後席足元を犠牲にせずTS-WH500Aを取り付ける

前席下に取り付け出来るサブウーファーは結構ありますが、カロッツェリアのTS-WH500AはHVT方式によりサイズからは考えられない低音域再生能力があります。
※似非低音をズンドコブーブー鳴らすのとは全く違う意味です

スイフトスポーツの運転席下にも収まりますが、そのまま取り付けると少し後ろに出っ張るため後席足元が多少狭くなります。

後席カーペット前縁より2～3cm後ろに出っ張るという程度ですが、後席用エアコンダクトの通風を遮ってしまう問題もあります。
純正流用のダクト延長等でこれを避けると更に数cm後ろに出っ張ることになり、平均的な身長の成人男性だと爪先が当たることでしょう。

そこで、後席足元スペースへの影響を最小限に、かつエアコンの通風を確保できるよう工夫してみました。

同様のことをやっている方は当然いらっしゃいますが、土台を作って嵩上げし、その上にウーファーを設置します。エアコンの風は天板の下を通って後席に届きます。

天板なしで下駄だけでも良いのですが、冬場にエアコンの高温の空気がウーファーに直接当たるのが気になるので下駄+天板としました。

下駄の高さ30mmや天板の厚さ12mmは完全に手元にあった木材の都合です。
しかし30mmだとダクト部のフェルトを避けられない位ギリギリなので、例えば下駄を35mm、その分天板を薄くする方が良いかもしれません。

下駄部分は、運転席下の窪み前方の傾斜を回避するために天板より短くなっています。
左側の下駄が更に短いのはフロアから生えているハーネスを回避するためです。

天板の切り欠きはウーファーの配線通し用で、適当に切ったので寸法は不明です^^;

エアコンの流路を確保しつつ、後席カーペットにかからない位置に設置できました。
写っているベルトはウーファーを土台に固定するためのものです。
昔のサブウーファーとかアンプとかCDチェンジャーとか、こういうのが結構ありましたね。

私は身長170cmで、普通に座って足を伸ばしても爪先がカーペット前縁にギリギリ届かない程度なので、平均的な成人男性なら全く足元は気にならないはずです。

運転席側から見たところです。

前後方向は、全く隙間がないくらい前方にピッタリに設置できています。

高さは、ハーネスをシートレールに固定している辺り(コネクタがある所)が結構ギリギリです。

追加。各部の位置関係です。