前席下に収納トレイ設置

スイフト/スポーツは物入れが少ないので前席下スペースは何かと活用したい。
トレイを置いて物入れにするのが手っ取り早いですが、ある程度のサイズを確保すると後席足元スペースに影響します。

また前席下には後席用のエアコンダクトもあり、後席までの流路も確保する必要があります。
純正流用でダクトを延長している例がありますが、これを回避する分後席足元が狭くなるのが難点。

今回は一工夫してこの両方の問題をクリア。トレイに下駄を履かせて嵩上げすると両方をクリアすることができます。

使用したのはどこのカー用品店でも売っている槌屋ヤック シューズトレイSです。

幅340 奥行245というサイズで、ダクトを延長した場合、後席が成人男性だと爪先が当たります。

写真は木製・高さ38mm(2x1材)の下駄を装着したところ。
この38mmという高さは結構重要で、ここまで上げるとトレイのフチ部分がシート下前方の凸まで入り込むので若干(1cm程度)足元スペースを更に広げることができます。
下手にこれ以上上げるとシートレールのハーネス取り付け部などに干渉しそうです。

下駄は黒に塗装しました。固定はトレイを貫通して木ネジ止め。

裏から見るとこんな感じ。

トレーの奥行245mm、同底面200mm程度に対して下駄の長さは150mm。
この50mmの隙間でシート下前方の凹→凸の傾斜部分とハーネスがフロアから生えている部分を回避、ハーネスが後方に伸びるスペースを確保しようという考え。

目一杯前方に寄せて設置したのを後席から見たところ。
フロアマットの前端よりかなり前に収まっています。
当然それでもダクトにもハーネスにも干渉していません。

前席側から見たところ。
わかりにくいですがトレーのフチはフロアの凸部分の上まで乗り上げています。

私は身長170cmですが、後席に普通に座った状態で目一杯足を延ばしてもカーペット前縁辺りまでしか届きません。

事実上、(170cmまでの人なら)足元スペース圧迫ゼロで物入れスペースを追加することができました。大成功。

実は運転席側にはカロッツェリアのパワードサブウーファー TS-WH500Aを設置しており、サイズはヤックのシューズトレイと似通っています。
(TS-WH500Aは350x250x60mm、トレイは340x245x55mm)

ウーファーのダクト回避が後回しになっており、それでも2～3cm程フロアマットに被っていますから、ダクト延長を行うと更に後ろに飛び出します。

今回と同じ方法で最大限前方に寄せて設置できれば後席フロアマットより前に収めることは可能かもしれません。