだけ切削加工の部分にも塗装が付くのでシンナーを染み込ませた綿棒などで拭き取ります。
また、クリアーを吹く予定のない部分などもシンナーで塗料を拭き取っておきます。

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クリアー塗装後の状態です。

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乾燥したら、余分な部分のクリアー塗装被りをシンナーで拭き取ります。
基本的にはリム面とスポークの上面が塗装部となり、それ以外についた塗料は拭き取るイメージです。

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そしてしっかり乾燥させた後、磨きを終えて最終確認を行います!
※自分は室内で1週間は乾燥させています。

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リム外周の一番ひどいところはこんな感じです。
切削と同じ色の塗料があればちょっとタッチアップして誤魔化すのもアリかな?とは思いましたが、かなり量としては少なめで目立ちにくいと判断して、そのまま仕様としました。

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ちょっと離れるとほとんど分からなくなるので、とりあえずこれで完了としました!

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しかし、この修復もかなりの広範囲でしたが意外にも修復が分かりにくく出来たような気がします。


そして最後の作業は・・・
懐かしのブラックレーシングになります!
このホイールは缶スプレーなどで自家塗装がされていたのですが、全部剥離して2液のウレタン塗装で再塗装を行う予定でいます。

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現在、剥離作業まで終えましたが完成まで後○○日・・・
引き続き頑張りますww

ちなみに補修したホイールの色などの耐候性はモノクロだとほとんど無いですが、青い自分のZE40のエナメル塗装(クリアなし)で大体1~2年で退色が分かる感じです。※やや青味が抜けて緑っぽい感じになります。

とはいえ再塗装のオーバーコートも、ものの5分程度で終わるので退色しても何も不満はございません。
今回の事例だとクリア層が1液です。2液ではないのでパーツクリーナーなどの溶剤には弱いですが、それ以外の普段使いでは十分な耐久性だと思いますです。

ではでは、次回は軽く軽井沢ミーティングの件とその他の件でブログを書いていきますのでお楽しみに!



Posted at 2023/05/31 10:16:04 | コメント(7) | トラックバック(0) | NDメンテ&ケア | 日記
2022年11月06日 イイね!

ホイール塗装や修正・補修など色々…

ホイール塗装や修正・補修など色々…みなさん、こんばんは!
最近は繁忙期に入って忙しいので、夏の終わり頃のネタがほとんどなのですが、なんだかんだホイール関係の話が多かったのでまとめてみました。

いつものように長いですがご容赦ください・・・m( _ _ )m

さて、少し前にアップした真夏のルーホイ祭り(地獄編)の時に次回は「天国編をお送りしまぁす♡」と言っていましたが

嘘でしたww

もう、あまり思い出したくないのですが…


塗装の仕上げとして「ゴミとり」「ブツとり」「磨き」という作業を行います。
※塗りっぱなしという手法もあります。

B氏が下塗りをしたのはお伝えした通りですが、自分が1人で先行して1本だけ磨いてあげようと思って親切心で手を出したら・・・
下塗りのサフェーサーがちゃんと磨けてなくて、すぐに下地が出てしまう箇所が連発・・・ヽ ( ꒪д꒪ )ノ

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あの野郎・・・と思いながらちゃんとリペアして1本だけ根性で仕上げておきました。

そして彼がやってきて作業を開始する時に「かなりサフェーサーが信用できないから、変に面をきれいにとか考えちゃダメですよ!」と申し送りましたが・・・

でも、そんな話は少しも聞いていてくれてなかったようで・・・
いつものように自堕落な彼w

何やら今回はイタリア製のルペスという超高額な研磨道具を3つも購入して来たのはいつも通りなのですが・・・

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予想通り道具の使い方がアレすぎて、予想をグッと上回って結局他の3本も全部下地を出してしまい、全部修正をするはめに・・・

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もちろん、修正は自分がやらされましたよ・・・(吐血)
なんとかパッと見は綺麗な感じですが、自分としては何とも言えませんww(満足度はマリアナ海溝並みに低いですw)
しかし、B氏にしたら相当頑張った方でしょうか?(お疲れ様でした。)

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兎にも角にもこのB氏のホイール塗装プロジェクトは「天国編」では無かったという事だけは強くお伝えしておきますww

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そういえば、彼はこのホイルチェンジに合わせてステアリングやサイドブレーキレバーを新調したかったみたいなのですが・・・

「けんさん!けんさん!大変なんや~!なんとかして〜!!」って出てきたのがコレ・・・

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いったいどんな保管方法をしていたのか知りませんが、真っ赤に錆びて錆汁がハンドルの革を覆っていました・・・
上の写真はあらかた拭き取った後なのでわかりにくいですが、どう見ても新品じゃなくて「どこかの解体場で拾ってきたレストア部品」みたいな感じでしたw

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酸性のケミカルを使ってクリーニングして、鉄部の錆止め処理とシリコン防錆処理を行い・・・

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皮革メンテで評判の良い、モウブレイのデリケートクリームで仕上げたら・・・

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良かった!物凄く綺麗になりました!
ってか、ボスオさんの保管場所って湿度100%オーバーの海辺の地下倉庫とかそんな感じでしょうか?
みなさんも保管場所の環境チェックは大事かも知れませんよ♪



そんなこんなで中部ミーティングが終わり、ようやく自分の車の掃除ができるようになりました!
今回は外部の洗車+開口部も頑張って綺麗にします。
下の写真ではパッと見汚れていないように見えても・・・

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近づくとヒンジの根本など、お手入れが届かない部分の蓄積した汚れがあるのです!

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蓄積した汚れの水溶性のものは主に「酸性ケミカル」で洗浄!

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油性の汚れなどは愛用の「マツダシステムリンス」で洗浄できます!

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どうでしょう!ほぼ新車っぽくないですか?
こんな感じでトランクやフューエルリッドなどの開口部も綺麗にしました。

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そして、開口部を先に洗ってから車全体を洗車!

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今回は鉄粉除去に効果を発揮すると言われているケミカルを使用しました。

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ところが・・・
本来なら凄いアンモニア臭気を漂わせながら鉄粉に反応して紫色に変色しまくるはずが、匂いだけでほとんど紫色になりません・・・

写真は一番紫色になった部分を撮ったものですが、運が良かったのか?普段のお手入れがいいのか?わかりませんが・・・
7年で一度もやっていない気もするので、不思議な残念さですww
(まぁ、鉄粉があまり刺さってない方が良いに決まってますが・・・)

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洗車が終わったら酸性ケミカルでイオンデポジットの除去を行いました。
この段階でもう「十分綺麗やんw」と思いますが、今回はまだ続きます・・・

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まずは飛び石傷などのタッチアップです。
誰でも失敗しない補修のコツをお伝えすると・・・
1)メーカーから買ったタッチアップ塗料をラッカーシンナー(強力すぎる車用ではなくグンゼなどのプラモ用を推奨)で薄めます。
※濃度はエアブラシ で吹けるぐらいの濃度なので2倍~3倍ぐらいでしょうか?
2)専用の面相筆を用意(6~800円ぐらいの高いやつを推奨)
3)傷の中にチョン!と表面張力で拡がらせるようなイメージで色を刺す感じで塗ります。
4)傷の隠蔽が弱いときは乾燥させてから同じ作業を繰り返します。
5)万が一はみ出したり、失敗したら、綿棒に少しシンナーをつけて拭き取ります。

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例えば、下の写真の赤丸の傷は・・・

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矢印の先にある感じまでタッチアップで補修可能です。
この方法はで何度も気軽にやり直せるので、ぜひチャレンジしてみてください♪

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続いて磨き作業に入ります!
パネルの端や幌やガラスをマスキングします。

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使うのはアマゾンなんかでも安く販売されているAIR工具のダブルアクションポリッシャーです。
ストレイトさんやアストロプロダクツさんでもほぼ同じ奴が売っていたような気がしますが、値段とオプションの豊富だった奴をセレクトしました。
履歴を見たらアマゾンではく、楽天かヤフーか・・・よくわかりませんw
(とりあえず3〜5千円?ぐらいだったような気がしてます・・・)

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一応ボディはハード1とハード2で仕上げ、黒い部品のみウルトラフィーナまで施工しました。
コーティング剤はいつものようにフッ素系のコーティング剤を使用しています。
※鉄粉の付着の少なさなどは「フッ素系」を愛用してるからなのかな?と思ったり思わなかったり・・・

今回の磨きにはディテーリングライトという強力な「車磨き用のスポットLEDライト」を使用しています。
普段は全然見えない洗車傷なんかも「ギャァx亜x亜x亜x亜xあ!やめテェ!!!」って言うぐらいクッキリ照らし出します!
※絶対に彼女や嫁さんに照射してはいけませんよ!

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でも、こんな傷もご覧の通り!
手順を踏まえ慎重に作業すれば、キリっとした艶肌に復活です!!

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どうでしょう?
どこのお宅にでもある簡単な道具で、気楽にトゥルントゥルンのボディーになりますよ♡



そういえば、少し前にミシュランのパイロットスポーツ4から5におかわりをしました。
同じサイズ(205/45 17)のですがタイヤが結構ボディに当たってしまい、リムを若干削ったりアライメントを若干変えたり・・・
ちょっと後悔してたりしてなかったりw

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以前に補修したガリ傷の部分も全くバレない状態のままです。
少し色味が赤みが抜けて黄色方向に変色していたのでリタッチアップしました。
(どのガリ傷を治したのか本当にわからないですよね!)

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そしてKen’sガレージに新たなお客さんがww

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レイズのグラムライツさんとTE37さんですね・・・
ちょっと写真じゃわかりにくいですがグラムライツの方はスポークが10本中9本がダメージを受けていてリム付近もガリっています。

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TE37の方はリムの耳をダイナミックに凹ませたり削ったり・・・結構ヘビーな状況です・・・

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今回はこの2本をリペアしていきたいと思います。
まずはセンターキャップを外してタイヤのゴムカスや油性系の汚れに強いコロイド系洗剤で洗浄。

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続いて鉄粉などを落とすケミカルで洗浄。

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さらに酸性ケミカルで洗浄。

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最後にケミカルオフ洗浄をして洗浄作業は完了!

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続いてオーナーさんがタッチアップされていた部分の塗料を除去します。

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除去後はこんな感じです。

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と言う事で、仕事が繁忙期な時をフルに使って開いた時間を使って少しづつ補修をしていきたいと思います。
(自分の修復方法だとかなり時間がかかるのでw)

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しかし、コレだけのダメージが治るのか?全く自信がありませんが、ひょっとしたらみなさんの補修ライフのヒントになるかも知れませんので修復過程を随時ご報告できれば!って思っております。


果たして、治るのか?


乞うご期待!!(本当は期待しないでw)




Posted at 2022/11/06 16:40:46 | コメント(7) | トラックバック(0) | NDメンテ&ケア | 日記

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