衝突警報システム Yupiteru FCW-L1 衝突防止装置の後付け2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
後付け出来る衝突防止補助システム
Mobileye C2-270
を搭載後、トヨタ正規ディーラー ネッツトヨタウエスト◯◯ さんでの点検の際
フロントガラスのカメラを取り外さないと作業は行えない(違法改造 : フロントガラス上部20%に収まってない)
と言われました。
・これは安全装置の普及を促進するための国土交通大臣の認可によって上部30%まで緩和された製品で、日産・ボルボ・BMWなど内外問わず多くのメーカーがこのシステムをOEM供給されてて、フロントガラスにカメラを貼り付けるのは認定を受けた作業員しか出来ない事
・車両の各部を測定しカメラの位置との関係をこのシステムに接続したPCから認可業者のみアクセス出来るメーカーサイトへアクセス・登録し無限遠を設定して初めてアクティベートされる事
・貼り付けるための部品は個人へは販売されてなく、ユーザーがフロントガラスに貼り付けれるものではなく、そうであっても機能しない事
だからもちろん貼り付けとアクティベートはメーカー指定業者で施工した事
以上を説明したがダメ(施工業者も確認された)
ちょうど製品を吟味してた頃に取得してた 国土交通省 自動車局長 の大臣認可(通達)のPDFがタブレットにある事を思い出し、その書面(要約:そもそも運転者から見てルームミラーの後ろの部分はどちみち視界を妨げないから20%規制の対象外だけど、現場では測定が面倒で適用されないコトが多く、安全装置の普及の足かせになってる。だからわざわざこの製品を指定して30%まで緩和しますよ!付け加えるなら「この検査場ではこの製品が正常に動くかどうかテスト出来ないからNG」と言わんようにテストも不要、安全装置の普及を妨げてはならない)を確認してもらうもダメ
国土交通大臣の認可通達がダメなら上は総理大臣しかいない
そもそも大臣認可がダメだから"総理も認可出して"なんて一国民が言えない。
あまりに悲しくてショールームの新型プリウスのフロントガラスの安全装置を指して
「アレと同様の製品なのですが…」
と言ったが
「あれはトヨタだから許される。国土交通大臣よりもトヨタが優先される」
と言われました。
この発言すごいですよね
そう言われるとトヨタに違法改造と言われた車はディーラーの敷地から出さないといけません。
なぜ安全性を考えて法に従い取り付けた製品なのに違法改造と言われて外さないとダメなの?
本当にショックでした。
*現在は"正しい法知識に則って"ユーザーの事を親身に考えくれる別系列のトヨタ正規ディーラーさんでお世話になっています。
*神戸運輸監理部 兵庫陸運部(変わった名称ですが 関東運輸局東京運輸支局 等と同じいわゆる「陸運局」です)にて自動車局長の大臣認可(通達)に間違いはなく運転支援装置の取付に問題がないコトを確認済み(現在お世話になっているカローラ兵庫さんが責任を持って確認をとってくれました)
そんな僕にとって念願の
"トヨタ純正後付け安全装置 踏み間違い加速抑制システム"
が低価格で発売されましたが、G's は対象外です
とても残念です。
さてと本題のこの投稿の製品は"衝突防止"のための簡単に後付けできる安全装置です
この投稿が役立つかわかりませんが吟味してみてください。
2年前の2016年10月22日に実装
色々書きましたが、なにぶん衝突防止装置なので各種設定値ごとの検証など出来ません
公道でわざと装置が作動する走行を行うのは極めて危険な行為で許されません
なので実際に2年使っての経験から記載致しました
もし間違い等ありましたからお知らせください。
お詫びして訂正いたします。
先に後付けした
ADAS 衝突防止補助システム Mobileye C2-270は、単眼カメラの画像解析で以下の警報
・HMW 前方車間距離警報
・FCW 前方衝突警報
・PCW 歩行者/自転車衝突警報
・UFCW 低速時前方衝突警報
・LDW 車線逸脱警報
・SLI 制限速度超過警報
・IHC ハイビーム自動切替
を出し運転支援するシステムで、BMW,ボルボ,日産等がMobileteからこのシステムを導入しています
*このシステムにブレーキ制御を連動させたのが AEBS / ACC です
このシステムは非常に優秀だが、街灯が少ない雨の夜のテールランプを黒く加工した黒いハイエースなどは背景と同化してカメラで認識出来ない事があります。
今回投稿する
衝突警報システム Yupiteru FCW-L1
は赤外線レーザー式なので、カメラ式で識別できない場合のバックアップとして導入を決定
接近し過ぎ警報 に対応させるためオプションアダプター OP-ADP20 も用意しました
尚、現在は
居眠り・脇見警報装置 Yupiteru EWS-CM1
も導入済みです。
以下追記
従来設置していたミラー型レーダー探知機を GWM105sd から A520 へ更新した際、FCW-L1 を連動させましたが
・警報音が異常にしょぼくなった
・「接近し過ぎ警告」が期待外れだった
上記理由で EWS-CM1 との連動へ変更いたしました。
EWS-CM1 は単体使用時は警報音の音量が変更できず「居眠り時にこの小さい音で目が覚めるかな?」と心配でしたが、
連動させることで警報音的にも音量的にも満足できるものになりました。
*EWS-CM1 単体での警報音は(マイルド気味ですが)頭に刺さる系の音でいいのですが、音量が小さすぎました。
停車時に地図を見たり周りをきょろきょろしただけで発報していた「わき見警報」も連動することで 30km 未満ではキャンセルされ、初めて走る道で迷っても静かにナビ画面を見れます。
希望を言えば 30km 未満ではなく 10km 未満にして欲しいです。
2
接続はメーカーの説明通り超簡単です
*オプションアダプター接続時のメーカーの接続図です
3
一部シガープラグ接続ですが、パネル内にシガーソケットさえ増設しておけば、全ての配線を隠蔽する事ができます
*シガーソケットは エーモン E329
*シガープラグは オプションアダプターのものとは形状が異なります
4
OBD-HVTM
見た目も手間もスマートな配線ができ、車速連動ドアロック機能もあり導入する価値はあると思います
5
自車速度は考慮せず、前方車両との相対速度のみで解析し、警報を出す仕組み
OBD2接続を必要とするオプションアダプターはOBD2端子から車速信号を得て車両が走行しているか停止しているかのみを判断、走行中に前方車両と一定車間距離以内且つ相対速度が低い場合に「近付き過ぎ警報」を発報
走行速度を考慮した相対速度に比例した距離で警報が出る仕組みではない
停止距離が長くなる高速走行時は車間距離を長く取るが必要がある
だが走行速度に関係なく設定した感度(車間距離)まで接近しないと警報が出ないので、停止に必要な距離が設定した感度(車間距離)以上になる速度域に達した場合は「衝突防止」ではなく「被害軽減」じゃないかな?
おそらく高速道路で「あぶない」と警報が出る状況では同一車線上では衝突不可避だと思う(急制動をしつつ車線変更が出来れば回避可能)
オプションアダプターを導入するコトで車速に応じた車間距離での警報を期待しましたが…
それでも単眼カメラ式で認知出来てない先行車両を認識出来てたのでセカンドバックアップとしは有効
信号待ちなどで前方車両の発進に気づかなかった時に通知してくれるスタートインフォーメーションは助かる機能ですが、衝突警報とスタートインフォーメーションの感度(車間距離)調整を別々に設定できません。
当方は大都市部での走行が多く、右左折・高架道路・有料道路入り口など、先を考え車線を選んで走行する必要があり、朝の通勤時は特にそれら特定の車線が車両密度が高くなります。
他の車線はスイスイ進む中、高密度の車線を行列で走行しているのに、下手に車間距離を開けていると分岐の手前で割り込まれます(こちらが急制動しなければならないレベルで無謀な割り込みもあります)
割り込みに対応して減速し十分に安全な車間を確保するとまた割り込まれます。永久に割り込まれそうです。
他府県ナンバーや通勤時間じゃなければ道路事情を知らなくてやむを得ないかな?と思いますが…通勤時間だとわざとですよね
他の車線がスイスイ進む中、皆さん先の分岐の事を考え真面目に並んで走行してたのに割り込まれると、僕の後方ではもっと並ぶことになり真面目な人が損します。
なので心持ち車間距離を短めで走行していると近付き過ぎ警報がバンバン出ます。
かと言って、設定感度を落とす(車間距離を短く設定する)と衝突する寸前まで警報が出なくなります。
後方確認していない車に急に割り込まれるなど急ブレーキをかけるレベルの接近でカメラ式衝突防止装置でけたたましく警報が出てもうんともすんとも言いません
またスタートインフォーメーションも前方車両が動き出したかと思うと即「先行車発進」と通知され、ゆとりのある運転ができなくなります。
逆に安全第一で感度を上げる(車間距離を長く設定する)と「先行車発進」と通知される前にクラクション鳴らされる程スタートインフォーメーションが遅くなり、前方車両がいる時の赤信号での減速時、どれだけ安全な速度で停車しようとしても高確率で「あぶない」と警告が出ます。
以上の特性から感度は"中"で運用しています。
毎朝「車間注意してください」と警報が出まくりです。
が、狼少年にならぬよう前方を注視していない時の警報では即ブレーキに足を運び前方確認を行い役立てています。
あ、それと低感度程ではないですが前方車両がある時の赤信号など「後続車の迷惑を考えたらこれ以上ゆっくり停止できないよ!」って速度で止まろうとしても「あぶない」と警報が出る時があります(笑
このままだとアレなんで役立った例も
大阪市内の阪神高速の出口の先の一般道との合流直後の信号が赤のため車列の流れに乗った極低速走行中に、正面上空に伊丹国際空港(大阪国際空港)への着陸便がドデカく見え、そちらに目を奪われた次の瞬間に近付き過ぎ警報が出てハッとしたことがあります
*前方車両との車間は優に5m以上あり全く危険ではありませんでしたが…
*カメラ式衝突防止装置は車速及び相対速度と車間距離から判断するため、まだ衝突を危惧するレベルではないとの判断で警報は出ていませんでした(車間距離と相対速度・自車速度から計算された衝突までの秒数がまだ安全域の緑色で表示されている段階でした)
肝心の街灯が少ない雨の夜のテールランプを黒く加工した黒いハイエースの認識ですが、雨の日は、レーダーが雨粒やワイパーで乱反射しエラーで機能停止する事があり主目的が果たせたかは疑問です
僕はとても安く手に入れられたので満足ですが、通常の販売価格だと満足できたかは微妙かな?
ですが、後付けできる衝突を防止する安全装置をカメラ式(20万程)に比べて低価格で商品化したユピテルさんは偉いと思います。
新車販売時から安全装置が標準搭載され、後付け安全装置の市場は縮小する一方だと思いますが、社会貢献としてより高精度(車速連動)で低価格な製品を続けて市場へ投入して欲しいです。
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