エンジンガードを取り付けよう

バイクを転かしてしまった時を想定します。
教習所の車両はエンジンガードが付いてて転かしても地面との隙間があるのでコツを掴めば簡単に起こす事ができます。
しかしエンジンガードが無いバイクだと真横に倒れると地面との隙間がほとんどないので転倒したら起こせる自信がありません。
またクラッチブレーキレバーが曲がったり折れたり足元のクラッチブレーキペダルが変形破損して走行不可能になり家に帰れなくなるのを防ぐ為エンジンガードを取り付けていきます。

どこまでカバーできるか分かりませんが無いよりは良いでしょう。
仮組みしてみるとこんな感じになります。
取扱説明書がないのですw

フロントタイヤ後ろのパネルと左右各2つのパネルまで外します。
(GSXのロゴパネルと黒のスズキパネル)

赤丸の3つのボルトナットを14サイズのラチェットレンチと14のメガネレンチで緩めるのですが…ものすごく硬く締まってます。

パイプが邪魔なのでエクステンションバーと大きめのラチェットレンチを組み合わせてやると楽でした。(写真は小さいトルクレンチ)
全部緩めずに1本緩めたら1本だけ外して反対側からボルトを差し込むと穴がずれないで上手くいきます。
おすすめは番号順ですがお好きにどうぞw
①には長い両側ネジ切ってる長い寸切り棒を差し込みます。
②と③は車体左側にボルトの頭がきてますので左から抜きます。
同じ様に車体左側から新しいボルトを入れようとしたのですがゴムホースに当たって無理でした。
ボルトを差し込む向きを右側からにします。

ナットをゆるめたら①を車体左側から抜きつつ寸切りボルトを抜いた分差し込む。
この長いヤーツがエンジンガードと繋ぐパーツになります。

純正2本目を抜く時に新しいボルトをそのまま入れたらダメです。
スペーサーがあるのでボルト頭をスペーサー穴に通してから差し込んでいきます。
寸切りは左右に自由に調整できるので後で穴にいれます。
ボルト頭を右側より②と③をスペーサーごとボルトを押し込みます

最初にはまっていた薄いフランジはそのままにスペーサーを追加しました。
ねじ山に余裕があるので問題ないでしょう。
車体右側から(写真では左側から)ボルトを差し込んだけどねじ山側はホース類には干渉しません。良かったw

エンジンガードの向きはこの様にします。
ボルトは六角レンチで固定するタイプで新しいナットは17サイズになってます。
②と③は車両右側から仮止めしました。
問題児は左右にネジ切ってる寸切り棒です。
片方をラチェットレンチでカチャカチャやっていたら片方だけ締まってもう片方は入っていきません…
回る方だけ締まっていきもう片方は途中で止まって奥に入って行かない状態。

ダブルナットにして締めないとバランス悪く締まります。
いったん寸切りを車体から取り外します。
寸切りをしっかり握ってナットを片側だけ締め込んでいきます。
ナットから4山ねじ見える位置で固定します。車体左側から差し込んで寸切りを車体に差し込んで４山ねじに純正で外したナット(ネジピッチが違うので注意)でダブルナットにして14サイズのメガネレンチで固定して反対側をラチェットレンチで締め込んでいくとあら不思議ラチェット側のナットが奥へ締め込まれていきますw

車体右側のナットもねじ山が出てます。
1人でやりましたがこの作業は1人やるのは結構しんどいw

先ほどのダブルナットにした側のネジ溝もダメージなしでした。
ほぼ左右のねじ山の出具合は良さそうです。
後は3本のネジをしっかり締めていきます。

先端の塊wを回して横へ向け六角レンチで固定します。

スズキプレートをかぶせて六角レンチで締めます。

カウルを復旧してクリアランスを見てみます。
黒パネルに少し当たってるけど問題なさそう。
写真は左側。

車体右側。
ごっついけど足には当たらない位置なので問題ないでしょう。

これでお守りの取り付け完了です。